2019年06月11日

殺しのライセンスを廃止せよ

アメリカにおいて畜産業や農業をゆがめているのは政府による農業補助金である。これを廃止すれば市場メカニズムにより畜産業も正常化していくはずだ。具体的にはKingCornといったGMOとうもろこしに莫大な補助金をつけることで農業ー牧畜産業全般に連鎖的にチェーンリアクションが発生し世界規模での狂ったことが起こっている。

日本も国民健康保険の1割負担とか馬鹿な医療制度を即刻止めるべきである。これで不当な利益を得ているのは医者や医療業界の連中だけで一般人は何の利益もなく損をしているだけだ。
もとより近代西洋医学はER以外は無用の長物、百害あって一利なしのものであるから、ERだけ健康保険対象の1割負担にし、その他の慢性病治療などは10割負担にすべきである。そしていわゆる代替医療とサービス競争をさせるといい。その結果はいわゆる代替医療の勝利になるだろう。

近代西洋医学は慢性病には全くの有害無益なのだ。一方のいわゆる代替医療は慢性病に対し極めて有効だ。実際、今の医療業界にはマッチポンプ的な凶悪な犯罪性がある。今の医者はヒポクラテスの誓いを破った連中ばかりでとても医者とは言えない。

今の医療はアロパシーだけで医者は診断を下し、あとは製薬会社の作った薬にすべてゆだねられる。この責任が全く明確でない。実際は医者も製薬会社もどちらも責任を負わない。
車で人を轢いたりすれば悪気はなくても業務上過失致死傷や民事上の損害賠償を受ける。しかし医者はこの原則が当てはまらない。人が死んでも一切その過失すら問われない。その点今の医師免許とは「殺しのライセンス」なのだ。
このような超法規的な特権を医者は実質的に持っている。
現代の医療業界が最も狂っている業界であるのは、この医者の殺しのライセンス性に起因する。
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2019年06月10日

畜産が地球を滅ぼす

最近、畜産業の深刻な問題を告発した本や映画をいろいろと観た。
NetflixでやっているCowspiracy(2014)、What the health(2017),folks over knives(2011)といったドキュメンタリー映画をとりあえず見ることをお勧めする。アマゾンプライムでも有料だが「フードインク」(2010),「KingCorn」(2007)といったドキュメンタリー作品が観れる。
本では、ハワードライマンの書いた「まだ肉を食べているのですか?」(2001)や、ラジ パテル著の「肥満と飢餓」(2007)といった本がある。

もし、これらの本や映画を読んだり観たことがなければ、間違いなく畜産の大問題を全く何も知らない状態といえるだろう。畜産の大問題とは畜産と肉食が最大の地球の環境破壊原因だということである。

本よりまずは最初にNetflixのお試しに入ってCowspiracyを観るといいかもしれない。CowspiracyとWhat the healthは最近の作品であり同じ人が作っている。Kip AndersonとKeegan Kuhnの作品だが物凄い勇気のある告発映画だ。
彼らはグリーンピースなどの環境ファシストと言われている環境団体も畜産の問題には全く言及をせず本当の問題から注意を故意にずらしていると指摘している。グリーンピースのような環境団体は実際は単なる金儲けが目的のロビー組織に過ぎないことが分かる。

ハワードライマンの書いた「まだ肉を食べているのですか?」(2001)や、ラジ パテル著の「肥満と飢餓」(2007)から10年位後にCowspiracyなどは作られているのだが、問題はさらに急速に深刻になっている。このままいくと本当に人類は畜産で滅びそうな勢いだ。
アマゾンの熱帯雨林もすでに放牧のため80%が壊されてしまったようだ。これに反対していた人々は次々と暗殺されている。
さらに、100年前は地球上の動物の99%は野生動物で、人間と家畜は1%だったが、現代では人間と家畜が地球の動物の98%で野生動物は2%になっているそうだ。

自分もあまり肉は食べず和食で納豆や豆腐や野菜炒めといったものがメインのほとんどベジタリアンのような食事をしているが、この際いっそのこと完全なベジタリアンをやってみるのもいいかもしれない。
日本は納豆や豆腐、味噌、漬物といった発酵食品が沢山あるのでベジタリアンでもやっていけそうだ。ただ現代の野菜は農薬と肥料漬けのため、栄養がほとんどない。だから昔と違ってベジタリアンをやると栄養不足になる危険性がある。
自然栽培の野菜はなかなかそこらでは売っていないし、値段も2−3倍する。
だが栄養価は高いから栄養のないスーパーの野菜よりは実質上は安いといえるかもしれない。
しかしいきなり修行僧のように肉や乳製品は一切食べないというのも難しいだろうから、肉を食べる量や頻度を半分、数分の一と徐々にしていくのが無理ないだろう。
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2019年05月04日

フードインク

糖質制限はいろいろと批判にさらされながら、世の中にかなり定着してきた感がある。
これに関しては私もいろいろと本を読んでみたが、論点が錯綜しているところがある。江部康二さんなどは、糖尿病対策として糖質制限をとらえているが、夏井睦氏は糖質制限を一般化し糖質不要論を展開している。
もっとも糖質が一切不要といっても、野菜でも肉でもある程度の糖質は含まれる。夏井氏はその程度の糖質で十分だという考えだろう。

また横田邦信氏の糖尿病をマグネシウム欠乏症としてみる考えもある。私はこれを最近知った。
戦前の日本人は今の日本人よりもコメで糖質を沢山摂っていたのにもかかわらず今のような成人病、慢性疾患があまりなかったのはなぜか?という疑問から出発して、原因にエネルギー代謝に必須なマグネシウムの欠乏があると考えた。この考えはおそらく重度のマグネシウム不足=糖尿病というものだろう。
これはこれでどうやら一理あると思われる。しかし、マグネシウム不足は環境的なものなので殆どの日本人はマグネシウム不足だと思われるが、糖尿病にならない人もいるのはなぜなのか?
いずれにしても、食を炭水化物だミネラルだとたんなる要素を取り出して単純化しすぎている気がしてならない。

フードインクという映画を観ると現代のアメリカの食肉産業の悪魔的な地獄のような裏側が描かれている。これを見るとマクドナルドのようなファストフードには行きたくなくなる。マクドナルドのようなファストフード業界の隆盛がアメリカの食肉産業をここまで狂わせた。さらに遺伝子組み換え食品GMOのモンサントのような邪悪そのものといえる企業がある。アメリカはどうしてこれほど邪悪で狂暴な企業ばかりなのだろうか?

しかし日本も面積あたりの農薬や肥料の使用量は世界1でチャイナや欧米の何倍も使っている。硝酸態窒素の残留基準すらなく欧米では流通できないような野菜やコメが大量に国内では流通している。
さらに昔に比べて栄養価も数分の1、十数分の1とすかすかなものになっている。
その結果、サラダを食べてもミネラル不足、ビタミン不足になる。

その点、自然栽培で作った野菜や果物、穀物は栄養価も高く、保存しても腐らないそうだ。腐らずにただ枯れるだけ。
20世紀は農芸化学が農業を化学工業、化学産業にしてしまった。これがさらに遺伝子工学産業にまでなってきているわけだが、これは間違いだったということだ。生物も自然も何も分かっていないのに極度に生命を単純化し貶めてしまった。農業を工業産業にし、百姓をただの工場の単純作業員にさせてしまった。
安全でない不健康でまずい食材をいくら作っても意味がない。
21世紀はAIもどんどん進歩してホワイトカラー的な仕事は必要なくなるわけだが、人間が農作業に回帰して自然栽培をするようになればいいと思う。知能偏重な社会になっても、人間はますますバカになるだけだ。農作業をしていた方が豊かな人生になるのではないか。
マイクロバイオーム、マイクロバイオータの生命観、世界観はこの10年位のものだろうが、これは従来の農芸化学=農業への本質的な否定につながっている。それは自然栽培、自然農法につながっている。



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2019年04月12日

ファスティング

ファスティングを最近はじめた。3日断食を2回ほどやったが効果を実感した。
最初は断食中は空腹で寝れないのではないかと思っていたが、実際は真逆でものすごくよく眠れた。
いまだかつてこれほど深い快適な眠りはしたことがなかったというくらいだ。

ファスティングは復食期間が難しいそうで、断食日数の倍の期間をかけて戻していくのが基本らしい。
その点、自分はいい加減であったかもしれない。
3日断食で復食に6日かけるのは大変だ。復食期間もかなりの小食で過ごす必要がある。

ファスティングは案ずるより産むがやすしで一度やってみればいい。3日断食くらいでは全く危険はない。
もし、我慢できなければやめればいいだけだ。
だが、やってみればそんなに断食は大変ではないことが実感できる。

断食をすることで、ほとんどの慢性病に治癒効果があるらしい。1週間以上の断食は断食療法をやっているところに
行ったほうが安全かもしれないが、3日断食なら自宅で気軽にできる。

西洋医学はほとんどの慢性病には全くの無力であり、それを悪化させることしかできない。100害あって1利なし。
つまるところ人間は自分の体に備わった自己治癒能力で治るしかない。
断食はそのスイッチを入れる方法といえるようだ。

断食は腸内細菌のマイクロバイオータも関係するのであろう。長期の絶食だと腸内細菌がリセットされるのかもしれない。
宿便というのは実体がよくわからず胃カメラで見ても見えないものらしい。これは腸内細菌と関係しているのかもしれない。
posted by libertarian at 14:31| 東京 ☁| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マイクロバイオーム

最近読んだ本で面白かったのは腸内細菌関連の本だ。
あなたの体の90%は細菌 https://www.amazon.co.jp/dp/4309253520/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_pecSCb9PA3CAQ
土と内臓 https://www.amazon.co.jp/dp/4806715247/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_fgcSCb3R4PSN7
といった本がお勧め。

昔、エコロジーは有機農法や自然というものをイメージで語っているだけで、マイクロバイオームといった具体的な根拠にかけていた。
最近は、マイクロバイオーム、マイクロバイオータといった今まで見えなかった世界の細菌のメカニズム、役割、仕組みがようやく見えてきた感がある。
腸内細菌がどれだけ人間にとって重要な役割を持っているかということを認識させてくれる本であった。

人間における腸内細菌と体の関係が、自然界の土と作物の関係に等しいとしているのが「土と内臓」という本だ。
土というのがこれほど奥深いものだとは思わなかった。
豊かな土は細菌などの微生物多様性が大きい。貧弱な土壌はその逆だ。
世界的に日本の土壌は極めて豊であり、微生物多様性が大きい。
細菌は田んぼや畑の土壌の肥沃度をこの微生物多様性で客観的に測定でき、これを指標としているらしい。

今まで抗生物質をむやみに飲むと腸内細菌に壊滅的な打撃を与えていた。その後、それによる不調に苦しむことになる。
農業でも農薬を使うことで土の微生物多様性を壊滅的に破壊してしまっていた。
今では、日本では不耕起栽培などが広まりつつあり、真の無農薬農法へ切り替える手段はそろっている。こういった農法は長期的にも経済的にも従来の農薬漬け農業をはるかに上回る。
日本は農業の分野で市井の鬼才、天才を多く輩出していると思う。目立たないが社会に対するプラスのインパクトはでかい。
posted by libertarian at 14:29| 東京 ☁| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月06日

近藤誠のガンモドキ説もあまり論理的でない

近藤誠の本を何冊か読んだが、近藤誠はある意味極端なEBMの立場といえる。Evidenceとは医学文献のことで、近藤誠は誰よりもたくさん文献を読んでいると自負している。近藤誠のスタンスは反逆児のようでいて実は今風の医学のオーソドキシーに掉さしているといえる。

しかし、違和感を感じるのは近藤誠には実は強い思い込みがあり、それは、ガンは治ることはないという前提があることだ。ガンモドキなるものは自然に消えることもあるが、本物のガンと近藤が呼ぶものは決して治らないし、治癒もできないとしている。しかしガンモドキと本物のガンの区別はあいまいで客観的基準は皆無であり、結果論で判断している。もし自然に消えればガンモドキで死んでしまえば本物のガンという程度のことのようだが、これはあまりに都合の良い議論である。

というわけで、近藤誠のいうとおり医者からガンだと言われても手術や抗がん剤、放射線治療はするべきでないのは正しいが、現在のEBMなるものを根拠に本物のガンは絶対に治らないと結論するのも論理的に間違っている。都合の良い結果論で議論すれば近藤のいうところの本物のガンは絶対治らないということになる。
ここに近藤誠の議論のうさんくささ、非論理性がある。

ガンになった本人としては、自分のガンが「がんもどき」なのか「本物のガン」なのかは全くわからない。運よく治ればガンモドキで、治らなかったら本物のガンであきらめるしかないと言われても、ふざけるなと思うだろう。

つまり、ガンと言われても近藤の考えではほとんどが「がんもどき」なので、ほっておいても実は結構治ることがあるということだろうが、患者にはどちらか分からないので、なにかのアクションをとるのが合理的行動となる。近藤は本物のガンであれば、何もできないし、余計なことをすれば死期を早めるだけだからやはり何もしない方が正しいという。だが、世の中にはガンは治るといっているオーソドックスでない医者も結構いる。本物のガンは治しようがないという近藤の議論が結果論、循環論にすぎない以上、論理的ではなく信じる決定打はない。そのため、ガンは治ると言っている人間の方を信じるのが合理的となるだろう。



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2019年03月21日

皆保険制度という社会主義制度が国を破綻させる

日本の皆保険制度は社会主義〜共産主義制度であり、可及的速やかに廃止しなければならない。
社会主義制度は本質的に悪だからである。

具体的に言おう。7歳の子供を親が病院につれて行った。藪医者Aは誤診をして間違った医療行為をして1000万円かけ、あげくに子供は亡くなった。名医の赤ひげBは正しい診断を即座に下し、子供は仮病だとみぬき、診断費100円で子供はそのまま元気であった。

この場合、日本の医療制度では藪医者Aは誤診をとがめられることもなく大金を国からせしめることができるが、赤ひげBは全く金にならない。さらに藪医者Aにかかった子供の親は子供を亡くし、赤ひげBにかかった親は子供は元気なままで金も全くかかっていない。どちらの医者がいいかは明白だ。これは医者に対する質の評価がないことからおこるのである。

しかし、これが社会主義の本質なのだ。共産主義ソ連では市場を否定したためにモノの値段を重さで”客観的に”決めていた。つまりモノの”質”を判断することができなかった。
マーケットはモノ、財の稀少性、質を判断するメカニズムだが、マーケットを否定した社会主義、共産主義は、質もしくは財の稀少性を評価できず資源のとてつもない浪費が必然的に起きた。
そして、これが今の日本の医療産業で起きていることである。日本は皆保険制度によって医療を社会主義メカニズムで運営しているからだ。つまり医療を点数制、つまり重さでしか評価していないからなのだ。

今の日本の税収は約60兆円で医療費は約54兆円で、さらに毎年うなぎのぼりだ。医療費に制限は掛けられていないためだ。あと数年で国税を医療費が上回るのは確実だ。そしてこれが増税の根拠ともされている。とんでもないことである。
意味のあることに医療費が使われているのならまだしも殆ど殺人産業と化した医療産業の利権に使われており、終末医療や治療もできないガン治療に使われているのが大半なのである。
アメリカやヨーロッパでは医療は皆保険制度でなかったからここまでの浪費は行われていない。欧米では胃漏行為も禁止されている。
日本の医療制度は世界ワースト1だ。このまま行けば国防以前に医療で国家が破たんするという喜劇に突入することは確実だ。
皆保険制度によって医療産業と患者のフリーライドへの欲望が果てしなく続くのだ。さらに医療のほとんどは100害あって一利なしだ。100害あって一利もないことに国税のほぼ全額が蕩尽されているのである。

posted by libertarian at 07:39| 東京 ☀| Medical | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月15日

自然治癒力と自然再生力

西洋医学は原則として人体を機械とみて人体に備わる自然治癒力を否定しているらしい。
このような根本的な間違いが西洋医学にはあり、このボタンの掛け違いはどこまでいっても終わらない。
夏井睦氏は湿潤療法のパイオニアにして糖質制限のエヴァンジェリストでもあり、私は夏井氏のファンである。
夏井氏の湿潤療法は、人体の自然治癒力を驚くべきレベルで示している。方法はラップで傷をぐるぐる巻きに覆って空気に触れさせない、乾燥させないだけだ。しかしこれは画期的な方法なのであった。
擦過傷の多い自転車乗りにこの方法がすぐに普及し今では常識となっているが、この方法では従来皮膚移植をしていたようなケガもたちどころに直してしまう。

この驚くべき成果を夏井氏が発表しているYoutubeビデオがある。
https://www.youtube.com/watch?v=mh5YW6Vbj_Y

これをみると驚異的だ。親指の先が完全にちぎれた状態のものが、トカゲのしっぽのようにもとに戻っているものもある。
これは現在最先端医療として言われている再生医療の先をはるかにいっているのではないだろうか。単にラップで湿潤療法を行っただけで金も全くかからず治療に伴う痛みもない。
人間にはこれだけの自然治癒能力が備わっているのだということに気づかされる。
そしてこの自然治癒力を完全否定している近代西洋医学がいかに狂ったものかがわかるのである。
posted by libertarian at 15:34| 東京 ☁| Medical | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月06日

日本の社会主義的医療政策は国を亡ぼす

現代日本の最大の癌は医療業界だ。
医療業界は社会主義的システムになっており、市場メカニズムによる正常化作用が全くない。このため腐りきっている。
露骨に人の命を食い物にしたシステムだ。Medical Fascismといってもよい。

日本の医療費は年間43兆円ともいわれるが、こんなものは十分の一以下にならないといけない。
一方の防衛予算は5兆円程度だ。
厚生省と医学業界、医薬業界の利権だけで動いている。
医療は福祉の名目で際限なく増殖する。フリーライドへの欲望が際限なく増殖する社会主義政策そのものだ。供給側の論理だけで動き、価格には市場メカニズムがなく、点数制だ。
これは共産主義ソ連でモノの値段を重さで決めていたというのと同じだ。マーケットを否定するから価格決定メカニズムがない。そのため、有限な資源を限りなく浪費することになるのである。

結果的に医療サービスのレベルは低下する一方で、患者が死のうが健康を害そうが意に介せずという殺人的なビジネスと化している。
こういった狂気は、社会主義には必ず起こることで、日本ではそれが医療業界全般で起きている。
基本的に厚生省を廃止し、健康保険制度を廃止するしかない。
当然に強制的な健康診断制度など廃止しなければならない。こんなトンデモナイ制度があるのは日本だけだ。
これによってガンの早期発見、早期抹殺という殺人が行われているのは明白だ。
どの国でも医療ビジネスはかなりおかしいが日本の場合、それは特に顕著だ。

あとチャイニーズや朝鮮人などの外人の日本の医療制度へのただ乗りも許してはならない。
おそらく、日本の医療行政にはチャイナや朝鮮の影響が相当に入っているだろう。
チャイナの日本に対するサイレントインベージョンはもはや司法にまで及んでいるので、これが医療業界、厚生省に入り込んでいても別に不思議ではない。日本を医療で亡ぼすことも十分にできるという寸法だ。
posted by libertarian at 01:25| 東京 ☁| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月31日

癌について

5年くらい前に近藤誠医師のがん治療に関する批判本を読み、現在の抗がん剤治療や手術は有害無益、百害あって一利なしという論に接した。
また最近、再度、近藤氏のその後の著作を何冊か読んでみたが、近藤氏の反ガン治療論はほぼ無傷もしくはより強固に存続しているように思える。近藤氏の理論に対抗できる反対理論=がん治療は有効だ論は存在しないようだ。

ガン細胞の認定は顕微鏡でのぞいてみて目視で判定するようだが、ガンもどきと真正のがんがあるという。
真正のがんの場合は転移する。そして、「がんもどき」の場合は転移しない。そして、いわゆるガン認定されるものはほとんどは、がんもどきである。これはおでき程度のものでほっとけば自然に消えたりするものだ。
しかし、がんもどきを治療と称して、手術したり抗がん剤投与などをすると急激に悪化し、無用な塗炭の苦しみを味わった上にすぐに死ぬ。手術しても、かえってガンがあばれ早死にすることになる。また臓器を切除することによる著しいQOLの低下も伴う。
がんもどきの場合、なにもしないのが一番である。その方がずっと長く苦しみもなく寿命を全うできる。

一方、真正のがんの場合も同様で、何もしない方がいい。発見されたガンが真正ならば見えない微小な転移がすでに大量に発生している。これも余計な手術や抗がん剤を使うと塗炭の苦しみと早死にをするだけ。

つまり、いずれにしても何もしない放置療法しかないというのが近藤氏の結論だ。

実はガンそのものが、大きな苦痛をもたらすものではない。いわゆるガンによる苦痛とは抗がん剤や手術といった治療の結果であってガンによるものではないという。がんそのものが毒をだしたりするわけではない。
食道がんや胃がんのように腫瘍により食べ物が食べれないなどの障害が具体的に出た場合にのみ、その対策として手術して食べれるようにするといった施術を行うべきだとしている。なんの障害もない元気な人が検診によりガンが発見され、手術、抗がん剤といったいわゆるガン治療のベルトコンベアーに乗せられることにより、寿命をかえって短くされ、余計な苦しみと多額の出費を強いられているのが今の医療だという。

日本は先進国では圧倒的にガンとガン死が多い。日本以外の先進国では死亡原因は心疾患が一番多い。日本でガン死が圧倒的なのは検診が強制されており、さらに検診→ガン治療の死のベルトコンベアーが制度化されているのが原因と考えられる。
この強制的ベルトコンベアーシステムに乗らないようにするのはかなり難しく、検診を受けないようにする、病院や医者に近づかないようにするといったくらいしか方法がない。

私は親戚がガンになったりしたのがきっかけで、ガンに関する本をいろいろ読む中で近藤誠氏の本も読んだわけだが、事前にある程度理論武装していないと、いきなり検診で医者からあなたはガンでなにもしなければ余命3か月だとか言われたら普通は気が動顛してしまうことは間違いない。
そしてさんざん「お医者様」から脅され、精神的に萎縮した状態で手術や抗がん剤投与を受け入れてしまうのだ。

日本の医療業界というのは他の先進国と比較しても相当にゆがんでいる。医者をお医者様とか呼ぶのはやめなければならない。医師連中もエンジニアの一種であり医療ビジネスの業界人に過ぎない。赤ひげ信仰はいい加減にやめないといけない。
posted by libertarian at 20:32| 東京 ☔| Medical | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月25日

ポストヒロイックウォーと超限戦と特攻隊

ルトワックが現代のアメリカの戦闘はポスト ヒロイックウォーになっていると言っている。
従来の戦闘が、兵隊や軍隊が自分の身の安全、命という大きなリスクを背負って行うヒロイックなものだったのが、現代のアメリカはそのようなリスクを最小化するためにコストを最大化することもいとわないということのようだ。

このことは湾岸戦争辺りからなんとなく感じていたことだ。弱小な軍隊を相手に圧倒的な兵力で短時間に叩き潰す戦闘を行ったが、猫を一匹捕まえるのにに軍隊が出動しているような奇妙な感覚を覚えた。w
これはその後の戦闘でもそうらしい。オバマの時代は軍隊を出さずにドローンを使ってテロ的に敵側の要人を暗殺するという方法になっていた。
まさにこれはアメリカによるテロであるが、味方の損害を0にする方法であり、ポストヒロイックウォーの一つなのだろう。

対チャイナでもこのポストヒロイックウォーの構造は変わらない。日本が仮にチャイナに侵略されたとしてもすぐにアメリカ軍が動くかどうかわからないのは、アメリカがポストヒロイックウォーしか戦わないからである。戦闘リスクを最小化し、それでも一定以上にリスクを小さくできなければ無理をしない可能性が高い。

対して日本の自衛隊の意識はそうではないだろう。特攻隊ではないが、両手両足を法律で縛られた状態での戦争しかできないから、どこかで誰か命をかけた自己犠牲をしなければならないと思っていると思う。
そもそも相手にやられてからでないと反撃もできないというのであれば、だれかが最初に無抵抗で死ななければならないわけだ。
当然に自衛権は先制攻撃も含むわけだが、そのような体制には程遠い。

チャイナは超限戦を戦い、アメリカはポストヒロイックウォーを戦い、日本はいまだに特攻隊の精神で戦わなければならないというのはやはりおかしい。


posted by libertarian at 15:05| 東京 ☁| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チャイナ ウォーズ

最近のトランプの動きはミアシャイマーなどの主張に近い線で動いている。これはナヴァロがミアシャイマーと近いスタンスだからかもしれない。
トランプはNATOからの撤退も検討しているようだし、中東からも撤退しようとしている。トランプの動きは2016年7月に紹介したミアシャイマーの論文と非常に整合的である。今後はナヴァローミアシャイマーの路線でトランプは動くだろう。

リベラルヘゲモニーからオフショア・バランシング戦略へ
http://libertarian.seesaa.net/article/440172949.html#more

今回、中東からの撤退に反対していたマティスを解任したので、今年からより一層アメリカのチャイナ囲い込みが強烈になる。
ところでアメリカは自国の利益を最重視するので、共産主義の打倒といったイデオロギー的なことはどうでもいいと言っている人間もいるがそれは間違っていると思う。ソ連崩壊後のアメリカの間違いは反共の旗を降ろしてしまったことにある。チャイニーズは現世的な人種で共産主義のイデオロギーなどどうでもいいと思っているかに見えたが、今のチャイナは実質強烈な共産主義国家でチャイナ共産党の結集軸が共産主義思想にあることが象徴的だ。

日本は相変わらずのお花畑に見えるが、それでも深田萌絵さんの本などが売れているようなので、そのうち空気が変わっていくだろう。
セキュリティクリアランス制度とスパイ防止法と蓮舫法を年内に急いで制定するべきである。

今は東大も1割が中国人の留学生になっているそうだ。彼らは全員スパイ要員でもある。
福田康夫首相の時に、外国人留学生を30万人呼ぶという政策を作り、渡航費から学費、生活費の支給までを日本の税金で行うというトンデモな政策だ。このため、東大の10%は中国人スパイ留学生という実態になってしまった。この制度も喫緊に全面中止しなければならない。

朝鮮ともビザ要件などを厳しくして朝鮮人の流入を制限すべきだ。それによって旅行業などが損をしたとしても全体から見れば小さいものである。
今は日本も潜在的に対チャイナの経済戦争を同盟国のアメリカとともに戦っているのあり、平時ではすでにないのである。
今年は現実の米中間の戦闘が起こっても意外ではない。



posted by libertarian at 14:37| 東京 ☁| ドナルド トランプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月18日

Google翻訳が凄い!

最近のgoogle翻訳の性能向上が凄い。
これだけ訳せれば全く問題ないレベルだ。下手な人間の翻訳よりも正確で優れている。
これもAI技術の成果だ。自然言語をWord Vectorとして扱う処理方法が開発されて以来、自然言語もAI処理できる対象となった。
この性能は今後も加速度的に向上するだろう。

アメリカ政府の発表資料はGoogle翻訳に簡単にかけられるファイル形式で発表してほしいものだ。
世界中で読まれるべきものだからである。
pdf形式のファイルは処理が面倒でGoogle翻訳に適しているとはいいがたいので、Txtファイル形式でも発表してほしいものだ。
pdfファイルだと、これをテキストファイルに変換する必要があるが、この時文字化けが発生するのだ。pdfファイルそのまま翻訳もできるがこれだと翻訳ミスが多発する。文章の改行区切りが判別できなくなるようだ。これはpdfフォーマットの欠点だろう。
もしくはHTMLファイルで発表してもらってもいい。


こういうアメリカ政府への要望はアメリカのどの部署に言えばいいのであろうか?


posted by libertarian at 22:00| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本のIT産業が中国に盗まれている

日本のIT産業が中国に盗まれている 単行本 – 2019/1/17
深田 萌絵 (著)

本日、この本を読了した。かなりの衝撃的な内容で読みながらずっと恐ろしいと感じていた。
今までスマホやPCは台湾製は問題ないだろうと思っていたが、どうもそうではないらしい。
簡単に書くと、チンパイというチャイニーズマフィアが台湾の半導体産業を支配しており、これと中共は密接に結びついているそうだ。
日本の電器産業が総崩れになり、シャープがホンファイに吸収されたのもチャイナの策略のようだ。

本書でも触れられているが、日本にもセキュリティクリアランス制度とスパイ防止法は早急に立法が必要だ。
しかし、もはや、遅すぎるのではないかという気すらするが、あきらめたら敵の思うつぼだ。
日本は教育機関と報道機関がチャイナ共産党にほぼ乗っ取られている状況といって過言ではないだろう。
この本によると、日本の裁判所もかなりチャイナが入り込んでいるらしい。
日本に対するチャイナのサイレントインベージョンは相当なレベルにまで達している可能性がある。
事実を知ることからしか対策は何も打てないので、こういった本が広く読まれることを期待する。
特に政治家や官僚には熟読してほしい。
posted by libertarian at 19:24| 東京 ☀| China problem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月10日

医療用大麻を解禁せよ

現在、世界的に大麻の解禁が進んでいるようだ。カナダが全面解禁、アメリカも西海岸の州ではほぼ全面解禁されている。
「大麻ビジネス最前線」を読むとこの事情がよくわかる。
大麻ビジネス最前線: Green Rush in 21st century (未来文庫) 高城剛 https://www.amazon.co.jp/dp/B07C82CZVF/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_WGPnCbC7PGN4K

大麻はhemp,cannabis、麻など様々な呼び方があるが、基本的には同じ植物である。大麻の薬効成分的にはTHCという鎮静作用のある物質と,CBDという医療効果の高い物質があり、この成分配合の異なるものが品種改良により今ではいろいろと作られている。
日本はいまだに大麻は悪魔の薬というでたらめな扱いで持っているだけで重罪だが、世界的に大麻が解禁されていけば日本も早晩、大麻が解禁されていくだろう。
大麻は人類にとって極めて重要な植物であり、万能といってもいい薬である。またどこにでも生えている草であり実質ただみたいなものだ。この草がガンから様々な病気に対する効力がある。
さらに人類にはカンナビに対するレセプターもある。こうしてみると人類にとって大麻というのは必須の植物という気がしてくる。
このような有用極まりない植物を、いままで100年近くも政治的な理由で悪魔の植物として禁止し、所持しているだけで殺人罪並みの厳罰の対象としてきたのだから異常としかいいようがない。
病院では様々な薬が使われるが、怪しいものが多い。抗がん剤などはその最たるものだが、大麻のように昔から使われてきた薬効あらたかな植物が使われるようになれば、医療も前進するのではなかろうか。
ガンでもそうだが重要なのは苦しまないということだ。抗がん剤で苦しまされ高額な医療費を払わせられ効果も分からず死ぬというのが最悪だ。大麻はガンの苦しみを除くだけでなく、治療効果もあるらしい。
21世紀は大麻が解禁されることで医療そのものが大きく見直されていくのではないか。

日本ではがん患者が激増しているが、この最大の原因はガン検診を大々的に強制するようになったからだろう。そして早期に発見されたガンによって無駄な治療と高額な治療費を払わせられ何の効果も分からないうちに苦しんで死ぬという悪魔のパターンが生まれている。
やはり検診を受けず、ガンになっても何もしないというのが正しいありかただろう。そしてもし苦しむことがあるのであれば、アメリカやカナダやヨーロッパの医療用大麻を認めているとこに行き、医療用大麻での治療を受けるべきである。日本も可及的速やかに医療用大麻の解禁を検討するべきである。
posted by libertarian at 10:00| 東京 ☀| Medical | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月27日

天体撮影と山登り

今年は天体撮影をはじめ、その都合で山登りをはじめ、そのうち山登りにややシフトした1年であった。山登りと言ってもあまり体力がないので高尾山のような低山しか登らないが、それでも装備はいろいろと必要だ。
アウトドアは衣食住と睡眠を基本的なレベルで見直す行為だ。普通に暮らしている分には衣食住そのものを考えることはあまりない。
山登りにもいろいろなスタイルがあるので、自分に適切なスタイルが何かを自分でむりせずに考えることが大事。
アウトドアは行動レベルを上げるとリスクもどんどん上がる。レベルを上げることを目的にするのは普通の人には向かないはずで、アウトドアごっこで十分だろう。w
最近はラーツーなるものもある。ラーメンを作りにツーリングに行くことらしいが、アウトドアとしては、こんなもので十分だ。

天体撮影は雨や曇りが多くてほとんど撮影できる日がなかった。今年は台風が多かったが、この傾向はほぼ毎年のことでアジアモンスーン地帯に位置する日本の宿命であろう。折角望遠鏡などシステムに多大な投資したのに稼働率が低いのが残念。
posted by libertarian at 19:25| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月08日

チャイナ製のコンピューターも買ってはいけない

日本でもチャイナのファーウェイとZTEの機器を政府が購入することを禁止することを決定したが、これは遅きに失した感がある。
アメリカでは公的部門でのファーウェイなどの機器の購入禁止は随分前(たしか5年以上前)からやっている。この時点で日本でも調査をしておくべきであったが、なにもしなかった。
すでにファーウェイやZTEなどの通信機器は相当な数が導入されているのでこれを置き換えるのは相当な金が必要となるだろう。プロバイダーが個人に提供しているルーターも多くはファーウェイ製が使われている。私の家のルーターもファーウェイだった。これをどうしようか思案中だ。

チャイナを野放しにしていたら、5Gの通信機器もチャイナのテロ装置ともいうべき通信機器で独占されてしまう。
アメリカ、日本、ヨーロッパはこれをサイバー戦の主戦場の一つとして認識しないといけない。つまるところはチャイナ製の通信機器を完全に排除するところまで続けなければならないだろう。
前にも少し書いたが、チャイナは通信機器にバックドアの設置を公然と法律で義務付けているので、チャイナの製品を使わないようにするしか手はない。仮に今の状態でなにもなくてもファームウェアアップデートのタイミングでいつでもバックドアを仕掛けることができるので、チャイナ製品を一切使わない以外の対処はないのである。

チャイナ製のスマホを買ってはいけない

チャイナの通信機器メーカーはファーウェイ、ZTE以外にもOPPOとかいろいろある。こういったチャイナ製品もファーウェイ同様に使わないようにするべきである。(ちなみにOPPOはAppleの同音異綴のパクリだ。w)

私もIBM時代からの長年のThinkpad使いであったが、もはやレノボのThinkpadは使えない。レノボはチャイナ企業であり非常に危険だ。
選択肢としては既にかなり限られてくる。アメリカ製としてはアップル、HP、DELL。台湾製ではASUSといったところか。日本ではパナソニックくらいか?

posted by libertarian at 10:18| 東京 ☁| China problem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月05日

連邦最高裁判事 2018

以前、トランプ政権と連邦最高裁判事の任命の問題について書いた。
http://libertarian.seesaa.net/article/444368728.html

これはトランプ政権発足前の時点(2016.11.27)での予測だったので、この2年後の2018年12月現在での現況をまとめてみる。
といってもWikipediaに纏めてあるのでこれから抜き出す。

現在の連邦最高裁判事は9人

1.クラレンス トーマス 70 保守
2.ルースギンズバーグ 85 リベラル
3.スティーブン ブライヤー 80 リベラル
4.ジョン ロバーツ 63 保守
5.サミュエル アリート 68 保守
6.ソニア ソトマイヨール 64 リベラル
7.エレナ ケイガン 58 リベラル
8.ニール ゴーサッチ 51 保守
9.ブレット カバノー 53 保守

現在、共和党保守寄りの判事が5人。民主党リベラル寄りの判事が4人。
そしてニール ゴーサッチとブレット カバノーがトランプが任命した判事である。
ゴーサッチはアントニン スカリア判事の後任。
ブレット カバノーは2018年に引退したアンソニー ケネディ判事の後任として選ばれた。

先の投稿では、最高齢のルースギンズバーグが次に辞めるだろうと予想したが、ギンズバーグは明らかな反トランプのリベラルなのでまだ辞めずに頑張っている。あと5年、90歳前に辞めることはないと言っているのはトランプには後任の判事を選ばせないという意味である。w
しかし、この歳になると、いつどうなるかは分からない。トランプが3人目の判事を任命する可能性は高いだろう。


posted by libertarian at 11:39| 東京 ☁| ドナルド トランプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

経済によるチャイナとの戦い

アメリカのトランプ政権は今年になって、チャイナとのいわゆる経済戦争を本格化してきたが、この計画はピーターナバロの10年前の著書「チャイナウォーズ」にそのまま書かれていたことである。
チャイナとの直接軍事対決が最悪の下策であることは明らかであるし、チャイナの本質的、かつ最大の弱点である経済でチャイナを弱体化させようとしているわけだ。
それもあくまで一般的な貿易取引ルールの形で行い、チャイナだけをターゲットにするべきではないということもナヴァロの本には書かれている。

「チャイナウォーズ」から引用すると(p282)

・アメリカとの自由かつ公正な貿易を望むいかなる国も不正な輸出補助金の利用や通貨操作を控えるべきであり、世界貿易機関の決定に従わなければならない。

・アメリカのいかなる貿易相手国も知的財産を尊重し、健康や安全や環境に関してはアメリカ並びに国際社会の基準と一致した規制を採択、実施しなければならい。そして労働者には適正な賃金と労働条件を提供し、奴隷労働は禁止されるべきだ。

・アメリカのいかなる貿易相手国も以上のような規則に違反した場合には、自由かつ公正な貿易を保障するために必要なすべての行動や制裁の対象となる。

こうした貿易に関する一括法案の成立にはひとつ政治的に大きな障害が考えられる。それは中国の重商主義的慣習を取り締まろうとする動きが一部で「保護主義」と誤解されることだ。しかし、国やその消費者、企業、労働者を不公正な貿易慣習から守るのは保護主義というよりはむしろ常識だといえよう。



トランプ政権のやろうとしていることの骨子はトランプとナバロの書いた本さえちゃんと読んでいれば大体予想ができるのである。

そもそも、トランプやナバロといった人間は自分の考えや主張を本に書いてきちんと発表しているのだから、こういう本をちゃんと読まないといけない。
posted by libertarian at 10:58| 東京 ☁| ドナルド トランプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月12日

スノーデン

アマゾンプライムで「スノーデン」と「Citizenfour」を観た。
「スノーデン」はオリバーストーン監督の映画で最後にスノーデン本人が出てくる。Citizenfourはドキュメンタリー映画で実際にスノーデンが最初から登場している。「スノーデン」はこのCitizenfourをもとにしてる感じか。

私はスノーデン事件はあまりよく内容を理解していなかったし、映画を観てもあまり理解が深まったわけではないのだが、簡単に纏めると、スノーデンがアメリカ政府の違法盗聴の実態をイギリスのガーディアン紙の記者(グレン グリーンウォルド)に明かすという話だ。

昔の「大統領の陰謀」では、国内の新聞社(NYTimes)に話を持っていって一件落着だったが、今回のスノーデンはイギリスの新聞社に話を持って行った。
結果的にスノーデンは今はロシアで亡命生活を行っている。

一つ、発見したのは映画でスノーデンがアインランドに影響を受けていると語っているところだ。スノーデン自身、わりと自覚的なリバタリアン、もしくはランディアンであるらしい。
そうしてみるとスノーデンの行動はリバタリアン的な観点で説明ができる。
ランドがいうように、
「いいえ。まだその時期はきていないと思います。しかし、このことを説明する前に、あなたの質問の一部分を訂正しておかなくてはなりません。我々が今日持っている社会とは資本主義社会(capitalist society)ではなく、混合経済(mixed economy)の社会です。これは、自由(freedom)と規制(controls)の混合(mixture)なのです。そして、これは今の大きなトレンドとしては、独裁制(dictatorship)に向かって動いています。「Atlas Shrugged」の中での行動は、社会が独裁制の段階に到達した時点で起きるものです。もし、独裁制が起こたときは、ストライキを行うときでしょうが、そのときまではする必要がありません。」

http://libertarian.up.seesaa.net/rand/interviewAR.pdf

つまりスノーデンはマインドのストライキを行ったと考えられる。
スノーデンは映画の中でも述べてるようにこのような監視システムは誰にも抵抗のできない独裁に向かうと判断したわけである。

しかし、セキュリティとかハッキングと言われるが、実際にはハッキングの技術があるだけでセキュリティの技術というのはない。政府がセキュリティなるものを追求するにはハッキングの技術が必要になる。
どうやって国際的なサイバー戦を戦うかという問題は依然としてある。911以降、アメリカで愛国者法の下でなんでもありで進められてきたのは非常にまずく、スノーデンが告発するだけの酷いものであったことは間違いないが、いかにしてアメリカがサイバー戦を戦うかという提案があるようではなさそうだ。
スノーデンはかなり頭脳優秀な人間のようだが、告発した時点でもまだ29歳の若者であった。
そこまでは考えていなかったろうが、国外とのサイバー戦をいかにして戦い、国内のプライバシー保護といかに結びつけるかは未だに答えがない問題だろうと思う。


posted by libertarian at 16:42| 東京 ☁| Libertarianism | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月31日

高尾山

最近、高尾山によく行く。
高尾山は京王線で簡単に行けるし、登山口まで行くのがあっという間だ。コースも6号まで多様なコースがあり、ケーブルカーやリフトも使える。その気になれば、頂上から奥高尾の縦走コースへの道もあるし、実に懐の深い山である。
高尾の6コースは5号を除いてすべて走破した。

高尾山ができたのは6000万年位前らしいので、人類が地球に発生するはるか前からあそこにある。高尾山から多摩丘陵や武蔵野台地が始まっている。数十万年前?は高尾山の辺りが海岸線にあたり、その後、海が後退して丘陵や武蔵野台地が表れてきたらしい。

高尾山は599mと低山なので緑が豊富で植生は多様性に富んでいる。ある意味東京の里山と呼ぶにふさわしい。
地質的にも興味深い。6号コースは沢伝いに登るがちょうどそこが断層帯になっていて、注意してみると断層の様子が分かる。
高尾山には自分が山に求める全てのものが詰まっている。

山は登るのも下るのも大変な重労働なので体力の有り余っている若いときはピークハント的な登り方もありかもしれないが、歳をとってくるとピークハントなどやってられないし、別に面白くもない。そこにもっと知的な面白さを発見する必要がある。
posted by libertarian at 13:23| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月13日

武蔵野台地

「日本史の謎は地形で解ける」竹村公太郎著を読んだ。
著者はダムの専門家で地形と気象のプロである。ダムや水道といった社会インフラを作ってきた人だから、視点が専門的で斬新だ。今まで、どこにいてもあまり社会インフラの仕組みなど意識もしなかったが、水がなければ暮らせないし、当たり前のように使える水道も社会インフラの賜物であった。

最近は、古地図アプリがいろいろとあり、古地図を簡単に参照できるようになった。東京などは暗渠だらけで川はほとんど見えなくなり地形そのものも分かりにくいが、昔の地図をみると地形が見えてくる。
玉川上水は多摩川の羽村から江戸城までの43qを水をひいているが、これはほぼ甲州街道と並行で地形的には尾根道にあたるところを利用しているそうだ。わずかな高低差を巧みに利用してる。尾根道だから上水の左右に水を出すことができた。
徳川家康は鷹狩りと称して各地の地形を調査していたらしい。家康自身が鷹の目を持っていたかのように地形を理解していたようだ。地形のような巨大なものは人間の感覚の延長にはないのでそれを見るには特殊な技術が必要だ。

武蔵野台地という言葉の意味もこれでわかった。東京は沖積平野にあるが、武蔵野台地という小山のようなところが江戸時代の陸地で他は湿地帯だった。江戸城が武蔵野台地の東の端でその先は海だった。川の周りは広い湿地帯だったようだ。利根川を上流で東に遷移させて銚子に水を向かわせることで、江戸は湿地帯を乾田化させていった。それまでは利根川は東京湾に注いでいて治水がされなかったからその周りは広大な湿地帯になっていたようだ。武蔵野台地はわずかだが高台を形成しているので、そこは人が住めた。

posted by libertarian at 07:45| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月22日

オセロ

将棋は最近はネット中継が多く、またiアプリなどでも将棋中継をやっているのでよく見る。
もっぱら観る将棋でほとんど実戦は指さないが、たまに詰将棋を解いたりすることもある。
やはり藤井聡太の活躍は圧倒的で羽生を超えるだろう天才が現れたという感じだ。

4大ゲームとは囲碁、将棋、チェス、オセロだが、これらのゲームでもはや人間ではコンピューターに全く太刀打ちできない。
オセロはチェスとほぼ同時期に人間のチャンピオンがマシンに負けた。
オセロは40年くらい前に長谷川五郎氏によって発明されたゲームで私も小学生の頃ブームになり少し遊んだことがあるくらいだ。Windowsなどにプリインストールソフトとしても入っていたがそれで遊んだ記憶もない。
つまりオセロはルールくらいしか知らなかったわけだ。ルールは超単純だ。4大ゲームのなかで一番単純なルールがオセロだ。

しかしオセロは将棋や囲碁と違い数手先を頭の中でシミュレーションして読むことも非常に困難である。石がダイナミックに裏返り変化が激しいためである。
詰将棋などは必然手の応酬を十数手先くらいは読むこともできるが、オセロでそれはまず人間には無理である。
といっても高段者になると10手先まで読めるというから凄い。そもそも、オセロは最長60手で終わるので10手先というのはゲーム進行のほとんどに近い。w

それ以前にオセロの考え方や手筋というものを知らないと何をどう考えていいものかも分からない。初心者はひたすら沢山石をとろうとするが、これはオセロの手筋からすると真逆である。
先日「初心者のリバーシ」という無料スマホアプリをたまたまインストールしたところオセロの考え方が書いてあったので、それを見てなるほどと思い、ここ数日オセロに少々はまった。

オセロは石をなるべくとらないようにするゲームだという程度の認識はあったが、開放度理論とか偶数理論とか手筋のような理論がいくつかあるらしい。こんな理論があるとは全く知らなかった。
この開放度理論を使うだけで、初級者のレベルにはなれそうだ。こういうことを知らないと何をどう考えるものかも全く分からない。将棋も手筋を知らないと考えることすらできないのと同じだろう。

将棋の場合、初心者に定石を覚えろというのは最悪で、手筋を沢山教えるべきなのである。将棋もそんなに先を読めるゲームではなく、手筋の発見とその組み合わせや順序を考えるものだといえる。
詰将棋なら王手の必然手の応酬の連続だが、実戦はむしろ次の一手問題の繰返しからなるからだ。

テレビ解説を見ているとプロ棋士は大体一つの局面から手筋を複数発見しその組み合わせのようなものを考えているのだとわかる。将棋の手筋は知らないと発見することもできない。つまり私のイメージでは将棋とは手筋の発見という短期的な目標の組み合わせのゲームである。

オセロの場合も将棋と同様だが、将棋以上に先読みが難しいという特徴があるので短期的な目標の発見みたいなものの繰返しでゲームが進行していくようだ。

開放度理論では単に石を少なく返すという目標ではなく、開放度の小さい石をかえすべきという目標を与える。
また同じ1石返しでも手が複数あった場合、どれが開放度が小さいかで比較が可能だ。
もっといえば開放度の大きい一石返しより、開放度の小さい複数石返しのほうがいいようだ。
オセロの序盤定石のようなものを見ると開放度理論に即している手が多いようだ。ただ、そこに少し理論からの崩しを入れて変化を加えているらしい。
そして最終盤になると偶数理論というものがある。これも知らないとオセロでは初級者にもなれない。
オセロの高段者が10手先を読むというのはこの最終盤のことかもしれない。最終盤を残り10−16手と考えると強い人はこの終盤の隅の争いを全て読み切るのであろう。読み切ると言ってもマシンのように全ての順列組み合わせを読むのではなく、ここも方針のような目標がないと人間には無理だろうが。

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2018年09月15日

1000兆トンのダイヤ

この記事によると地球深部に1000兆トンオーダーのダイヤの存在が確認されたらしい。
https://gigazine.net/news/20180718-diamond-in-the-earth/

これなどはゴールドの石油深層起源説をサポートする発見だろう。
地下100−200kmにあるということだから、海底の有機物がプレート移動で潜り込んだものではない。

しかし、ダイヤのようなものは稀少性による価値なのでもし取り出したらダイヤの価値がガラス玉程度になってしまうだけだ。w
そして取り出すにはマッハのスピードで地表に持ち上げる必要がある。
もっともそれは不可能なことなので心配もいらない。w
posted by libertarian at 17:49| 東京 ☔| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

重力波検知衛星

現在、重力波を検出する衛星の打ち上げが真面目に検討されている。
このことは前にも書いたが、もう少し具体的に言うとこれはeLISAという計画で3つの人工衛星を太陽の周りの軌道に投入するものである。

おそらく太陽軌道に投入する理由は高出力レーザーの電源を太陽からとるためだろう。太陽軌道なら陰になることもなく太陽エネルギーを得ることができる。さらに地球より内側の軌道に投入することでより強力な太陽光エネルギーを得られる。また公転周期を地球に合わせれば太陽の陰になることもない。
こう考えるとこの計画はかなり技術的にも難しいものだと想像される。実現するのは随分と先になるのではないか。

さらに、これで重力波の発生方向まで知るにはこの3つの人工衛星のセットを3セット投入する必要がある。
ここら辺はどうなっているのか知らない。




posted by libertarian at 17:19| 東京 ☔| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

温暖化していない地球

依然として温暖化と炭酸ガスをめぐるバカ騒ぎは終わる気配がない。これは地球温暖化=炭酸ガス原因説の旗振り役である総務省とその傘下のNHKが非科学的なキャンペーンを執拗に続けているからだろう。

このバカ騒ぎで一番の莫大な損害を被ったのは日本だ。他の国はまともに取り組んでいるところはない。
日本は温暖化対策と称して80兆円もの税金をどぶに捨ててきた。
日本もアメリカに右に倣えで、パリ議定書からも離脱するべきである。

この議論は簡単に言えば、地球は微妙に温暖化しているという嘘の事実と、炭酸ガスがこの数十年で微妙に増加傾向にあるという事実からなる。
現在、炭酸ガスは大気中に400㏙弱だが、この微量なガス成分は過去50年くらい見ると320㏙くらいから増えているのは事実である。増加原因の何割かが人間の経済活動にあることも事実である。

そして、地球の温暖化という「嘘の事実」に対して、炭酸ガスの増加がその原因だというキャンペーンを張っているのがIPCCや総務省なのである。

仮にこの嘘のデータを使って短い期間をとりだして炭酸ガス濃度との相関をもとめれば、相関係数はでるだろうが、きちんと偏相関係数まで見れば偽相関だと簡単に分かるはずだ。
まあ、そんなことをしなくても温暖化を示すというグラフが意図的に加工されたものであるから、これで話は完全に終わりだ。



posted by libertarian at 16:01| 東京 ☔| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

位置エネルギーの利用

ちょっと簡単な計算をしてみた。

@ 1sの物体が1mの高さにあるときの位置エネルギーは9.8J(ジュール)
A 1気圧下で25℃の水1sをそのまま蒸発させるエネルギーは蒸発熱を44KJ/molとして
  1000g/18x44=2444KJ

1sの水が1000mの高さにあれば、約10KJの位置エネルギーを持っている。
つまり蒸発エネルギーを太陽エネルギーが供給する場合、1KGの水を蒸発させるのに約2500KJの太陽エネルギーを消費するのに対し、1000mの高さの水1Kgは10KJだけ位置エネルギーを利用できることになる。

つまり太陽エネルギーの利用効率としては低いが、水の形になることでエネルギー回収と貯蔵が容易なことが水力発電のメリットといえる。薄いエネルギーを広く回収でき、平面にあたる太陽エネルギーを体積という形で濃縮できる。実際は大気に国境はなく海で発生した雲も、台風が遠くから雲を運んでくることもあり、世界的な広さの太陽光エネルギーを回収できる。


太陽光パネルの場合だと
300w出力のパネルだと5時間天気の良い日には
300x5x3600=5400000ws=5400KJ
の発電ができる。
最近のソーラーパネルは20%くらいの効率があるそうだ。高効率だが土地とまとまった光量が必要なのがデメリット。

posted by libertarian at 10:39| 東京 🌁| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エネルギー白書2018

エネルギー白書2018のグラフより

一番最近が2017年のデータで構成割合は、
新エネルギー 6.9% 石油 9.3% LNG 42.1% 水力 7.6% 石炭 32.5% 原子力 1.7%
となっている。

311以降、原発は殆ど稼働していないが、その分、LNGと石炭が大きくのびている。石炭がこれほど伸びているとは意外であった。
水力は7.6%とあまり変化がない。しかしこの中で一番伸びしろが多いのは水力発電だろう。これを今の5倍にすればかなりのものだ。

ノルウェーやスウェーデンなどは水力発電大国だが日本もそうなれる。これらの国は水力のお陰で電気代が非常に安い。
日本も水力発電を5−6倍にすれば、電気代を今の半分、アメリカ並みにすることも可能だろう。
だがしかし、日本の現在の電力消費が1兆 kWhで、水力発電量は900億kWh。
先の著書によるとこれを2200億kWhにするのが当面可能なラインのようだ。理論的には約7000億kWhが上限。


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2018年09月13日

ダムと水力発電

水力発電については今まであまり考えたこともなかったが、「水力発電が日本を救う」(竹村著)を読んで、認識があらたまった。
水力発電は大規模な自然破壊をしている割に発電量が少な過ぎると思っていたが、実は日本の地理的特性から見てかなりロングスパンで有効なエネルギー源のようだ。
日本の川は急流の川が多く、短い距離で海に注ぐという点が特徴で、水力発電は大きなポテンシャルを持っているにも関わらず、旧い法律のせいでその能力を発揮できていないとこの著者は唱えている。

旧い法律とは特定多目的ダム法で、これによって日本のダムは半分しか貯水できないようになっている。
この法律ではダムの目的が利水と治水と定義されおり、治水を重視するとダムを洪水対策のバッファーとして使うので利水を犠牲にして半分くらいしか水を溜められないというジレンマに陥ってるそうだ。
しかし現代では台風予測もかなり進歩しているので、著者は気象予測に合わせて放流すれば問題ないとしている。日本の川は短いので1日で貯水量を減らすことができ、普段はほぼ満水にしていても台風予測に十分に対応できるそうだ。だが役所は法律に縛られるので旧い運用を続けている。

またダムは堆積物が溜まってそのうち使い物にならなくなると言われているが、これも間違いだそうだ。なぜなら簡単にそれは浚渫できるから。というわけで日本のダムは驚くべきことに半永久的に壊れないで使えるものなのだそうだ。壊れない理由として1.コンクリートに鉄筋が入っていない。このため巨大な凝塊石と化している。2.基礎が岩盤と直結して一体化するように作られている。3.壁の厚さが100mになり、巨大な一枚岩となってる。さらに時間が経つほど強固になるそうだ。

とはいえ、ダムの建設コストのほとんどは原発と同様に水没する村などにたいする莫大な保証金、調整コストであり、実際の建設費はそれほど大きくないのだが、著者はこれ以上新規の巨大ダムを増やすよりは既存のダムのかさ上げをすることで発電量を容易に増加できるとしてる。
ダムの10%かさ上げするだけで発電量は2倍になるらしい。そしてこのかさ上げ工事は非常に低コストで可能だ。

水力発電の発電コストはこの本によると原発に次いで小さい。この発電コストは計算方法で大きく変わるものだが、日本にとって水力発電は圧倒的に比較優位にある技術だろう。比較優位の原則に照らせば日本が選ぶべきものは原発でも火力でもなく水力である。

posted by libertarian at 23:59| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月10日

電力とリスク分散

北海道地震で全道停電になった。そのため、札幌市内からでも天の川が綺麗に見えるようになったらしい。
喜ぶべきことかどうかは微妙だが、天体好きには一生に一度の観測チャンスであろう。

今回の全停電に原発を再開させろとか、最初から再開させていれば停電にはならなかったという人間もいるが、
もし泊原発にマグニチュード7以上の地震が来ていれば仮に大事故には至らなかったとしても原発が止まってしまい全停電となっていただろう。今回、運よく泊原発の震度が比較的小さかっただけだから、こういう事を主張する連中は頭が悪い。

基本的にリスク分散を中央集権的な電力システムで担保しようというのが間違っているのである。火力、原発、水力こういったものはすべて中央集権的電力システムだからリスク分散にはならない。
昨今の太陽光発電も中央集権的な仕組みで運用しようとするのが間違えなのである
北海道の地元工場では自家発電装置を持っていたところもあるようだが、その発電装置をスタートさせるのに一般電力が必要なために、稼働させられないそうだ。全停電を想定してガソリン発電機でスタートできるようにしておくべきだった。全停電という事態が想定外だったのがあまかった。

基本的にリスク分散は電力源が広く分散しているほうがいい。家庭用の太陽光発電は家庭の電気程度なら十分に賄える。天気次第で発電量が決まるが、それでもリスクの分散としてはありだ。そんなに大きな太陽光パネルでなくキャンプ用の太陽光パネルでもライトやスマホやPCを動かすくらいの電気なら供給できる。
天体観測やアウトドアを趣味にしている人は、大きめの充電池を持っているので、こういったアウトドア道具のお陰で今回の停電で随分と助かったらしい。

東京でこの規模の地震が来れば惨憺たる状況になることは確実だ。311では水や食料品がなくなったが、全停電は起こらなかったので東京もその想定をしてないだろう。
キャンプ用の太陽光パネルやキャンプ用のAC電源も使える大容量ポータブルバッテリーなどを持っているだけでも結構なリスク分散になる。
カセットコンロなども大して場所をとらないからあると安心だろう。

東京でも高層ビルなどの大規模施設にはコジェネレーションシステムを持っているところが多いが、これも全停電に対応できるようにしておいたほうがいい。

工場がストップした経済損失がどうのこうのといっても、本当に破滅的な天災、福島のような天災、マグニチュード7以上の地震とか火山の大噴火みたいなものがあればどんなことをしても損失回避などできはしない。人間の力は小さい。そういった事態へのリスク対応とはサバイバル対策でしかない。生きるか死ぬかに備えることだ。日本というのは地球でも地質学上きわめて特殊な地帯であり、常に想定外の天災リスクはある。世界の火山の3分の1は日本に集中している。日本には108もの活火山がある。地学者は地震よりも火山のリスクの方がはるかに巨大であり、それはいかんともしがたい対処不可能なことだと言っている。日本では地震リスクばかり言われるが火山が盲点となっている。

posted by libertarian at 08:10| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする