2018年05月09日

星の写真

最近は星の写真に少し嵌っている。
星景写真とか天体写真といったものだが、デジカメのお陰でフィルム時代の大昔に比べて劇的に敷居が下がっている。
というより、不可能なことが可能になったといった方がいいか。
とはいえ、日本の都市部のような光害地帯では微弱な光の星の写真を撮るのは極めて難しい。S/N比が悪すぎてただでさえ難しい撮影が、絶望的なほどに困難になっている。そもそも都区内では1等星がなんとか見れるという位で、夜空のバックグラウンドは2−3等星くらいの明るさがありそうだ。
このようなハードルの高さに敢えて挑戦して撮影している人もいるが、そういうのはほんとに上級者であり機材も技術も高い人でないと無理だろう。
結果、暗い夜空を求めて遠征しなければならないわけだが、それもなかなかに大変なのである。

天体写真関係のBlogも最近よく見るが、こういうものに入れ込んでいる人たちのレベルの高さに驚かされる。
もともと理系の研究者や技術者だという人が多いと思うが、その科学的な理解度と技術レベル、創意の高い工夫にびっくりする。
ガリレオの時代、否もっとずっと古代より、天体観測は最先端技術であり最先端科学であった。
天体観測と光学技術は一対のものであり、光学技術を高めることが天体観測の進歩と同じであった。
これは現代もそのまま当てはまる。日本はスバル望遠鏡のような補償光学のトップランナーだ。こういった最新の地上望遠鏡の性能はすでにハッブル宇宙望遠鏡を凌駕している。
日本ほどアマチュア天体観測家のレベルが高く、また層の厚い国はない。近年では新星の発見は世界的に研究機関より日本のアマチュア天文家がリードしてきた。

天体観測というと大きい望遠鏡を買ってきて空を覗いてるだけという位のイメージかもしれないが、ほんとは物凄く奥の深いもので科学そのものといえる。天体観測は精密科学技術である。
天体写真に興味を持つと、機材にかかるコストも非常に高く天井知らずだが、その沼に嵌る人達の気持ちはよくわかる。w
天体写真1枚を撮るのにかけるコスト、時間、労力は半端ない。

私のように車を手放してしまった人間はそうそう自由に遠征もできないし、手荷物で遠征するといってもそんなに重い機材を持っていけないので結果、光害地帯でも可能な惑星観測になる。
天体という自然観察の感動のようなものに加え、それをうまいこと写真に撮るということの技術的な難しさがチャレンジングなのである。
今は巷に凄い天体写真が溢れているが、単に見るのと自分で撮るのとでは全く別次元のことだ。
posted by libertarian at 03:07| 東京 ☔| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月26日

朝鮮半島は北に統一されるか?

アメリカは対北の経済制裁を続けてはいるが軍事攻撃はこのままやらずに終わるのであろうか?
軍事攻撃をした場合はその終戦処理が難しいことは明らかであるから、リビア方式で北に核を放棄させれば当面はよしとする考えもあるのだろう。
私も前から朝鮮の南北統一は南が北に飲み込まれる可能性の方が高いと書いてきたが、文大統領になってからその方向に進んでいる。
そもそも文政権は北の傀儡政権である。

しかし、そうなると朝鮮半島が3軍事大国のチャイナ、ロシア、アメリカの緩衝地帯でなくなり、緩衝地帯の喪失になる。
その結果、日本はますます緩衝地帯化する圧力が高まるだろう。しかし半島がチャイナの赤に染まってしまえばアメリカは将来的に東アジアの防衛ラインを維持するのが難しくなる。
アメリカの真の敵はチャイナであるから、北の問題もチャイナ対策の一貫であるはずだが、南北朝鮮の北による統一が実現されれば、半島が実質チャイナ化するに等しく軍事的な敗退となる。また南北統一という形での朝鮮戦争の終結は、アメリカにとっては朝鮮戦争の敗北をも意味する。

今の状況は(チャイナ+北+南) vs アメリカになっており、今までの(チャイナ+北) vs (アメリカ+南)ではなくなっている。
アメリカは今後、南に対する経済制裁もする可能性があるだろう。
今は北の核兵器問題だけがクローズアップされているが、むしろ地政学的な衝突が本質にあり、南が北に飲み込まれつつある状況の方が地政学バランスの変更となり問題だ。

この状況で存在感がないのが、ロシアと日本だ。
日本は拉致問題の解決ができれば当面よしとして半島の北による統一を傍観するだろう。いずれにしても今の日本は傍観しかできない。
しかしアメリカが日和って北にとって少しでも有利な交渉、大団円でまとまれば、一番割を食うのは日本だ。
アメリカが日和るとは北がリビア方式を認めて結果北への経済制裁を解除することだ。これが米朝会談の結論になるとやばい。
ロシアにとって半島は東の辺境地帯だからそれほど重要視していないのかもしれないが、チャイナの勢力拡大はロシアにとってもマイナス要因だ。半島が赤に統一されればロシアは将来的にロシアの東半分の軍事プレゼンスを失うかもしれない。

もちろん、すぐには北による南北統一と半島のチャイナ化はないとして、北にリビア方式を飲ませた後は逆に南への経済制裁などの圧力をかけていき文政権を潰すことで、統一を阻止しようとするかもしれない。
北による南北統一は共産主義ー社会主義ー独裁恐怖政治の拡大であるから、これに対しアメリカは自由主義の旗手としてのイデオロギーをもって対抗しなければ、中長期的には、なし崩し的に東アジアを失いヘゲモニーを失う結果になる。

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2018年02月14日

東芝解体

「東芝解体」(大西著、講談社現代新書)を読んだ。
この数年で日本の電機産業がここまで落ち込んでいるとは知らなかった。
著者は、日本の電機産業、電電産業はともに社会主義的な配分システムでやってきたと指摘する。
電機産業は、NTTという半官半民の独占企業が税金的に電話料金を徴収し、それをさらに電器産業に振り分ける癒着構造があり、これが日本の電機産業の安定収入となっていた。家電産業はNTT仕様のものを作っていればそれでよかった。
電電産業は東電を頂点とする独占電力産業の下請け設備業者として安定収入をえていた。
親玉の電力会社は独占企業として税金のように莫大な電力料金を徴収してきた。
このような社会主義的配分により、安定収入を得ることができ、それがまた本業であったために、他の事業は半導体でも家電にせよ赤字でも許される傍流の副業だった。これがグローバル競争が激化することで、それを専業として必死にやっている外国の勢力に負けてしまったというものである。

家電産業は、親分のNTTがダメになることでミルク供給が減り、電電産業は311で親分の電力会社がだめになることでやはりミルク補給を受けられなくなった。その結果、この数年で日本の電機産業はぼろぼろになってしまった。

日本の電機産業、電電産業に対するマクロな見方としては、このような観点は成り立つのかもしれない。
こうしてみると、日本の家電産業、電電産業に対する経済産業省の影響力の大きさが見えてくる。経産省によるNTT、東電支配から間接的、hierarchicalに日本の全ての家電産業、電電産業はは社会主義的に支配されてきたのであろう。

しかし、これに加えて20年以上にわたるいまだに終わっていない財務省ー日銀によるデフレ政策があった。
経産省の社会主義的な産業政策に加えて、さらにマクロな要因として財務省ー日銀のデフレ政策があったといえる。
これを指摘しないのは片手落ちであろう。

日本の家電産業は東芝が解体し、シャープがつぶれ、NEC、富士通も風前の灯、日立、三菱も一時より半分以下の規模となった。ソニーもハイテク分野で国際競争力は失いつつある。パナソニックは電池頼み。
ソニーのような独立系の電機会社は方向転換を試みているが、東芝を典型とする政府との癒着のつよい大企業ほど後退が著しい。

つい最近まで日本の国際競争力の要はハイテク電機産業と思われてきたが、それがもはや総崩れの状態だ。
インターネット登場以来アメリカではGoogleだAmazonだと新しい産業が台頭してきたが日本には何もない。

ただ日本の大手家電産業は日本のエリートエンジニアの良くも悪くも受け皿だったわけだが、これらが解体することで技術者の囲い込みが弱まり、人材の再配置 reallocationがこれから大規模に起きる。
日本は経産省を廃止し、社会主義的な計画経済、産業政策をやめることが必要だ。

posted by libertarian at 10:20| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月02日

チャイナ製のスマホを買ってはいけない

最近、チャイナ製のスマホが日本市場に価格攻勢をかけてきている。ファーウェイとかOPPO、ZTEとかだが、こういったチャイナ製のスマホの販売は規制をしたほうがいい。
なぜなら、チャイナ製のスマホにはバックドアが仕掛けられているからだ。
チャイナではスマホのメーカーに、バックドアの設置をテロ対策と称して義務付けているそうだ。ということは、チャイナ製のスマホに必ずバックドアはあるのだ。顔認証セキュリティがどうのこうのと謳っていても、バックドアがあればセキュリティはゼロだ。

そもそも、テロ対策といっても実際のところバックドアはテロの防止にはならず、逆にテロ攻撃用に使える。
ファーウェイとかチャイナの大企業は全て軍閥企業だから、そういったバックドアの情報も共産党に上げているだろう。もし、チャイナ製のスマホのシェアが日本で高まれば、大規模なサイバーテロ攻撃がスマホ経由で可能になる。
アメリカではファーウェイ製品を公的部門で買ったり使ったりすることは禁止している。
ファームウェアレベルで埋め込まれているようなので、対策もできない。

最近のチャイナ製スマホの価格攻勢はサイバー戦の一環としてみた方がいい。常識では考えられないことを平気でする連中だということを忘れてはいけない。

#ちなみに、チャイナ製と台湾製は区別しないといけない。Asusとかは台湾メーカーだ。

日本の国産PCは総崩れでもはや大きなところは残っていない。
NEC、富士通のPC部門はチャイナのレノボに吸収されたし、東芝のPC部門はASUSに吸収されるようだ。
PCやスマホといった民生品がチャイナに独占されると非常にまずいことになる。
せめてPCやスマホはアメリカや台湾のメーカーにしておいたほうがいい。
posted by libertarian at 21:21| 東京 ☁| China problem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月28日

3月開戦

北朝鮮討伐がオリンピック後すぐだとすると、平昌オリンピックが2/9-25なので3月中だろうか。
少なくとも1−2か月の間には起こることになるだろう。
今年は平成最後の年だが、かなりの激動の年になるかもしれない。

北討伐後のアメリカの終戦戦略はわからないが、北をチャイナ管理の緩衝地帯として残すことになれば、チャイナの前線が日本に一層近づくことになる。しかし、やはりチャイナ管理で進む可能性は高そうだ。朝鮮はもともとチャイナの下僕であるから、その方が混乱が少ないだろうし、アメリカはこんなところにエネルギーを注ぎたいとは思っていないだろう。アメリカの北との戦争目的は明白であり、北を叩き北からの核兵器拡散を防止することにある。その戦争目的さえ果たせば当面はいいのだろう。
そして北が完全にチャイナの傀儡政権になると、今度は南朝鮮が100%緩衝地帯化し日本もさらに緩衝地帯化の度を深めることになるだろう。

既に日本へのチャイナの侵略は着々と進行中であり、独裁組織だから方針にブレは全くない。対する日本は全くの無防備のままだ。習近平の方針の通りに行けば2020年までにはチャイナは第2列島線を突破する予定らしいから、南の島々もかなりきな臭くなるだろう。沖縄はすでにチャイナの傀儡政権が支配している。

安倍政権は電波オークションを進めるとしているので、これは意外と現状変更する上での突破口になるだろう。日本の既存メディアもかなりの程度チャイナに支配されつつあるので、メディアは日本にとって獅子身中の虫だ。これをまずは駆除しなければならない。

posted by libertarian at 09:59| 東京 ☀| China problem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月17日

Volta

今年は最新型のパソコンを新調したいと思っている。
性能重視でデスクトップにするか、小型性を重視してノートにするかは悩ましい。
実際はデスクトップを買うのが正解だが、デスクトップは無用にでかくなり、デザイン的にも魅力がないのが問題だ。デスクトップはもう少しサイズやデザインを考えたものがあるといいのだが、意外と選択が難しい。
もしくはThunderbolt3のついたノートPCにeGPUをつけて使うというのも捨てがたい選択肢だ。TB3を付けたノートパソコンはますます増えてきているので選択肢は広くなった。
スペック的には
CPUは第8世代インテル
GPUはNvidiaのVolta
が条件だ。
VoltaになるとAI計算がPascalの一挙に10倍になるらしいのでVoltaが出たらすぐに手に入れたいものである。

マシン速度というのはどこまでいっても相対的な性能に過ぎない。その時々で最新のマシンは過去のマシンに比べて随分と速くなったと感じるが、数年すると見劣りした性能になってしまう。w
ビデオ編集でもするのでなければ、別に今のマシンでもさしたる不満はないが、AI計算をするときは最新のGPUが必要だ。何にするかはVoltaがでてから考えればいいので、購入はまだ少し先だ。
posted by libertarian at 22:17| 東京 🌁| Computer | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月11日

Vimとエディター

Lisp界隈では、昔はもっぱらEmacsが信奉されていたが、最近はむしろVimの人気が一般には高いようだ。
VimはUnixの標準エディターとして、好む好まざるに関わらず使う必要があったりするが、Vimのその強力さが最近は取り沙汰されている。そもそもエディターなんてものはなんでもいいと基本思うわけだが、モノ作りは道具にこだわるという側面も大きいので、エディターというのは永遠のテーマの一つであろう。

ググってみたところ、最近の人気エディターは次の4つ
Atom
Sublime Text
Visual Studio Code
Vim

この4つのどのエディターも使ったことはある。というか、この4つで最近私が使っているのはSublimeText以外の3つ全部だ。w
特にVSCは、つい最近使い始めたが、現代的なエディターの良いところを集めたような作りで、かつ安定感が高くて気に入っている。さすがマイクロソフトだ。w
この中でEmacsは入っていないが、やはりEmacsのような古いIDEを使う理由がもはや分からない。
それでも高機能なエディターほど、学習コストが高いので、その人が使い慣れたものを使うのが一番効率的なのである。

学習コストという点では、やはりVimの学習コストは非常に高いと思う。
Vimはモードというものを持っていると通常説明されるわけだが、私はVimにはモードなんてものは存在しないというのが持論である。
一言でいえば、Vimには元々テキストの編集、作成をすべてコマンドで行うというシンプルなポリシーがあるのだろうと考える。これはユニックス的なシンプル哲学だ。
そして、このすべてがコマンドであり、コマンドは組み合わせ可能という点が、膨大なコマンドの組み合わせを生み、Vimの応用性の高さに結びついている。

例えば具体的に言えば、ノーマルモードからa,iなどでインサートモードに入るというが、実際はa,iはインサートコマンドであり、入力テキストは引数である。そして、Escでインサートコマンドを終了させているわけだ。
だがしかし、最近のVimは初期のViと違い矢印キーやバックスペースが(いわゆる)インサートモードの時に使える。元々は単なる引数にすぎないテキスト入力の状態で、このような動作はやや不可解であった。
しかし、どうもこのからくりは単純なようだ。
おそらく、矢印キーなどを一度でも使った時点で内部的にはインサートコマンドを終了させ、カーソル移動が終わった時点で自動的にインサートコマンドを起動するというような処理をしているのであろう。
そう考える根拠は矢印キーを使うとUndoの単位が異なってくるからである。
それに、この位の処理ならプログラムを大きくいじらないでも簡単に実現できるだろう。
やはり、インサートモードなんてものはなく、インサートコマンドしかないのである。ww

ただし、コロン(:)を押したとき、コマンドモードといわれるウィンドウの下に入力欄が移る部分だけは異質だ。
実際のところ、コマンドモードとはVimからExエディターを内部に起動してExのコマンドを動かしているのだ。
ファイル処理などはEXコマンドに分担させているともいえる。このEXエディターが起動した状態だけは異質なものなのでモードと言ってもよいかもしれない。
EXエディターはVimに取り込まれたミトコンドリアのようなものだ。w
もともとVimとはEXというラインエディターをスクリーンエディターに発展させたものなのだが、それがExを取り込んでいるのだ。

Vimはすべてがコマンドであるということと、コマンドには反復可能な単位があるという点がVimのポイントだろう。この反復可能な単位を理解することでVimの膨大なコマンドの組み合わせが威力をもつようになる。
posted by libertarian at 11:55| 東京 ☀| Computer | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月03日

Alpha Zeroと学習コスト

去年はAlphaGoが話題になったが、早くもAlphaGoは引退し、完全な教師なし学習の強化学習を用いたAlphaZeroが登場した。AlphaZeroとAlphaGoを100回対戦させたところZeroが100戦全勝だったそうだ。
やはりAIは強化学習が主流となりつつある。
もしDeepMind社が将棋AIに取り組んだら、今の最強のコンピューター将棋ソフトよりも圧倒的に強いものを数日で開発するだろう。

AlphaZeroはたった3日間の強化学習でこれだけの力になったそうだが、これはGoogleの恐るべきコンピューターパワーを使ったから可能であった。
もしGTX1080のSLI接続で2つ使った程度のマシンで同じことをやろうとしたら1500年位かかる計算らしい。
今のところGTX1080のSLI接続のマシンは個人で動かせるほぼハイエンドのマシンスペックであろう。
ざっと計算するとDeepMindが使ったGoogleのマシンパワーは、このGTX1080のSLI接続で2連マシンの20万倍位の計算力ということになる。
#1500*365/3=182500 -> 約20万

学習させているときはGPUはほぼフルパワーで動いているのでGTX1080は300Wくらい消費する。
2つで600w。
この20万倍の電力となると、600*200000wとなる。
日本だと電気代は大体1Kw=30円/h
これで計算すると
120,000Kw*24h*3*30yen/kwh=259,200,000円

つまり、日本でこの学習を行うと、ざっと2億6千万円の電気代がかかることになる。
しかし、Googleは電気代の安いところで運用しているから、実際はこの1/3以下だろう。
それでも9千万円程度のコストがかかることになる。
さすがにこれだけコストがかかると、そうそう将棋でもちょっとやってみようかということにはならないのであろう。w
だが、同じ方法論で囲碁よりも将棋の方が学習コストは低く可能であろう。
posted by libertarian at 19:36| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月25日

アジア版NATO構想

伊藤貫が言う通り、日本が軍事的に独立しなければならないというのは全くもってそのとおりだ。今のような自衛権をも放棄するかのような戯言がまかり通っているのは異常であり、もしそんな戯言がこの先も通じるとしたら日本はチャイナに侵略されているだろう。

しかし、私が思うに日本は戦後一貫して緩衝地帯となりさがっており、国家のつもりではいるが、実際は緩衝地帯に過ぎなかったのが現実という観方だ。もし日本が軍事的に独立するとしたら、日本が地政学的にも緩衝地帯でなくなっているという状況が必要だろう。ソ連が崩壊して、日本は対ソの緩衝地帯ではなくなったが、チャイナの台頭により今ではチャイナの緩衝地帯となっている。もし、ソ連崩壊後に中共を叩き潰していれば日本は今頃、緩衝地帯ではなく、まっとうな国家になっていたかもしれない。

今の朝鮮半島は純粋な緩衝地帯であり、そこにある南北朝鮮は国家のような顔をした緩衝地帯に過ぎず、目糞鼻糞で日本も半分以上は緩衝地帯である。
そして北は核を持つことで単なる緩衝地帯から、一丁前の独立国家になろうとしているわけだが、これはうまくいかないのは確実だ。核を持つだけではダメなのだ。核を持つだけでは独立国家にはなりえないのである。核を持ったところで、地政学が変わらないからだ。

仮に北がチャイナに吸収されるとしたら、その分、南朝鮮と日本の緩衝地帯化が一層進むことになる。
朝鮮半島が緩衝地帯でなくなるとしたら、朝鮮半島がチャイナに完全吸収されてしまうか、チャイナの中共が崩壊してチャイナが自由主義圏になるかしかない。

しかし自由主義圏の民主主義というのは脆弱なシステムである。今はトランプがアメリカ大統領となり、戦後レジームがうまくいけば変わるが、またもしオバマ政権のような民主党極左政権に政権交代すればとてつもない反動が確実にくるのだ。このような不安定さがつきまとう。日本はアメリカの選挙結果次第で国家の命運が変わってしまう。これは緩衝国家の悲しさといえる。

だからこそ、日本は軍事的な自立を果たさなければならないというのはその通りだが、そうした場合、へたをすると北と同じ末路をたどってしまう危険性もある。地政学を塗り替えようとすることは容易なことではない。
日露戦争の頃の日本は、当時の地政学を維持しようとした。ロシアに対して朝鮮半島を緩衝地帯として日本の防波堤にしようとしたわけだ。地政学を塗り替えようとしたわけではなかった。

だが対米戦後は日本は自らが緩衝地帯となってしまい、地政学を維持したり塗り替えることのできるプレーヤーではなくなってしまった。その点で、高橋洋一氏の唱えるアジア版NATO構想は現実的かもしれない。
日本はしばらくは自らではプレーヤーにはなれないが、NATOのようなアジア版軍事同盟に入ることで緩衝地帯化を弱めることができるかもしれない。

そしてアジア版NATOによって今世紀中にチャイナ中共を叩き潰せば、日本も真の独立国家となる地政学的条件がやっと生まれる。日本が真に独立国家になるためには、チャイナ中共を叩き潰す必要があるのである。

posted by libertarian at 20:12| 東京 ☀| ドナルド トランプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

北朝鮮討伐後の戦後処理予想

「朝鮮半島終焉の舞台裏」(高橋洋一著)を読んだ。
高橋氏の予想は、大体私の予想とも近いのだが、終戦処理として北をチャイナに支配させるだろうというのが私の予想と異なる点か。w
高橋氏がそう予想する根拠はアメリカがチャイナの譲歩を引き出すために、現在の北の戦後管理はチャイナに行わせるだろうと見ているだめだ。
しかし疑問なのはチャイナに対しててそこまでアメリカがほんとに譲歩しなければならないのかどうかだ。
もしアメリカがほぼ単独軍事行動をしたとしたら、そこまでチャイナに譲歩するかどうかは分からない。

チャイナの海洋進出にとっても今の北がチャイナの邪魔者になっている以上、チャイナが北を切り捨てるのは自然だとしているが、アメリカが北をそのままチャイナにゆだねるだろうか?
私は、アメリカは南に統一させるのが妥当だろうと思っていたが、もう一つの案として38度線を北にずらし、新しい国境線より上を純粋な緩衝地帯として作るという手もあるかもしれない。

もし、北の体制が抹殺されれば、アジアの軍事バランスは大きく動くだろうが、もしアメリカが長期的に本当の敵をチャイナと見定めているのであれば、ここは南に統一させる形で動くのではないかというのが私の予想である。チャイナ共産党という真の敵に塩を送るような真似は下策であろう。

この本で20年前のチャイナ、南朝鮮、ロシアと日本の名目GDP比(ドルベース)が書かれている。
20年前と今とで次のように変化している。
チャイナ : 21% -> 226%
南朝鮮  : 12% -> 28%
ロシア  : 9% ->26%

チャイナの伸びが異常で20年で10倍以上に伸びている。
日本はこの20年デフレ政策で伸び率が異常に低かったということが大きいが、やはりチャイナの発表している値が例のごとくで嘘だということだろう。高橋氏は公式発表の3分の1程度だろうと見積もっているようだが、そうすると日本とのGDP比は今でも75%程度となる。実際この位であれば伸び率が20年間で3倍程度とリーズナブルな気がする。w

チャイナの公式発表は全て嘘出鱈目であるのは周知の事実であり、そんな数字を根拠にチャイナの力を過大に見積もってしまうと、またぞろ中共との戦略的妥協だの戦略的忍耐といったバカなことを言い出す輩がでてくるので要注意だ。

#この点、西部一派の一人である伊藤貫氏などもだめだ。彼はミアシャイマーなどにも影響されているが、西部一派ということからも要するに東大駒場リベラルなのである。w 伊藤貫や西部すすむは、アメリカ大嫌いでアメリカの悪口は言うが、チャイナの悪口などほとんど言わない。w
posted by libertarian at 19:19| 東京 ☀| China problem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月19日

難聴とイコライザー

オーディオでイコライザーというのは昔は邪道と思い見向きもしてなかったが、最近、イコライザーの重要性に目覚めた。
そもそも、年齢とともに大なり小なり耳は悪くなっていく。そうなると各自の耳に合わせて周波数ごとにイコライザーで調整しないとかえってバランスが崩れる。オーディオ評論家の人たちには年配の人も多いが老いた自分の耳の周波数特性という足元性能をちゃんと把握しているのであろうか?w
自分は片耳が難聴であるため、悪い方の耳だけで音を聞くと壊れたラジオのような音になる。

iPadにはRとLで別々にイコライズできるTSC Musicというソフトがあるのを発見し、試したところ非常に具合がよい。以前はSoundFocusという同様のiOS用ソフトがあったが今はない。
元々、難聴者などを対象に考えられたソフトのようだが、素晴らしい。難聴の人間は是非、導入したほうがいい。残念ながらAndroidにはこのようなソフトは調べた限り見当たらない。

突発性難聴になると多くの人は酷い耳鳴りに悩まされることになる。この耳鳴りの原因は分かっていないが、(というか耳のメカニズムなど全くなんにも分かっていないと思われるが)正常な耳では聞こえているが難聴の耳では聞こえていない周波数の音が耳鳴りの周波数になるというのが私の経験上の事実だ。

自分は最初が重症の突発性難聴で音の全域がほぼ全く聞こえなくなったために、すさまじい地下鉄の中のような轟音の耳鳴りがしていたが、その後、運よく回復するにつれ、特に聞こえない高周波の音が耳鳴りとして残った。
このいつも耳の中でなっているキーンという音がどのくらいの周波数なのか興味がでてちょっと調べてみた。
これのテストにもiPadのアプリで特定周波数の音をだすものがあって便利だ。
結果、どうも耳鳴りの雑音の周波数は8KHz前後の音だと思われる。もしくは8KHZ以上の周波数音域全体がまざっている音なのかもしれない。
これ以上の周波数音域になると実際ほとんど聞こえないが、脳内では耳鳴りとして鳴り響いている。

しかしイヤフォンで難聴の側の耳にこの8KHz位の音を大音量で流すと、かすかではあるが聞こえる。そして、その音を消すと、その後、しばらくはキーンという耳鳴り音もなくなる。
これはなかなかに面白い現象である。
つまり難聴の耳では実際は聞こえない周波数の音が耳鳴りとなって聞こえているわけだが、その音を大音量で無理やり流すと耳鳴りが少しの間であるが消える。これをどう解釈するかだ。鍼灸治療では、耳鳴りの現象を聞こえない音を脳が探しているといった東洋的な表現をする人もいるが、メカニズムは不明であるものの、そういうものなのかもしれない。
普段聞こえない周波数の音を大きくして無理やり耳に聞かせることで脳はその音が聞こえると判断し、音を探すことをやめるわけである。w
発病の初期は音全域が全く聞こえなかったので、全音域が耳鳴りとなり地下鉄の轟音のような音になっていたわけだ。

最近は音楽はデジタル化されたおかげで、RとLで別々のイコライズをかけるようなことが容易にできるようになった。
スマホでもHtc10とかHTC U11などこのRL別々のイコライズ機能がデフォルトでついているものもある。
またAumeoというヘッドフォンアンプはこの機能に特化している。
こういったデジタル機器を活用することで、難聴の人でも音楽をもっと楽しめるようになるはずだ。




posted by libertarian at 20:39| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月14日

国家のOS

国家をコンピュータになぞらえてみるならば、司法、立法、行政という三権システムはOSの構成要素と見ることができる。もし国会が立法府として法律というOSコードを作る処とみれば、行政組織はOSの指令通りに動く周辺インタフェースというかんじか。

独裁国家は、このような仕組みはない。独裁国家と、いわゆるデモクラシーの国の違いとは何なのかというと、一つにOSコードを作るところが変更できるかできないかという違いがある。デモクラシーの国では立法府の国会議員は選挙によって交代させられるが、独裁国家では変えられない。もし自力で体制を変えるにはクーデターしかないが、それは強権によって弾圧され一切の抵抗ができない強力な暴力装置が作られている。

いわば、デモクラシーとはオープンなOSであり、独裁国家はクローズドなOSといえるかもしれない。
独裁国家にはOSそのものがないといってもよい。なぜなら法律そのものがなきに等しいからである。w
OSなきコンピューターシステムといえば、ベーシック言語しかなかったパソコン黎明期のPC98シリーズみたいなものがあるが、そういった古い原始的なパソコンシステムに近いのかもしれない。
一方のデモクラシーはオープン性が高いネットワークコンピュータのようなものだ。オープンである分、侵入が容易である。一方の独裁国家は完全にクローズドな時代遅れのぽんこつのパソコンである分、侵入が容易でない。w
しかし、こういったデモクラシー国家と、チャイナや北のような独裁地帯とのセキュリティ上の非対称性というのは意識しておかねばならない。デモクラシー国家の方が高度に進歩はしているが、セキュリティ的な脆弱性がむしろ高い状態にある。

いままでは、国家とはスタンドアローンマシンのOSだったわけだ。そこにテロリストがクラッカーのように侵入してしまえば、なんでも思い通りにできるという極めて脆弱なシステムだった。
パソコンもその初期には、やたらとオープン性が強調され、オープンなことがいいことだとされていたが、そのうちセキュリティ問題が深刻に認識され始め、セキュリティ管理やウイルス防御が必要だということが徐々に認識されだした。

アメリカも第2次世界大戦後に、CIAのような情報セキュリティ部門がようやく作られたわけだが、その前身のOSSがソ連の工作員だらけであったために、戦後のCIAもかなり脆弱な組織となったようだ。
それでも情報セキュリティの重要性が徐々に認識され始め、セキュリティソフトに相当する機能をOSの中に取り組もうとしたわけである。
ソ連の工作員テロリスト=クラッカーの脅威を認識した結果であった。

日本の場合は、セキュリティ機能が0の旧いレガシーOSを全く修正することなく使っているに等しい。結果的に今の日本のセキュリティは軍事セキュリティも、情報セキュリティ的にもゼロなのである。とてつもなく、やばい状態にある。国家の第一の存在目的は国民の集団防衛=セキュリティにあり、いわゆる福祉なんてものは本来の目的の一つですらないのだが、このことが理解されていない。

さらにいえば、セキュリティとは免疫機能にも似ている。それは自他の識別機能が基本となる。
ネットワークでいえば、信頼関係のあるグループだけで構成しなければならない。ネットワークの中に敵の侵入をゆるせば、最新のコンピュータもセキュリティは簡単に崩壊する。
どんなに戸締りを固く防御していても、一旦武装した強盗に家の内部に侵入されてしまうと打つ手がないに等しい。
いわゆるMITM攻撃(=Man In The Middle Attack)には今のコンピューターシステムは打つ手がないのである。ソ連のコミンテルンは、容易に権力中枢のネットワークに侵入することができたが、これをさせない厳格なセキュリティ上の仕組みがOSそのものに必要だ。

アメリカが機密を日本にあまり渡さないというのはあまりにも当然のことであり、それは日本というセキュリティ機能がゼロでウイルスに感染しまくったパソコンをネットワークにつなげることに等しいからである。

今は日本でも、軍事費を増やすべきとか、サイバー部隊が必要だとはしばしば言われるし、当然にそれは必要なことなのだが、もっと法的な部分でセキュリティを担保しないといけない。
法律というOSにセキュリティ機能を加えなければならない。
posted by libertarian at 13:31| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月13日

日本は誰と戦ったのか

江崎道郎氏の「日本は誰と戦ったのか」を読んだ。
この本は、今までの江崎氏の著書の内容を分かりやすく、新情報を加えながらより広い読者層に向けて纏めたものだ。
私は江崎氏の本には以前から注目していたので、江崎氏の知見が世に広まるのは喜ばしい。

江崎氏のアメリカを一枚岩で見てはいけないという話しは、私もリバタリアニズムを調べる中でしばしば感じたことである。日本に、朝日やNHKや民進党のような左勢力が傍から見て強いようにみえても、声がでかいだけで、それだけではないのはどの国でも同じことだ。日本の左派はメディアと教育システムを牛耳っているが、結局、政治的には安倍政権が支持されており、アメリカではトランプが大統領になったことからわかるようにアメリカにもまともな勢力はいて、トランプ大統領を誕生させた。

しかし、20世紀におけるソ連のコミンテルンと中国共産党の工作の影響力は決定的で、まったくもって恐るべきものである。コミンテルンの作り上げたウイルスが民主主義政権の中枢に感染し、コンピューターウイルスのように世界を破滅的な状況に導いたのが20世紀であった。
日本では近衛内閣が、尾崎秀美のようなソ連の工作員だらけであり、アメリカではFDRの周りと行政組織のトップに至るまでソ連の工作員だらけであった。
これはコンピューターにウイルスが感染しシステムが乗っ取られ、スターリンのコミンテルン=ウイルスの意のままに操られていたのと同様だ。
その結果、世界は恐るべき悲惨な地獄をみることになった。
要するにアメリカも日本もスターリンのコミンテルンの工作により、敗戦革命戦略にそのまま乗せられて全く意味のない悲惨な総力戦を戦わされたのだ。

これが最初から最後まで、コミンテルンの敗戦革命のシナリオ通りになったのだから恐ろしい。そしていまだに共産党の敗戦革命戦略は日本でもそのまま生きているのだ。
スターリンのコミンテルンは自らは戦わずして、さらに恐るべき低予算で、つまりウイルスだけで世界を地獄に追い込んだのだといえる。

本書はアメリカのスタントン エバンスという保守派の歴史家たちのコミンテルン研究の紹介でもあるが、これらはベノナ文書の公開により実証的にも明らかなものになりつつある。アメリカ国内でもこの保守派による地道な歴史研究が徐々に広まりつつあるらしいことは喜ばしい。

ちなみに江崎氏の講演はYoutubeで沢山公開されているので、是非見るべきである。江崎氏は文章もうまいが講演での話も非常に巧みである。
例えば、以下の講演。

中国共産党に牛耳られた戦前日本の政界・言論界 【CGS 神谷宗幣 第56回-1】
https://www.youtube.com/watch?v=abkpQRNElYQ
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2017年12月09日

虫歯の話

「名医は虫歯を削らない」という本を読んだ。
私は過去に歯を削られてインレーだらけである。歯医者に行くたびに削られまくるのでそうなった。
しかし、糖質制限をしてからは歯垢がほとんどできないことに気づいていた。このことは先日読んだ夏井氏の本にも書かれてあり、やっぱりそうかと思っていた。
この本を読むと、虫歯予防には砂糖を摂らないこと、歯周病予防には糖質制限をするべしと書いてある。

どうも今までの日本の歯科の治療なるものは根本的に間違っていたようだ。欧米では20歳以下の若者の永久歯は削ってはいけないというルールがあるらしい。しかし、日本の歯科医師は逆に削ってなんぼという医療報酬システムであるためにガンガン削りまくる。しかし歯を削るとエナメル質というガラス質にちかいものに微細なクラックが大量に発生し歯全体に深刻なダメージを与え、そのうちに神経を抜くはめになり、さらには歯根も腐って歯周病になりついには歯を抜く運命になるらしい。さらには抜歯によるボーンキャビテーションで歯茎に慢性的に多くの細菌が住み着くと免疫力が低下しガンの引き金にもなるらしい。

また食後すぐに歯磨きをするように日本では一般的な指導をしてきたが、食後すぐの歯磨きは歯にかえってダメージを与える。食後30分以上たった後にやらないと逆効果だそうだ。

この本を読むと日本の歯科も先進国水準からはとてつもない後れをとっているらしいことがわかる。ほとんど後進国レベルだろう。これが事実だとすると日本の歯科治療と予防歯科は犯罪的に間違っていたということだ。
まずすべきことは歯科医に対する医療報酬=インセンティブシステムを180度転換しないといけない。欧米の医療報酬と日本のそれは180度違う。あちらでは歯を削るのは逆に減点対象で、どれだけ予防できたかで評価されるらしい。

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2017年12月02日

モノラルオーディオ出力

知らなかったがWindowsもモノラルオーディオ出力がWin10のcreators updateから可能になったようだ。
設定→簡単操作→その他のオプションで、モノラルオーディオ出力を選べる。
iOSは最初からそういう機能があったが、MSもやっと追随したようだ。

こういう機能は地味だが片耳難聴者にとっては必須ともいえる。これをケーブルで実現するのは意外と大変なのである。
しかし、ステレオ録音したものをモノラルに変換するのは無理があることに変わりはない。
できれば録音の段階から、モノラル録音とステレオ録音の両方をしてほしいものである。w

またモノラル出力したものをステレオの2台のスピーカーから出力するのはよくない。
ステレオ音源のRL出力を合わせただけのモノラル音声を2台のスピーカーで出力するとまずいことになる。これは、おそらく音の定位が左右同時に生まれるためであろう。
少なくともモノラル出力したものは1台のスピーカーで再生する必要がある。

音楽ーオーディオ業界はステレオというVR技術に偏向しすぎてきたが、モノラルというある意味旧い技術を新しい技術として捉えなおしてほしいものである。
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2017年11月29日

モノラルスピーカーのすすめ

最近、ブルートゥーススピーカーの性能が良くなりいろんな機種が出ている。
一つにブルートゥースのヴァージョンが上がってデータ転送量が多くなったからであろうと思っていたが、ちょっと調べたところそういうわけでもなさそうだ。むしろDACの性能向上のおかげなのか?
また、BTスピーカーはモノラルスピーカーのものが結構あるのが良い。
前にも書いたがステレオというのは一種のVR技術であるが、片耳が難聴の場合、片目を閉じて3D映画を見るような状態になってしまうのである。
であるからして、片耳が難聴の人間はステレオをやめてモノラルスピーカーで音楽などを聴くのが正解である。
もとより、現実の音はステレオではないのであり、沢山の点音源からの音を聴いているのである。

いろいろと検討した結果、Bang & OlufsenのBTスピーカー、BeoplayA1を購入した。これが実に素晴らしい音で正解だった。
音は深みがあるHiFiサウンドでどこから聞いても違和感のない音場を作り出す。スピーカーから音がでているというのが分からない感じだ。最近のB&Oはモノラルスピーカーシステムをいろいろと出していて他のも試してみたくなる。w
TivoliAudioもモノラルスピーカーラジオのModelOneなどを出していて、これを私はPCスピーカーとして使っているが、音場を作る感じではない。値段は同じくらいだがB&Oの方がずっと格上の音という印象。

今はステレオ全盛で音源がほとんど全てステレオ音源なのでモノラル再生にはステレオ音源をモノラルにする必要がある。これが意外と面倒な問題となる。しかしブルートゥースのモノラルスピーカーだとこれを機械側で処理してくれるのが簡単でよい。
posted by libertarian at 22:22| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月20日

バイオハック

「最強の食事」(The Bulletproof Diet)をざっと読んだ。
これは、シリコンバレーで若くして成功し億万長者となった著者が自らの食事体験から最強の食事を考察した本である。いわばn=1の実験をしているわけだ。しかし医学というのは通常nが小さいデータでいろいろと推測するものであるから、自らの体で実際に試すというのは悪くはないのかもしれない。少なくとも自分的には常に正しいわけだが、判断は多分に主観がまじり客観性はあまりない。しかしそれでも構わないのだ。w

この本でも糖質制限について書かれている。著者は痩身法はいろいろと試みたそうだが唯一、糖質制限でのみ痩せることが可能だったと述べている。意外と糖質制限は欧米でも一般的になっているようだ。日本の糖質制限ブームは夏井睦氏とかが火付け役になり、糖質制限に対する解釈は欧米のそれとは少し異なるようではあるが、近からずといえど遠からずの認識がありそうだ。
この本の著者はIT系の技術者だが、生化学や生理学を独学してそれを交えて最強の食事を考察している。私の印象では短絡的で飛躍したところもある気がするが、そこがこの本の面白さでもある。w

この本には完全無欠コーヒーについて書かれていて、最近は静かなブームとなっているようだ。
これは高品質のバターをコーヒーに入れて飲むもので、バター茶のコーヒー版だ。
日本は関税のせいでバターが非常に高い。ニュージーランド産のグラスフェッドバターは日本のバターよりは2−3割は高価だが、確かに高品質だ。grass fed つまり放牧牛のミルクから作ったバターである。

食事というのは、いままで美食の文脈で語られることが多かった。それが健康という文脈に変わってきたわけだ。つまり快楽としての美食から、ストイックな健康志向の食事に変わってきたということだ。
快楽としての美食を続けると健康を害して、あとあと苦痛をもたらすが、ストイックなあまりおいしくない食事を我慢してとれば体が健康になり、いいことばかりだという感じだろう。w
この本はそのような美食や健康という文脈からはまた少しずれたところに新しさがある。この点は糖質制限も同様だが、美食を拒否しているのではなく、もっと具体的に体に悪い成分を含む食物を識別して意識的にそれら摂取しないように気を付けるということだ。その一つがでんぷん質であり、ご飯、パン、麺類になる。
実際、糖類を摂取すると麻薬同様に脳内に快楽物質が放出されるらしい。

私も1年くらい糖質制限を続けてきて、体調、気分が調子よくなったことは実感している。たまに、ご飯を食べるとうまいが、その後眠たくなってしょうがない。体もだるくなり重くなる感じだ。
これが肉だとかなりの量を食べてもそんなことにはならない。でんぷん質中心の食事体系から離れるには肉類を上手に調理することが大事であり、そのためには低温低速調理をするのがよいというのが私の考えである。
posted by libertarian at 02:28| 東京 ☀| DIY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

技術の進歩と料理

コーヒーは今までマシーンで淹れて飲んできた。マシーンで淹れるのは簡単手間いらずですぐできるのがいい。
また最近はコーヒーマシンも比較的買いやすい値段で高性能なものが手に入るようになってきた。
が、しかし、やはりコーヒーのようなものは手で淹れるのが正解かもしれない。
ドトールコーヒーは、開業当時かなり高価だったコーヒーマシンを導入することで安定した品質のコーヒーをアルバイトでも提供することを可能にしたのがビジネスモデルの成功要因であったと思う。
コーヒーのような繊細な嗜好品は、マシンの性能で味が随分と変わるのである。
高性能なマシンなら熟練した喫茶店のマスター同様の抽出が可能だ。

とはいえ、自分で飲む分ならばそんな品質管理的なものはどうでもいいので、自分で豆を挽いて自分でコーヒーポットで抽出するというひと手間をかけた方がいい。実際のところ、その方がおいしく作れるのである。
料理も繊細な部分がなければ結局のところジャンクフードにしかならない。w
最近、水島流低温低速調理に凝っているが、温度管理、重量計算と塩分計算は極めて繊細で、これが調理のポイントとなる。

最近はセンサー類がコンピューターと同様に高性能かつ安価になってきたというのが大きい。デジタル温度計の反応速度は従来のアルコール温度計に比べてはるかに速いし、デジタル重量計も高性能かつ高速だ。
昔は重さひとつを計るのもかなり大変で、多大な神経と時間を要したから調理のワークフローに取り入れるのはほぼ無理だったが、今なら家庭でも十分に可能になった。

低温調理では、水温をコントロールするための恒温槽を作るがこれなども水温を±0.1℃で制御できる機械が1万円程度で手に入るようになったから可能になった。昔は恒温槽は高価、かつ、でかかったが、今では小型の筒を鍋につけるだけで可能だ。肉の調理においては40〜80℃くらいの幅の温度コントロールが必要になるが、これは水温で制御するのが一番正確にできるのである。

つまるところ、低温低速調理は今のセンサーやコンピューターの技術があってはじめて一般家庭でも可能になった技術だ。センサーやコンピューターの性能が劇的に向上しかつ劇的に値段が下がったから使えるようになったというわけだ。


posted by libertarian at 00:48| 東京 ☀| DIY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月29日

アウトドア料理

低温調理をしていて思ったが、アウトドア料理とは、ようするに低温調理なのである。
七輪や焚火の上の遠火で肉などを焼くときは、200℃より低い低温で調理している。
実際に温度を計ったわけではないが、焼き鳥などを焼く時間が普通より長くかかることから考えて、その位の温度だろうと思われる。
この結果、肉がうまく焼けるのであろう。うまさが流れ出ない温度でじっくり時間をかけて焼くからうまいのである。これは燻製料理も同様であろう。

ところで、先ほどKindleで夏井氏の「炭水化物が人類を滅ぼす」を読んだ。前著からさらに仮説を展開した内容で面白かった。特に慧眼だと思ったのは、インスリンは血糖値を下げるためのホルモンではないという指摘である。
人間には、血糖値を上昇させるホルモンが5種類あるが、血糖値を下げる結果をもたらすホルモンはインスリンしかなく、それも実はインスリンの本来の機能ではない。そのためインスリンの分泌から血糖値が下がるまでに2時間のタイムラグが生まれる。この説は私にはかなり説得力が感じられた。

日本人はコメが主食と言われるが、主食の意味とはまさにMainな料理という意味かもしれない。
おかずは、コメをおいしく食べるためのふりかけのような役割になっているのである。
であるからして、糖質制限をしてご飯を抜くとおかずの味付けは薄味にしないとしつこすぎると感じる。
しかし、米はカロリーしかない栄養価の非常に小さいものである。パンや麺類も同様である。
これは、糖が中毒性のある嗜好性物質になっているからだ。現代人の腹が減ったという感覚は実は糖が欲しいという中毒性欲求だということが糖質制限をするとよくわかる。
ベジタリアンなんてものは、肉は食べないが糖質たっぷりの料理ばかり食べているわけだから、相当に健康に悪いだろう。もちろん、何を食べ何を食べないかは当人の勝手であるからどうでもいいのだが。ww

あと日本には江戸時代とかにいろいろと飢饉があったが、この時、救荒食物という制度ができたらしい。それは、米が不作の時に、粟や稗、麦、そばといったものを食べろとリストアップしているものだが、なぜか肉類が一切含まれない。そして、飢饉の際にはこういった植物を探して山に入り、栄養豊富な昆虫や小動物を全く捕らなかったらしい。これは、おそらく対米戦争の際の飢饉のときも同様であった。
私も対米戦争の際の戦中〜戦後の飢えの体験は実体験としていろんな人から聞いたことがあるが、なんで昆虫を食べなかったのか疑問であった。昆虫も食べつくされてたのかと疑ったが、要するに昆虫は食べ物の概念になかっただけなのだろう。
しかし昆虫というのは、先史時代の人類の基本食物で、どこにでも沢山あるもので、人類をはそれを食べていた。
小動物を捕るのは難しくリスクもあるので、どこにでも沢山いる昆虫を主食に食べていたらしい。意外と昆虫は海老とかカニみたいな味で結構な美味だそうである。w


posted by libertarian at 16:26| 東京 ☔| DIY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

計量的料理法

料理もしくは調理といった方が正確かもしれないが、調理に関しては情報は最近多いが、ほとんどがかなりテキトーな内容であり、定量性がほとんどない。
テキトーなのは嫌いではないのだが、調理を化学と考えれば定量性が皆無なのは間違いである。
と、常日頃感じていたわけだが、別に料理が多少うまかろうとまずかろうとさしたる問題ではないのでそれでも構わないのだが、最近、低温調理、低速調理を知りはまっている。
低温調理は、恒温水槽にビニール袋に入れた肉をいれて低温加熱する方法であり、低速調理はガスを弱火でゆっくりと焼く調理方法である。
低速調理に関しては水島シェフの本を読んでそのとおりにやってみたところ非常にうまくいった。
低温調理に関しては、恒温槽を作る低温調理器具を購入したがまだ温泉卵しか試していない。w 当然ながら完璧な温泉玉子ができた。
低温調理と低速調理法は、温度管理と重量管理をかなりの正確さで行う。
そのため、0.01gから計量できるデジタル計量計も購入し、さらにフライパンの表面温度も測定できるように赤外線放射温度計も買った。w
昔はこういったものは高価であったが、今ではアマゾンで1000円−2000円くらいで手に入るのである。

水島シェフの低速調理法は科学的と謳っているだけあってなかなか合理的な説明がされているが、別にその理屈の全部に納得しているわけではない。私から見ればかなり怪しい説明もなきにしもあらずだが、結果的にうまく調理でき再現性もあるので、ほぼ間違いのない方法だ。

調理もこのように合理的、科学的に取り組むことが大事だということを痛感した次第である。w
posted by libertarian at 09:52| 東京 ☔| DIY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月19日

DIY クッキング

DIYもある程度やると作るものがなくなる。余計なものを作っても無駄なので、DIYは打ち止め状態になっていた。最近は、料理もDIYであることに気づき、少々はまっている。料理のDIYは終わりというものがない。w

そもそもキャンプに行くと、釣り、ハンティングといったはっきりとした目的がないと、屋外で料理を作るために行くような感じになる。こういったアウトドア料理もグルメの一種である。間に合わせで適当なものを作って食べるということではなく、食材やら調理具が制限された状態でいかにうまいものを作るかという制限付きグルメである。
海や川で魚でも釣ってそれをその場で調理するのができれば理想的だが、魚は釣れるとも限らない。そもそも釣りなんぞは昔釣り堀に行ってやったくらいだ。というわけで、最近は家で自分で料理をするようになった。

今は、クックパッドであるとか料理情報がネット上にはあふれているので、そういったものを参考にいろいろと考えて作るのが楽しい。大概のレシピは、やたらといろんな調味料や食材を使っているが、その手の料理は面倒なだけでなく、素材の良さ、素材本来の味わいがいきてない料理になってしまう。
つまり調味料も食材もあまり多くの種類を使うことなく調理するのが、結局、おいしくて素材の味を味わうことができる料理だ。

私は糖質制限をゆるくではあるが続けているので、ごはん、パン、麺類の料理は原則として作らない。たまに作るくらいだ。これらをメインにした食事だと料理も楽だが、糖質制限食の場合、いろんな料理を作って食べるようになる。
最近、ランセットという医学誌に糖質制限を肯定する論文がでていたそうだ。その論文は読んでいないが、やはり糖質制限が正しいという結論らしい。そもそも何を食べるか、また何を食べないかは本人の勝手であり、他人がどうこういうべき問題では決してない。

糖質制限食の場合、特に味噌汁、スープ類が大事だ。そもそもご飯と味噌汁という朝食の組み合わせにおいて、精白米は栄養がほとんどないが、味噌汁は栄養の塊だ。本来はご飯を抜いて味噌汁だけ食べた方が何百倍も栄養は充実している。だが、味噌汁抜きでご飯とふりかけみたいな朝食をとっている人の方が多いだろう。w
味噌汁は出汁の取り方でコストも味も大きく変わる。削り節や昆布から毎日作るのが面倒な場合、市販の顆粒出汁でも問題ないが、水抽出出汁という方法を覚え、最近はそれを多用している。これは昆布や煮干しを水につけて冷蔵庫に一晩入れておくだけという方法で、抽出効率は低そうだが雑味のないすっきりとした出汁がとれる。
しかし最近はスーパーには出汁入り味噌ばかり売っている。私も使ったことがあるしそんなに悪くはないと思うが、出汁の出来を楽しむというのがDIYクッキングである。w

玉子料理も頻繁にする。玉子はコレステロールの元凶だというデマが流布されていたが、それは完全なるデマであり、そんなデマを流布させてどこからも批判のでない医学村というのはやはりおかしい。
玉子は1日10個でも何個でも好きなだけ食べて問題ないのである。玉子は100点満点の完全栄養食であり、調理のバリエーションも広い。玉子は感謝して食べなければならない。少し昔は玉子は貴重品で、それこそ毎日食べられるようなものではなかったのである。

私は基本あまりグルメに関心はないのだが、料理をするようになってから本当のグルメはやはり自分で料理を作るべきだろうと思うようになった。そもそも自分で料理ができない人間が料理を理解できるはずがない。

料理もつきつめると、調理よりも素材主義に行きつくのであろう。和食の場合、寿司は究極の素材主義だ。アウトドア料理もある種の素材主義料理だろうと思う。
日本人は馬刺しなんてものまで考えてしまうわけだが、最近不思議なのはなぜ鹿肉がないのかだ。鹿とかキョンであるとか増えすぎて困っているそうだから、肉にして食べてしまえばいいと思うのだが、鹿肉を置いている店はみたことがない。私は鹿肉はいままで一度も食べたことがないが、実は非常に美味だそうだ。
posted by libertarian at 11:07| 東京 ☔| DIY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月15日

ミアシャイマーは自覚のないリベラルである

ミアシャイマーの本というか文章は非常に読みやすく曖昧さが少ないのでわりと好きであったが、やはりミアシャイマーはリベラルと分類するのが妥当だ。。というのが私の結論だ。w
もしくはリアリストを自称するリベラルとでもいうべきか。w
ミアシャイマーの論文を読むとわかりやすいが、なぜか奇妙な違和感が残ったのは、要するにミアシャイマーがリベラルだったからなのだ。

キッシンジャーも自称リアリストだが、キッシンジャーの罪はあまりに重い。ニクソン政権で行われた米中関係の修復なるものは、間違いなくキッシンジャーが推した案であり、このことが世界にどれだけの被害、損害、膨大なる悲惨な死者をもたらしたかを考えるとキッシンジャーは万死に値する罪を犯した。だが、キッシンジャー自身はコミュニストというわけではなく、イデオロギー中立、相対主義の幻想をもった実のところ右も左もよくわからないリベラルの一種だったのだろう。アメリカはソ連を叩くのにチャイナを利用したが、同時にアメリカはチャイナに利用されてソ連を叩いたともいえる。ソ連を叩いて利益となるのはチャイナだったからである。アメリカはソ連を潰した後、情け容赦なくチャイナを叩き潰すべきであったが、その後、クリントンの左派政権になってしまったためにチャイナを叩くタイミングを失しチャイナに篭絡された。好色なクリントンがチャイナのハニートラップに喜んでかかりまくっていただろうことは間違いない。w

ミアシャイマーも自称リアリストだ。もとより何をもってリアリストなのかの定義はさだかでないが、実はイデオロギーを考慮しないという一見イデオロギー中立的なスタンスがすでに右も左も分からないリベラルの証拠といえる。ミアシャイマーの議論には例えばハイエクのような政治哲学の話は全くでてこないが、それは実際問題、そういった理解がミアシャイマーに何もないからだろう。w

つまるところミアシャイマーは経済や法律、歴史の専門的なところは何もわからない軍学者といったほうがいい。彼のセオリーなるものは、日本語で言えば仮説といった程度の話である。もっといえば、「作文」程度の話といえる。
例えば、ミアシャイマーはチャイナが経済的にGDP世界2位になったとか、軍事費がどうのこうのとかといった数字を無批判に引用して自分の論拠としてる。これはキッシンジャーがその当時、共産主義陣営の情報戦の一環として喧伝されていた共産主義の経済力やら勢いをうのみにしていたのと同じだ。
ミアシャイマーはチャイナの台頭を阻止することはもはやできないとか、チャイナによる台湾の併合はもはや止められないといった悲観的な結論を導き出す。
これはキッシンジャーらが唱えた、ソ連の台頭、共産主義の台頭を抑えることは無理で、共産主義圏との戦略的な妥協、容共路線をとるしかないといった主張とパラレルである。

ようするに彼らIRという似非学問の専門家達は議論における最も肝心な数字を他人の適当な話をそのままうのみにして論拠とするという非科学的なことを平気でする「秀才」なのである。

ミアシャイマーの根拠薄弱な悲観論、運命論をまともに信じてしまうと、キッシンジャーの容共論と同じコースを歩むことにつながるのである。
posted by libertarian at 00:31| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月14日

近い将来のあるべき世界について

今から2040年くらいまでに、世界はこうなっているといいなという像を考えてみる。
そんなに遠くない未来であるから、SF的な話でもない。私もまだ死んでいないかもしれない。w
まず、東アジアだが、北は消滅していて、朝鮮として統一されている。
その朝鮮は、相変わらず反日であり世界の嫌われ者だが、特に大きな火種とはならない状態になっている。w

そして、チャイナだが、チャイナ共産党は北の消滅後、西側の工作と内部からの反革命が起こりやはり消滅しているというのがよい。w
チャイナは共産党の消滅後、分裂し、複数の国に分割する。それぞれの国はまっとうな法治国家としてスタートする。ウイグルやチベットなどは独立し、チャイナ本体も3つくらいに分割され別の国になる。分割された国はまっとうな自由主義を謳う国ではあるがまだ経済途上国の状態だ。3つの国は元チャイナ共産党が保有していた核を分散してもつことでリージョナルな核均衡をしている。
台湾は正式に独立国家となり、国際的な地位を確立する。

世界で共産主義、社会主義を謳う国はアフリカの途上国のみとなっている。

中東の混乱は続いており、終わりは見えないが、北の消滅によりイランの核戦略はとん挫し、イランの核の脅威はとりあえず収まっている。北とチャイナ共産党の消滅により資金提供が途絶えたイスラム過激派によるテロの脅威も下がっている。

ヨーロッパではEUが実質的に消滅し、元の自由貿易同盟だけになっている。
ドイツはEU消滅後停滞し、東ヨーロッパ諸国が伸びている。

アメリカは、北の消滅後、チャイナ包囲網を敷き、レーガンによる対ロシア戦同様に対チャイナ共産党に対し特に直接の軍事行動を起こさず勝利する。既にアメリカはオフショアバランシング戦略へ完全に転換している。

そして日本だが、憲法9条の呪縛を脱し、正式な国軍を持ち核保有国となっている。チャイナ共産党と北の消滅により日本国内の左派、社会主義、共産主義勢力はほとんど壊滅している。NHKは廃止され新聞社も全て潰れており、電波オークションの導入以来TV局は数百局生まれている。そして日本はようやく小さな政府に向かっている。

今から20−30年くらいの変化を考えれば、このくらいの変化はありうるだろうし、いくつかは実現しているといいと思う。 www
チャイナ共産党と北というテロと共産主義の胴元にして悪の根源が壊滅されることで世界は急速に自由主義へと回帰していくはずである。
posted by libertarian at 23:18| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月13日

自衛隊は特殊警察隊に過ぎない

今の緩衝地帯と化している日本の最大にしてほとんど絶望的な問題は、日本に軍隊、国軍がないということに尽きるわけだが、日本はいつまでこの状態が続くだろうか?
自衛隊が、戦闘機や戦車をいくら保有していようとも残念ながら自衛隊は軍隊(Army)ではなく、戦闘機や戦車をもつ警察隊 (Police)に過ぎない。また自衛隊がいかに相対的に見て優秀であろうと自衛隊は軍隊ではないから、国防能力もゼロである。
自称保守で自衛隊が大好きな連中は自衛隊を素晴らしいと賛美はするが、自衛隊が法律上の軍隊でないということが致命的な問題であることをほとんど認識できていない。連中は法律というものの重さを知らないのである。

今の自衛隊を国軍にするためには、憲法9条を削除するなりして、正式な軍隊にする法律を作らなければならない。当然に軍法も必要だ。このプロセスは今の日本の状態からみてかなり気の遠くなるような大変さがあると思われる。
しかし、チャイナや北は待ってはくれないので、近い将来、有事が発生し、その有事に対し一切なにもできないことになるだろう。自衛隊は防衛出動も何もでない状態で指をくわえてみているしかない。

自衛隊という呼称もよくない。国防も自衛もできないのだから自衛隊は、特殊警察隊(Special Police?)とでも改名した方が変に期待されないだろう。日本人は自衛隊といっても実は世界有数の軍隊であり、いざ有事となれば軍隊として行動するのだろうと薄々期待しているわけだが、現実はそうではない。もし事が起こっても防衛出動が発動される前に電撃的にチャイナによる軍事的な侵略は完遂してしまうのである。中距離ミサイルの攻撃に対しても有効な反撃は一切できないのである。

その点、次の選挙は重要になる。左派勢力がかなり数を減らすだろうという予測はあるが、どうなるだろうか。
選挙の結果、安倍首相が続投できない状況にでもなれば日本はほんとの意味で危機に陥ることになる。
今の日本の状況は将棋でいえば、詰めろをかけられた状態だ。詰めろがかかっていることもわからずに、なにも有効な手を打たなければすぐに詰んでしまうのである。
posted by libertarian at 16:49| 東京 ☁| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月08日

法の支配とデモクラシー

法の支配は、デモクラシーに対する上位概念だが、なぜデモクラシーが金科玉条のごとくに言われ、一方の法の支配があまり言われないのかと考えるに、これは古代ギリシャのアテネのデモクラシーの影響ではないかと思うに至った。
古代ギリシャは神託政治でありオリンポスの神々のお告げを聞いていたわけだ。古代のアテネには、現代の法の支配の概念はなかったが、デモクラシーのような制度のようなものはあった。そして古代ギリシャを崇める結果、デモクラシーが過大評価されるようになったのではないかというものだ。

しかし、神託政治と法の支配の比較をするならば、現代の法の支配の概念は神を前提としない。一方、古代ギリシャのように神々の世界が広く信じられている社会では神託と法の支配は似たような意味をもっていたのかもしれない。具体的に古代ギリシャの神託政治がどのようなものであったか知らないが、映画などのイメージからすると、かなり呪術的なものであったと思われる。

現代の法の支配の概念は、ヨーロッパでどろどろの宗教戦争を通して生まれた宗教に対しニュートラルな概念なのだろう。
もとより「法の支配」の概念は、イギリス起源の概念だろう。
例えばモンテスキューにしても生まれはフランス人だが、イギリス人といった方がよいかもしれない。フランスとイギリスは歴史的にずっと対立しているようだが、実際は兄弟国のような関係にある。人種も宗教も言語も全く違うがフランスとイギリスはセットで考える必要がある。ここら辺の関係は分かりにくいので私もよく知らないが、西ヨーロッパを把握するうえで大事なポイントであろう。
posted by libertarian at 12:12| 東京 ☀| Law | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月05日

日本は南朝鮮の司法をあまり笑えない

日本が緩衝地帯(50%)であるのは歴然とした事実だが、このことの結果なのか日本の司法は非常に問題が有る。根本的な欠陥があるといっても過言でない。
100%緩衝地帯である南朝鮮の司法がめちゃくちゃであり殆ど司法の体をなしてないのは、最近よく耳にするが、日本も実際の所、司法はダメダメであり、あまり南朝鮮を笑えない状態だ。
日本の司法は三権の一角ではなく、行政の下部組織のような位置づけにある。

例えば、秘密保護法のようなものが必要なのは事実だが、実際問題、日本の司法の有り様からして、これが危険を伴う法律であるのは、左翼の言っているとおりで案外正しいのである。
本来であれば、秘密保護法のようなものを導入することの補償として、取り調べの可視化であるとかをセットで導入すべきであった。こういった提案をするのが本来の野党の役割でも有るが日本は野党が全く機能していないのでまともな政策競争が一切行われない。
日本では刑事で起訴されたらほぼ同時に有罪確定というのは、司法が全く機能していないのである。

日本は立法府が、その時の内閣の力量にのみ全面依存しているので、立法能力が不安定であり、また司法がほとんどまともに機能していないので、日本社会の政治的な自由とは実際問題、かなり不安定なものにすぎない。
これは権力の監視といった左翼が言うようなことをすればどうにかなるものではなく、もっと構造的なものだろう。


posted by libertarian at 12:27| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

電波オークションの導入を急げ

今の日本に政治的な課題は憲法改正とか大きい問題が控えているが、順序としては私は電波オークションの導入が先行すべきではないかと思う。電波オークションの導入は単に制度的な問題なので、国会の中だけで決めることができるはずだからである。

電波オークションの導入で必要なことは、色々有るが思いつくままに書くと

1.電波帯域の見直し → 広大な電波帯域がTV用に独占的に使われているが、これを大幅に減らしながら、同時にインターネット、スマホ、ケータイなどが使う帯域の割当を大幅に増やす必要がある。こういった帯域の再配置の見直しはゼロベースで合理的に行う必要がある。そして、電波オークションはケータイ事業者やラジオ事業者など全ての電波利用事業者に対して行う必要がある。そうなると今の寡占状態で超過利益を得ているケータイ事業者なども電波オークションには反対してくるであろう。w

2.TVメディアと新聞との資本関係の分離 → これは欧米では当然に行われていること。日本はTVと新聞が同じところがやっているので質が悪い。ごく一部の左翼活動家どもが新聞やTVメディアを乗っ取ることで悪質な政治プロパガンダに使われている。

3.放送法の廃止 → 現行の放送法は、電波帯域を特定の事業者に独占的に使わせる代わりに、放送法でTV放送局を法律で規制する仕組みだが、現実問題、これは全く守られておらず、罰則規定も殆ど無い。参入自由な電波オークションを導入すれば同時に放送法も無用となる。

4. NHKは民営化 → 電波オークションとは直接の関係はないがNHKは民営化か廃止の方向で早急に動くべきである。

日本のTVメディアはごく一部の左翼連中のプロパガンダ機関と化し、恐るべき特権と権力を持っているので、電波オークションの導入により早急にリセットをする必要がある。
また電波オークションの導入で得られる収入は数兆円レベルの国庫収入となる。
これはおそらく高橋洋一氏の国のバランスシートの財産の部にもまだ入っていない分だろうw

左翼に乗っ取られたメディアの自由化による正常化を先にしないと、まともな政治改革がなにもできない状態となっているので、これを急いで先行させるべきである。


posted by libertarian at 11:56| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月29日

アメリカが北を叩き潰した後はどうなるか?

トランプが大統領に就任して約8ヶ月が経った。
アメリカが対北の戦争を始めるかどうかはいろいろと予想があるが、私の予想ではやはり対北の戦争はあると予想している。
日本にはまともな分析ができる人間はほとんどいないが、その例外的な二人として、高橋洋一氏は開戦あり、藤井厳喜氏は開戦なしと予想している。

私が開戦ありと半分期待をもって予想するのは、それがアメリカにとっても日本にとっても世界にとっても、さらには北朝鮮の「人民」にとっても良いことだからである。w

民主国家では独裁者のような独断専行はできないので、開戦の世論を作る時間が必要だ。
アメリカの世論は徐々に北を叩くべしという感じになってきた感じがする。最後はでっちあげの因縁でもいいので、開戦の決定打となる出来事を待つだけの段階だろう。
それがいつかを予想するのは意味がない。ただ、それはそんなに遠くない先で、半年以内くらいの間にあるのかもしれない。

もし戦争となれば、最初の1日で相手の反撃能力を壊滅させ無力化させるような方法をとるだろう。
マティス将軍が言っているのは、そのような電撃的かつ徹底的な破壊を集中的に投下する作戦だと思う。
イラクと違って、北は核を持つから、徹底的な破壊をアメリカは正当化できる。
イラク戦争のときも、最初の数日で勝負をつけたが、一方、戦後処理で想定外の苦労と出費をしたわけだ。
アメリカはイラク戦では、戦闘で予定通りの圧勝をしたが、戦後処理を大きく間違えたという教訓を持っている。
対北戦でも、北という緩衝地帯の戦後処理をどのようにするかが問題であり予想の難しいところだ。

日本はアメリカの対北戦の戦闘に直接関与はできないし、アメリカもほとんど期待していないはずだ。
もとより北を叩き潰すのに自衛隊の力は必要ない。日本の協力としては基地提供程度の後方支援だけで十分なのだ。
高橋洋一氏が安倍首相とトランプ大統領が密接に電話連絡していると言っていたが、それはアメリカが開戦するには日本の基地使用に日本側の承認が必要だからかもしれない。

北が壊滅すると今の北がある「場所」はノーマンズランドとなるかもしれない。ノーマンズランドは緩衝地帯ではあるが、そこに政府のようなものが存在しない純粋にアナーキーな地帯だ。もし、チャイナとロシアの共同統治みたいな形になれば実質ノーマンズランド化するだろう。

北はチャイナとロシアと南に囲まれた緩衝地帯であり、どこが統治してもまずいが、やはりチャイナやロシアに支配させるよりは南に併合させる形をとるのが無難な気がする。北は隠れた資源大国のようだから、価値はある土地なのだ。だからチャイナもロシアも北の土地を手に入れようと動くだろう。チャイナなら北の「人民」を虐殺して資源だけ奪おうとするかもしれない。w
ロシアの単独統治はロシアが黄海にアクセスできるようになるからまずない。w
アメリカの占領統治も得策ではない。金ばかりかかって得るものが金属資源しかない。w
となるとアメリカは韓国がどうしょうもない国だとはわかっていても、チャイナよりは南に併合させたほうがずっとマシと思うだろう。今も続いている朝鮮戦争の終結の形としては、それが妥当だ。そして南という緩衝地帯を通して対チャイナ牽制の足がかりを強化しようとするだろう。

私の予想をまとめると、アメリカは北を叩き潰し、北の戦後処理は南に併合させる形で処理するだろうということだ。
posted by libertarian at 14:07| 東京 ☁| ドナルド トランプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月21日

チャイナと北は国家ではない

チャイナと北を国家と呼ぶのは大きな間違いだ。
チャイナが国連常任理事国というトンデモな地位を持っているのがそもそも狂気の沙汰である。
やはり、国連は今世紀中には解体されるべきであり、新たな国際組織が必要になるだろう。
チャイナとは中共という世界最大最悪のギャング組織が支配している地帯にすぎない。

北の地獄のような残虐な実態は脱北者などの証言などから徐々に知られきてはいるが、チャイナはその兄貴分のような存在であり、チャイナの残虐、無法ぶりは情報が隠蔽されているだけで、チャイナの実態は北に輪をかけて酷いものであることは間違いない。

そもそもチャイナは一応憲法らしきものはあるが、中共はその憲法の上にある存在である。そして、人民解放軍は中共=ギャング団の私的軍隊という位置づけだ。中共が憲法の上位にあるということは、中共は一切の法を超越した存在であり、無法の存在だということである。そして、その無法の組織が所有する無法のならず者軍隊が人民解放軍なのだ。
チャイナとは中共という地球上で最凶にして最大最悪のギャング団が支配する無法地帯にすぎないのである。

こういう当たり前の認識がなかったから、日本の企業は大前研一のような愚かなコンサルタントの甘言にだまされてホイホイとチャイナに進出してしまったのであろう。
日銀の罪も大きいが、私はこの大前研一の罪も馬鹿にならないと見ている。
大前研一は、自分でも自慢して書いているがチャイナの接待攻勢に簡単に籠絡されてしまったのだ。
大前研一のような人間は、ある程度カネも名声もあるわけだが、こういう人間を落とすのは自尊心をくすぐれば簡単だとチャイナに見透かされていたのであろう。w

当時、大前研一の書いたチャイナ礼賛本はほんとに酷かったし、酷い結末、甚大な被害をもたらした。これはあと数年でもっと酷いことになる。
このような経済も法律も歴史もなにも分からない口先三寸のコンサルタントなるものを信じた企業がバカをみたわけだ。
こうしてみると、やはり理系的に合理的に考えられるだけではダメだということだ。実際、大前研一は起業家としてはビジネススクールみたいのを作ったが大した成功もしてないだろう。w
大前研一はもう完全に終わっていると思っていたが、まだ大前信者がいるらしくて驚きだ。そういう人間はまたバカをみることになる。
かくいう私も昔20年くらい前までは、大前研一のファンであった。ww
つまりは、今よりも、若くて無知でバカだったのである。ww

大前研一の責任問題は置いておくとしても、問題は東アジアは極めて危ない状態にあるということだ。
今の東アジアには、チャイナという巨大ギャング組織と、北というチャイナの鉄砲玉のようなギャング組織と、南というチャイナに擦り寄る卑しい緩衝地帯と、ロシアという共産主義は一応は捨てたものの、軍事的プレゼンスだけは大きい貧乏で真人間にはなってない元ギャングと、台湾という国連にも入れてもらえない島と、日本という軍隊も持てない50%緩衝地帯と成り果てた島からなる地帯だということだ。
つまり、この広大な東アジア一帯にはまともな「国家意志」を持った国が存在しないということなのである。

そして、この地帯をチャイナというギャング団が全てを牛耳ろうとして動き始めた。これはギャング団の意志であり国家の意志ではない。これを阻止できるのは、今のところアメリカの国家意志しかないのが悲しい現実だ。

アメリカもバカでなければ、戦後政策を180℃転換し、日本に国軍を正式にもたせ、アメリカの軍事パートナーとなるマトモな同盟国として扱うべきなのだ。
つまり日本を国家意志をもつまともな国家として復活させるしかない。

ピーターナバロが指摘しているように、アメリカだけでこの地帯を守ることはかなり無理がある。1万キロの距離の過酷さもある。アメリカは日本を自国の強い軍事的パートナーとして復活させるべきなのである。
それしかチャイナ共産党の東アジア全域のリージョナルヘゲモニー獲得の野望を阻止する方法はない。アメリカだけではダメなのだ。
どんな屁理屈をつけても、自衛隊は法律上は警察隊にすぎず軍隊ではないから、今の日本はアメリカの軍事パートナーにはなりえない。

ついでというわけではないが、これは台湾に対しても同様だ。台湾も日本と同様の非国家とされてきた。しかし、台湾も対チャイナの防波堤として、アメリカの軍事パートナーに育てなければならない。
さらに言えば台湾は日本の連合国となるのもいいだろう。つまりは元の鞘に収まるのだ。
そうなれば、日本と台湾がアメリカにとって強靭な対チャイナの防波堤となる。
そのような体制を築いた暁には、チャイナ中共という世界最凶にして最大最悪の組織を叩き潰す土台ができるだろう。


posted by libertarian at 22:26| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月20日

リアリズムとはリベラル左派のイデオロギーである

私はリアリズムを長らく誤解していた。つまり、リアリズムとは保守寄りの考えであり、冷酷なほどに合理的な大人の態度だと誤解していたわけだ。ww
しかし、前にも書いたが、リアリズムは保守思想ではなく、リベラル左派のカモフラージュに過ぎない。
レーガンが大統領になった1980年代当時、キッシンジャーのような「リアリスト」の天下だった。
キッシンジャーたちリアリストは、共産主義の拡大を防ぐことは不可能だと強く唱え、共産主義との戦略的妥協、戦略的共存を強く唱えていた。

それを打ち破ったのが、レーガンの「悪の帝国の打倒」という政治的信念だった。
そもそも、従来のリアリストの共産主義との妥協的共存の主張によって、一番の利益を受けていたのは常に共産主義勢力だった。
その後、キッシンジャーのようなリアリストが、チャイナの走狗、政商と化していったことからも、彼らリアリスト達が共産主義勢力の利益の為に動いていたことは、今となっては否定しがたい事実である。

実際は1980年代当時から、アメリカのような自由主義圏と旧ソ連のような共産主義圏では大人と子供ほどの経済力、国力の違いがあり、ソ連の打倒は不可能どころか容易なことだったのだ。その事実を糊塗してきたのがリアリスト達である。

今のチャイナも経済力を過大に見積もられている。チャイナの経済統計が旧ソ連と同様にでたらめであることは周知の事実であり、実際はチャイナの経済力は日本よりも小さいのではないかという推計もある。
私はチャイナ共産党の打倒は、昔のソ連同様に実はそれほど難しいことではないと考える。
チャイナと北の共産主義を打倒すれば、今の世界から共産主義勢力を一掃できる。
というか、この2つが最大最悪の共産勢力であるから、残る共産主義圏など取るに足りない。
チャイナ共産党と北の打倒は、21世紀に残された宿題のようなものだ。本当はそれは20世紀の間に終わらせていなければならない課題であった。
21世紀の前半までにこの宿題を終わらせる必要がある。
posted by libertarian at 13:01| 東京 ☁| China problem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする