2019年01月18日

Google翻訳が凄い!

最近のgoogle翻訳の性能向上が凄い。
これだけ訳せれば全く問題ないレベルだ。下手な人間の翻訳よりも正確で優れている。
これもAI技術の成果だ。自然言語をWord Vectorとして扱う処理方法が開発されて以来、自然言語もAI処理できる対象となった。
この性能は今後も加速度的に向上するだろう。

アメリカ政府の発表資料はGoogle翻訳に簡単にかけられるファイル形式で発表してほしいものだ。
世界中で読まれるべきものだからである。
pdf形式のファイルは処理が面倒でGoogle翻訳に適しているとはいいがたいので、Txtファイル形式でも発表してほしいものだ。
pdfファイルだと、これをテキストファイルに変換する必要があるが、この時文字化けが発生するのだ。pdfファイルそのまま翻訳もできるがこれだと翻訳ミスが多発する。文章の改行区切りが判別できなくなるようだ。これはpdfフォーマットの欠点だろう。
もしくはHTMLファイルで発表してもらってもいい。


こういうアメリカ政府への要望はアメリカのどの部署に言えばいいのであろうか?


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日本のIT産業が中国に盗まれている

日本のIT産業が中国に盗まれている 単行本 – 2019/1/17
深田 萌絵 (著)

本日、この本を読了した。かなりの衝撃的な内容で読みながらずっと恐ろしいと感じていた。
今までスマホやPCは台湾製は問題ないだろうと思っていたが、どうもそうではないらしい。
簡単に書くと、チンパイというチャイニーズマフィアが台湾の半導体産業を支配しており、これと中共は密接に結びついているそうだ。
日本の電器産業が総崩れになり、シャープがホンファイに吸収されたのもチャイナの策略のようだ。

本書でも触れられているが、日本にもセキュリティクリアランス制度とスパイ防止法は早急に立法が必要だ。
しかし、もはや、遅すぎるのではないかという気すらするが、あきらめたら敵の思うつぼだ。
日本は教育機関と報道機関がチャイナ共産党にほぼ乗っ取られている状況といって過言ではないだろう。
この本によると、日本の裁判所もかなりチャイナが入り込んでいるらしい。
日本に対するチャイナのサイレントインベージョンは相当なレベルにまで達している可能性がある。
事実を知ることからしか対策は何も打てないので、こういった本が広く読まれることを期待する。
特に政治家や官僚には熟読してほしい。
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2019年01月10日

医療用大麻を解禁せよ

現在、世界的に大麻の解禁が進んでいるようだ。カナダが全面解禁、アメリカも西海岸の州ではほぼ全面解禁されている。
「大麻ビジネス最前線」を読むとこの事情がよくわかる。
大麻ビジネス最前線: Green Rush in 21st century (未来文庫) 高城剛 https://www.amazon.co.jp/dp/B07C82CZVF/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_WGPnCbC7PGN4K

大麻はhemp,cannabis、麻など様々な呼び方があるが、基本的には同じ植物である。大麻の薬効成分的にはTHCという鎮静作用のある物質と,CBDという医療効果の高い物質があり、この成分配合の異なるものが品種改良により今ではいろいろと作られている。
日本はいまだに大麻は悪魔の薬というでたらめな扱いで持っているだけで重罪だが、世界的に大麻が解禁されていけば日本も早晩、大麻が解禁されていくだろう。
大麻は人類にとって極めて重要な植物であり、万能といってもいい薬である。またどこにでも生えている草であり実質ただみたいなものだ。この草がガンから様々な病気に対する効力がある。
さらに人類にはカンナビに対するレセプターもある。こうしてみると人類にとって大麻というのは必須の植物という気がしてくる。
このような有用極まりない植物を、いままで100年近くも政治的な理由で悪魔の植物として禁止し、所持しているだけで殺人罪並みの厳罰の対象としてきたのだから異常としかいいようがない。
病院では様々な薬が使われるが、怪しいものが多い。抗がん剤などはその最たるものだが、大麻のように昔から使われてきた薬効あらたかな植物が使われるようになれば、医療も前進するのではなかろうか。
ガンでもそうだが重要なのは苦しまないということだ。抗がん剤で苦しまされ高額な医療費を払わせられ効果も分からず死ぬというのが最悪だ。大麻はガンの苦しみを除くだけでなく、治療効果もあるらしい。
21世紀は大麻が解禁されることで医療そのものが大きく見直されていくのではないか。

日本ではがん患者が激増しているが、この最大の原因はガン検診を大々的に強制するようになったからだろう。そして早期に発見されたガンによって無駄な治療と高額な治療費を払わせられ何の効果も分からないうちに苦しんで死ぬという悪魔のパターンが生まれている。
やはり検診を受けず、ガンになっても何もしないというのが正しいありかただろう。そしてもし苦しむことがあるのであれば、アメリカやカナダやヨーロッパの医療用大麻を認めているとこに行き、医療用大麻での治療を受けるべきである。日本も可及的速やかに医療用大麻の解禁を検討するべきである。
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2018年12月27日

天体撮影と山登り

今年は天体撮影をはじめ、その都合で山登りをはじめ、そのうち山登りにややシフトした1年であった。山登りと言ってもあまり体力がないので高尾山のような低山しか登らないが、それでも装備はいろいろと必要だ。
アウトドアは衣食住と睡眠を基本的なレベルで見直す行為だ。普通に暮らしている分には衣食住そのものを考えることはあまりない。
山登りにもいろいろなスタイルがあるので、自分に適切なスタイルが何かを自分でむりせずに考えることが大事。
アウトドアは行動レベルを上げるとリスクもどんどん上がる。レベルを上げることを目的にするのは普通の人には向かないはずで、アウトドアごっこで十分だろう。w
最近はラーツーなるものもある。ラーメンを作りにツーリングに行くことらしいが、アウトドアとしては、こんなもので十分だ。

天体撮影は雨や曇りが多くてほとんど撮影できる日がなかった。今年は台風が多かったが、この傾向はほぼ毎年のことでアジアモンスーン地帯に位置する日本の宿命であろう。折角望遠鏡などシステムに多大な投資したのに稼働率が低いのが残念。
posted by libertarian at 19:25| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月08日

チャイナ製のコンピューターも買ってはいけない

日本でもチャイナのファーウェイとZTEの機器を政府が購入することを禁止することを決定したが、これは遅きに失した感がある。
アメリカでは公的部門でのファーウェイなどの機器の購入禁止は随分前(たしか5年以上前)からやっている。この時点で日本でも調査をしておくべきであったが、なにもしなかった。
すでにファーウェイやZTEなどの通信機器は相当な数が導入されているのでこれを置き換えるのは相当な金が必要となるだろう。プロバイダーが個人に提供しているルーターも多くはファーウェイ製が使われている。私の家のルーターもファーウェイだった。これをどうしようか思案中だ。

チャイナを野放しにしていたら、5Gの通信機器もチャイナのテロ装置ともいうべき通信機器で独占されてしまう。
アメリカ、日本、ヨーロッパはこれをサイバー戦の主戦場の一つとして認識しないといけない。つまるところはチャイナ製の通信機器を完全に排除するところまで続けなければならないだろう。
前にも少し書いたが、チャイナは通信機器にバックドアの設置を公然と法律で義務付けているので、チャイナの製品を使わないようにするしか手はない。仮に今の状態でなにもなくてもファームウェアアップデートのタイミングでいつでもバックドアを仕掛けることができるので、チャイナ製品を一切使わない以外の対処はないのである。

チャイナ製のスマホを買ってはいけない

チャイナの通信機器メーカーはファーウェイ、ZTE以外にもOPPOとかいろいろある。こういったチャイナ製品もファーウェイ同様に使わないようにするべきである。(ちなみにOPPOはAppleの同音異綴のパクリだ。w)

私もIBM時代からの長年のThinkpad使いであったが、もはやレノボのThinkpadは使えない。レノボはチャイナ企業であり非常に危険だ。
選択肢としては既にかなり限られてくる。アメリカ製としてはアップル、HP、DELL。台湾製ではASUSといったところか。日本ではパナソニックくらいか?

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2018年12月05日

連邦最高裁判事 2018

以前、トランプ政権と連邦最高裁判事の任命の問題について書いた。
http://libertarian.seesaa.net/article/444368728.html

これはトランプ政権発足前の時点(2016.11.27)での予測だったので、この2年後の2018年12月現在での現況をまとめてみる。
といってもWikipediaに纏めてあるのでこれから抜き出す。

現在の連邦最高裁判事は9人

1.クラレンス トーマス 70 保守
2.ルースギンズバーグ 85 リベラル
3.スティーブン ブライヤー 80 リベラル
4.ジョン ロバーツ 63 保守
5.サミュエル アリート 68 保守
6.ソニア ソトマイヨール 64 リベラル
7.エレナ ケイガン 58 リベラル
8.ニール ゴーサッチ 51 保守
9.ブレット カバノー 53 保守

現在、共和党保守寄りの判事が5人。民主党リベラル寄りの判事が4人。
そしてニール ゴーサッチとブレット カバノーがトランプが任命した判事である。
ゴーサッチはアントニン スカリア判事の後任。
ブレット カバノーは2018年に引退したアンソニー ケネディ判事の後任として選ばれた。

先の投稿では、最高齢のルースギンズバーグが次に辞めるだろうと予想したが、ギンズバーグは明らかな反トランプのリベラルなのでまだ辞めずに頑張っている。あと5年、90歳前に辞めることはないと言っているのはトランプには後任の判事を選ばせないという意味である。w
しかし、この歳になると、いつどうなるかは分からない。トランプが3人目の判事を任命する可能性は高いだろう。


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経済によるチャイナとの戦い

アメリカのトランプ政権は今年になって、チャイナとのいわゆる経済戦争を本格化してきたが、この計画はピーターナバロの10年前の著書「チャイナウォーズ」にそのまま書かれていたことである。
チャイナとの直接軍事対決が最悪の下策であることは明らかであるし、チャイナの本質的、かつ最大の弱点である経済でチャイナを弱体化させようとしているわけだ。
それもあくまで一般的な貿易取引ルールの形で行い、チャイナだけをターゲットにするべきではないということもナヴァロの本には書かれている。

「チャイナウォーズ」から引用すると(p282)

・アメリカとの自由かつ公正な貿易を望むいかなる国も不正な輸出補助金の利用や通貨操作を控えるべきであり、世界貿易機関の決定に従わなければならない。

・アメリカのいかなる貿易相手国も知的財産を尊重し、健康や安全や環境に関してはアメリカ並びに国際社会の基準と一致した規制を採択、実施しなければならい。そして労働者には適正な賃金と労働条件を提供し、奴隷労働は禁止されるべきだ。

・アメリカのいかなる貿易相手国も以上のような規則に違反した場合には、自由かつ公正な貿易を保障するために必要なすべての行動や制裁の対象となる。

こうした貿易に関する一括法案の成立にはひとつ政治的に大きな障害が考えられる。それは中国の重商主義的慣習を取り締まろうとする動きが一部で「保護主義」と誤解されることだ。しかし、国やその消費者、企業、労働者を不公正な貿易慣習から守るのは保護主義というよりはむしろ常識だといえよう。



トランプ政権のやろうとしていることの骨子はトランプとナバロの書いた本さえちゃんと読んでいれば大体予想ができるのである。

そもそも、トランプやナバロといった人間は自分の考えや主張を本に書いてきちんと発表しているのだから、こういう本をちゃんと読まないといけない。
posted by libertarian at 10:58| 東京 ☁| ドナルド トランプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月12日

スノーデン

アマゾンプライムで「スノーデン」と「Citizenfour」を観た。
「スノーデン」はオリバーストーン監督の映画で最後にスノーデン本人が出てくる。Citizenfourはドキュメンタリー映画で実際にスノーデンが最初から登場している。「スノーデン」はこのCitizenfourをもとにしてる感じか。

私はスノーデン事件はあまりよく内容を理解していなかったし、映画を観てもあまり理解が深まったわけではないのだが、簡単に纏めると、スノーデンがアメリカ政府の違法盗聴の実態をイギリスのガーディアン紙の記者(グレン グリーンウォルド)に明かすという話だ。

昔の「大統領の陰謀」では、国内の新聞社(NYTimes)に話を持っていって一件落着だったが、今回のスノーデンはイギリスの新聞社に話を持って行った。
結果的にスノーデンは今はロシアで亡命生活を行っている。

一つ、発見したのは映画でスノーデンがアインランドに影響を受けていると語っているところだ。スノーデン自身、わりと自覚的なリバタリアン、もしくはランディアンであるらしい。
そうしてみるとスノーデンの行動はリバタリアン的な観点で説明ができる。
ランドがいうように、
「いいえ。まだその時期はきていないと思います。しかし、このことを説明する前に、あなたの質問の一部分を訂正しておかなくてはなりません。我々が今日持っている社会とは資本主義社会(capitalist society)ではなく、混合経済(mixed economy)の社会です。これは、自由(freedom)と規制(controls)の混合(mixture)なのです。そして、これは今の大きなトレンドとしては、独裁制(dictatorship)に向かって動いています。「Atlas Shrugged」の中での行動は、社会が独裁制の段階に到達した時点で起きるものです。もし、独裁制が起こたときは、ストライキを行うときでしょうが、そのときまではする必要がありません。」

http://libertarian.up.seesaa.net/rand/interviewAR.pdf

つまりスノーデンはマインドのストライキを行ったと考えられる。
スノーデンは映画の中でも述べてるようにこのような監視システムは誰にも抵抗のできない独裁に向かうと判断したわけである。

しかし、セキュリティとかハッキングと言われるが、実際にはハッキングの技術があるだけでセキュリティの技術というのはない。政府がセキュリティなるものを追求するにはハッキングの技術が必要になる。
どうやって国際的なサイバー戦を戦うかという問題は依然としてある。911以降、アメリカで愛国者法の下でなんでもありで進められてきたのは非常にまずく、スノーデンが告発するだけの酷いものであったことは間違いないが、いかにしてアメリカがサイバー戦を戦うかという提案があるようではなさそうだ。
スノーデンはかなり頭脳優秀な人間のようだが、告発した時点でもまだ29歳の若者であった。
そこまでは考えていなかったろうが、国外とのサイバー戦をいかにして戦い、国内のプライバシー保護といかに結びつけるかは未だに答えがない問題だろうと思う。


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2018年10月31日

高尾山

最近、高尾山によく行く。
高尾山は京王線で簡単に行けるし、登山口まで行くのがあっという間だ。コースも6号まで多様なコースがあり、ケーブルカーやリフトも使える。その気になれば、頂上から奥高尾の縦走コースへの道もあるし、実に懐の深い山である。
高尾の6コースは5号を除いてすべて走破した。

高尾山ができたのは6000万年位前らしいので、人類が地球に発生するはるか前からあそこにある。高尾山から多摩丘陵や武蔵野台地が始まっている。数十万年前?は高尾山の辺りが海岸線にあたり、その後、海が後退して丘陵や武蔵野台地が表れてきたらしい。

高尾山は599mと低山なので緑が豊富で植生は多様性に富んでいる。ある意味東京の里山と呼ぶにふさわしい。
地質的にも興味深い。6号コースは沢伝いに登るがちょうどそこが断層帯になっていて、注意してみると断層の様子が分かる。
高尾山には自分が山に求める全てのものが詰まっている。

山は登るのも下るのも大変な重労働なので体力の有り余っている若いときはピークハント的な登り方もありかもしれないが、歳をとってくるとピークハントなどやってられないし、別に面白くもない。そこにもっと知的な面白さを発見する必要がある。
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2018年10月13日

武蔵野台地

「日本史の謎は地形で解ける」竹村公太郎著を読んだ。
著者はダムの専門家で地形と気象のプロである。ダムや水道といった社会インフラを作ってきた人だから、視点が専門的で斬新だ。今まで、どこにいてもあまり社会インフラの仕組みなど意識もしなかったが、水がなければ暮らせないし、当たり前のように使える水道も社会インフラの賜物であった。

最近は、古地図アプリがいろいろとあり、古地図を簡単に参照できるようになった。東京などは暗渠だらけで川はほとんど見えなくなり地形そのものも分かりにくいが、昔の地図をみると地形が見えてくる。
玉川上水は多摩川の羽村から江戸城までの43qを水をひいているが、これはほぼ甲州街道と並行で地形的には尾根道にあたるところを利用しているそうだ。わずかな高低差を巧みに利用してる。尾根道だから上水の左右に水を出すことができた。
徳川家康は鷹狩りと称して各地の地形を調査していたらしい。家康自身が鷹の目を持っていたかのように地形を理解していたようだ。地形のような巨大なものは人間の感覚の延長にはないのでそれを見るには特殊な技術が必要だ。

武蔵野台地という言葉の意味もこれでわかった。東京は沖積平野にあるが、武蔵野台地という小山のようなところが江戸時代の陸地で他は湿地帯だった。江戸城が武蔵野台地の東の端でその先は海だった。川の周りは広い湿地帯だったようだ。利根川を上流で東に遷移させて銚子に水を向かわせることで、江戸は湿地帯を乾田化させていった。それまでは利根川は東京湾に注いでいて治水がされなかったからその周りは広大な湿地帯になっていたようだ。武蔵野台地はわずかだが高台を形成しているので、そこは人が住めた。

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2018年09月22日

オセロ

将棋は最近はネット中継が多く、またiアプリなどでも将棋中継をやっているのでよく見る。
もっぱら観る将棋でほとんど実戦は指さないが、たまに詰将棋を解いたりすることもある。
やはり藤井聡太の活躍は圧倒的で羽生を超えるだろう天才が現れたという感じだ。

4大ゲームとは囲碁、将棋、チェス、オセロだが、これらのゲームでもはや人間ではコンピューターに全く太刀打ちできない。
オセロはチェスとほぼ同時期に人間のチャンピオンがマシンに負けた。
オセロは40年くらい前に長谷川五郎氏によって発明されたゲームで私も小学生の頃ブームになり少し遊んだことがあるくらいだ。Windowsなどにプリインストールソフトとしても入っていたがそれで遊んだ記憶もない。
つまりオセロはルールくらいしか知らなかったわけだ。ルールは超単純だ。4大ゲームのなかで一番単純なルールがオセロだ。

しかしオセロは将棋や囲碁と違い数手先を頭の中でシミュレーションして読むことも非常に困難である。石がダイナミックに裏返り変化が激しいためである。
詰将棋などは必然手の応酬を十数手先くらいは読むこともできるが、オセロでそれはまず人間には無理である。
といっても高段者になると10手先まで読めるというから凄い。そもそも、オセロは最長60手で終わるので10手先というのはゲーム進行のほとんどに近い。w

それ以前にオセロの考え方や手筋というものを知らないと何をどう考えていいものかも分からない。初心者はひたすら沢山石をとろうとするが、これはオセロの手筋からすると真逆である。
先日「初心者のリバーシ」という無料スマホアプリをたまたまインストールしたところオセロの考え方が書いてあったので、それを見てなるほどと思い、ここ数日オセロに少々はまった。

オセロは石をなるべくとらないようにするゲームだという程度の認識はあったが、開放度理論とか偶数理論とか手筋のような理論がいくつかあるらしい。こんな理論があるとは全く知らなかった。
この開放度理論を使うだけで、初級者のレベルにはなれそうだ。こういうことを知らないと何をどう考えるものかも全く分からない。将棋も手筋を知らないと考えることすらできないのと同じだろう。

将棋の場合、初心者に定石を覚えろというのは最悪で、手筋を沢山教えるべきなのである。将棋もそんなに先を読めるゲームではなく、手筋の発見とその組み合わせや順序を考えるものだといえる。
詰将棋なら王手の必然手の応酬の連続だが、実戦はむしろ次の一手問題の繰返しからなるからだ。

テレビ解説を見ているとプロ棋士は大体一つの局面から手筋を複数発見しその組み合わせのようなものを考えているのだとわかる。将棋の手筋は知らないと発見することもできない。つまり私のイメージでは将棋とは手筋の発見という短期的な目標の組み合わせのゲームである。

オセロの場合も将棋と同様だが、将棋以上に先読みが難しいという特徴があるので短期的な目標の発見みたいなものの繰返しでゲームが進行していくようだ。

開放度理論では単に石を少なく返すという目標ではなく、開放度の小さい石をかえすべきという目標を与える。
また同じ1石返しでも手が複数あった場合、どれが開放度が小さいかで比較が可能だ。
もっといえば開放度の大きい一石返しより、開放度の小さい複数石返しのほうがいいようだ。
オセロの序盤定石のようなものを見ると開放度理論に即している手が多いようだ。ただ、そこに少し理論からの崩しを入れて変化を加えているらしい。
そして最終盤になると偶数理論というものがある。これも知らないとオセロでは初級者にもなれない。
オセロの高段者が10手先を読むというのはこの最終盤のことかもしれない。最終盤を残り10−16手と考えると強い人はこの終盤の隅の争いを全て読み切るのであろう。読み切ると言ってもマシンのように全ての順列組み合わせを読むのではなく、ここも方針のような目標がないと人間には無理だろうが。

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2018年09月15日

1000兆トンのダイヤ

この記事によると地球深部に1000兆トンオーダーのダイヤの存在が確認されたらしい。
https://gigazine.net/news/20180718-diamond-in-the-earth/

これなどはゴールドの石油深層起源説をサポートする発見だろう。
地下100−200kmにあるということだから、海底の有機物がプレート移動で潜り込んだものではない。

しかし、ダイヤのようなものは稀少性による価値なのでもし取り出したらダイヤの価値がガラス玉程度になってしまうだけだ。w
そして取り出すにはマッハのスピードで地表に持ち上げる必要がある。
もっともそれは不可能なことなので心配もいらない。w
posted by libertarian at 17:49| 東京 ☔| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

重力波検知衛星

現在、重力波を検出する衛星の打ち上げが真面目に検討されている。
このことは前にも書いたが、もう少し具体的に言うとこれはeLISAという計画で3つの人工衛星を太陽の周りの軌道に投入するものである。

おそらく太陽軌道に投入する理由は高出力レーザーの電源を太陽からとるためだろう。太陽軌道なら陰になることもなく太陽エネルギーを得ることができる。さらに地球より内側の軌道に投入することでより強力な太陽光エネルギーを得られる。また公転周期を地球に合わせれば太陽の陰になることもない。
こう考えるとこの計画はかなり技術的にも難しいものだと想像される。実現するのは随分と先になるのではないか。

さらに、これで重力波の発生方向まで知るにはこの3つの人工衛星のセットを3セット投入する必要がある。
ここら辺はどうなっているのか知らない。




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温暖化していない地球

依然として温暖化と炭酸ガスをめぐるバカ騒ぎは終わる気配がない。これは地球温暖化=炭酸ガス原因説の旗振り役である総務省とその傘下のNHKが非科学的なキャンペーンを執拗に続けているからだろう。

このバカ騒ぎで一番の莫大な損害を被ったのは日本だ。他の国はまともに取り組んでいるところはない。
日本は温暖化対策と称して80兆円もの税金をどぶに捨ててきた。
日本もアメリカに右に倣えで、パリ議定書からも離脱するべきである。

この議論は簡単に言えば、地球は微妙に温暖化しているという嘘の事実と、炭酸ガスがこの数十年で微妙に増加傾向にあるという事実からなる。
現在、炭酸ガスは大気中に400㏙弱だが、この微量なガス成分は過去50年くらい見ると320㏙くらいから増えているのは事実である。増加原因の何割かが人間の経済活動にあることも事実である。

そして、地球の温暖化という「嘘の事実」に対して、炭酸ガスの増加がその原因だというキャンペーンを張っているのがIPCCや総務省なのである。

仮にこの嘘のデータを使って短い期間をとりだして炭酸ガス濃度との相関をもとめれば、相関係数はでるだろうが、きちんと偏相関係数まで見れば偽相関だと簡単に分かるはずだ。
まあ、そんなことをしなくても温暖化を示すというグラフが意図的に加工されたものであるから、これで話は完全に終わりだ。



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位置エネルギーの利用

ちょっと簡単な計算をしてみた。

@ 1sの物体が1mの高さにあるときの位置エネルギーは9.8J(ジュール)
A 1気圧下で25℃の水1sをそのまま蒸発させるエネルギーは蒸発熱を44KJ/molとして
  1000g/18x44=2444KJ

1sの水が1000mの高さにあれば、約10KJの位置エネルギーを持っている。
つまり蒸発エネルギーを太陽エネルギーが供給する場合、1KGの水を蒸発させるのに約2500KJの太陽エネルギーを消費するのに対し、1000mの高さの水1Kgは10KJだけ位置エネルギーを利用できることになる。

つまり太陽エネルギーの利用効率としては低いが、水の形になることでエネルギー回収と貯蔵が容易なことが水力発電のメリットといえる。薄いエネルギーを広く回収でき、平面にあたる太陽エネルギーを体積という形で濃縮できる。実際は大気に国境はなく海で発生した雲も、台風が遠くから雲を運んでくることもあり、世界的な広さの太陽光エネルギーを回収できる。


太陽光パネルの場合だと
300w出力のパネルだと5時間天気の良い日には
300x5x3600=5400000ws=5400KJ
の発電ができる。
最近のソーラーパネルは20%くらいの効率があるそうだ。高効率だが土地とまとまった光量が必要なのがデメリット。

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エネルギー白書2018

エネルギー白書2018のグラフより

一番最近が2017年のデータで構成割合は、
新エネルギー 6.9% 石油 9.3% LNG 42.1% 水力 7.6% 石炭 32.5% 原子力 1.7%
となっている。

311以降、原発は殆ど稼働していないが、その分、LNGと石炭が大きくのびている。石炭がこれほど伸びているとは意外であった。
水力は7.6%とあまり変化がない。しかしこの中で一番伸びしろが多いのは水力発電だろう。これを今の5倍にすればかなりのものだ。

ノルウェーやスウェーデンなどは水力発電大国だが日本もそうなれる。これらの国は水力のお陰で電気代が非常に安い。
日本も水力発電を5−6倍にすれば、電気代を今の半分、アメリカ並みにすることも可能だろう。
だがしかし、日本の現在の電力消費が1兆 kWhで、水力発電量は900億kWh。
先の著書によるとこれを2200億kWhにするのが当面可能なラインのようだ。理論的には約7000億kWhが上限。


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2018年09月13日

ダムと水力発電

水力発電については今まであまり考えたこともなかったが、「水力発電が日本を救う」(竹村著)を読んで、認識があらたまった。
水力発電は大規模な自然破壊をしている割に発電量が少な過ぎると思っていたが、実は日本の地理的特性から見てかなりロングスパンで有効なエネルギー源のようだ。
日本の川は急流の川が多く、短い距離で海に注ぐという点が特徴で、水力発電は大きなポテンシャルを持っているにも関わらず、旧い法律のせいでその能力を発揮できていないとこの著者は唱えている。

旧い法律とは特定多目的ダム法で、これによって日本のダムは半分しか貯水できないようになっている。
この法律ではダムの目的が利水と治水と定義されおり、治水を重視するとダムを洪水対策のバッファーとして使うので利水を犠牲にして半分くらいしか水を溜められないというジレンマに陥ってるそうだ。
しかし現代では台風予測もかなり進歩しているので、著者は気象予測に合わせて放流すれば問題ないとしている。日本の川は短いので1日で貯水量を減らすことができ、普段はほぼ満水にしていても台風予測に十分に対応できるそうだ。だが役所は法律に縛られるので旧い運用を続けている。

またダムは堆積物が溜まってそのうち使い物にならなくなると言われているが、これも間違いだそうだ。なぜなら簡単にそれは浚渫できるから。というわけで日本のダムは驚くべきことに半永久的に壊れないで使えるものなのだそうだ。壊れない理由として1.コンクリートに鉄筋が入っていない。このため巨大な凝塊石と化している。2.基礎が岩盤と直結して一体化するように作られている。3.壁の厚さが100mになり、巨大な一枚岩となってる。さらに時間が経つほど強固になるそうだ。

とはいえ、ダムの建設コストのほとんどは原発と同様に水没する村などにたいする莫大な保証金、調整コストであり、実際の建設費はそれほど大きくないのだが、著者はこれ以上新規の巨大ダムを増やすよりは既存のダムのかさ上げをすることで発電量を容易に増加できるとしてる。
ダムの10%かさ上げするだけで発電量は2倍になるらしい。そしてこのかさ上げ工事は非常に低コストで可能だ。

水力発電の発電コストはこの本によると原発に次いで小さい。この発電コストは計算方法で大きく変わるものだが、日本にとって水力発電は圧倒的に比較優位にある技術だろう。比較優位の原則に照らせば日本が選ぶべきものは原発でも火力でもなく水力である。

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2018年09月10日

電力とリスク分散

北海道地震で全道停電になった。そのため、札幌市内からでも天の川が綺麗に見えるようになったらしい。
喜ぶべきことかどうかは微妙だが、天体好きには一生に一度の観測チャンスであろう。

今回の全停電に原発を再開させろとか、最初から再開させていれば停電にはならなかったという人間もいるが、
もし泊原発にマグニチュード7以上の地震が来ていれば仮に大事故には至らなかったとしても原発が止まってしまい全停電となっていただろう。今回、運よく泊原発の震度が比較的小さかっただけだから、こういう事を主張する連中は頭が悪い。

基本的にリスク分散を中央集権的な電力システムで担保しようというのが間違っているのである。火力、原発、水力こういったものはすべて中央集権的電力システムだからリスク分散にはならない。
昨今の太陽光発電も中央集権的な仕組みで運用しようとするのが間違えなのである
北海道の地元工場では自家発電装置を持っていたところもあるようだが、その発電装置をスタートさせるのに一般電力が必要なために、稼働させられないそうだ。全停電を想定してガソリン発電機でスタートできるようにしておくべきだった。全停電という事態が想定外だったのがあまかった。

基本的にリスク分散は電力源が広く分散しているほうがいい。家庭用の太陽光発電は家庭の電気程度なら十分に賄える。天気次第で発電量が決まるが、それでもリスクの分散としてはありだ。そんなに大きな太陽光パネルでなくキャンプ用の太陽光パネルでもライトやスマホやPCを動かすくらいの電気なら供給できる。
天体観測やアウトドアを趣味にしている人は、大きめの充電池を持っているので、こういったアウトドア道具のお陰で今回の停電で随分と助かったらしい。

東京でこの規模の地震が来れば惨憺たる状況になることは確実だ。311では水や食料品がなくなったが、全停電は起こらなかったので東京もその想定をしてないだろう。
キャンプ用の太陽光パネルやキャンプ用のAC電源も使える大容量ポータブルバッテリーなどを持っているだけでも結構なリスク分散になる。
カセットコンロなども大して場所をとらないからあると安心だろう。

東京でも高層ビルなどの大規模施設にはコジェネレーションシステムを持っているところが多いが、これも全停電に対応できるようにしておいたほうがいい。

工場がストップした経済損失がどうのこうのといっても、本当に破滅的な天災、福島のような天災、マグニチュード7以上の地震とか火山の大噴火みたいなものがあればどんなことをしても損失回避などできはしない。人間の力は小さい。そういった事態へのリスク対応とはサバイバル対策でしかない。生きるか死ぬかに備えることだ。日本というのは地球でも地質学上きわめて特殊な地帯であり、常に想定外の天災リスクはある。世界の火山の3分の1は日本に集中している。日本には108もの活火山がある。地学者は地震よりも火山のリスクの方がはるかに巨大であり、それはいかんともしがたい対処不可能なことだと言っている。日本では地震リスクばかり言われるが火山が盲点となっている。

posted by libertarian at 08:10| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月20日

地球

地球は卵のような構造で中心に鉄の核がありその周りにマントルがあり、外側に殻の地殻がある。
なんでこんなことが分かるのかというと地震波を分析することでわかってしまうのである。マントルは橄欖岩でできている。橄欖岩はペリドットという宝石だ。地表に出てくることはあまりないが変性しやすく地表にでてくると蛇紋岩になってしまう。しかし地殻を取り除けば地球は透明な緑色に輝くペリドットの宝石の塊だというのはもっと知られてもいいかもしれない。
地殻は海洋と大陸で組成が異なり、海洋の地底は玄武岩であり大陸は花崗岩が主である。比重も橄欖岩、玄武岩、花崗岩でそれぞれ3.3g/ml,3.0g/ml,2.7g/ml。地球の岩石の80%は橄欖岩だがその上に軽い玄武岩、花崗岩がアイソスタシーの順番で積み重なっている。マクロにみれば岩石にも浮力の法則が成り立つ。
勘違いされているがマントルはマグマのように熱い溶けた石ではなく橄欖岩からなる岩石だがこれも対流の条件であるレイリー数が高くゆっくりとだが流体のように対流できる。

石というのは子供の頃集めていたこともあり興味は潜在的にあったがなかなか石の同定とかは難しい。石は数千種類以上あると分類されているが、あまり正確な分類の基準がない。
また地球の岩石はほとんど80%以上は橄欖岩だがそれを地表ではあまり見ることができない。しかし玄武岩も花崗岩も橄欖岩が元でそれが変性してできるらしい。だから基本はこの3つだけ抑えておけばいい。

宇宙研究もいいが、地球の内部というのは宇宙以上に研究の難しい対象だ。石油の起源も未だに何も分かっていない。生物起源、無機起源説があるが、私は無機起源説がやはり正しいだろうと思う。メタンのような宇宙に大量にあるガスまでを生物起源とするのはどう考えても不自然だ。
トマス ゴールドの無機起源説については以前このブログにも纏めた。
http://libertarian.seesaa.net/article/128472700.html

宇宙の生命探査はNASAが最近大々的に取り組むようになったが、生命もパンスペルミアのような宇宙起源という説もある。私はこれもパンスペルミア説が正しいと思う。w
ただし、生命についてはあのゴールドの唱えている地底高熱生物圏という説もある。
生命の存在する環境の限界はどんどん更新されているが地底深く、地殻を超える深さとなると調査もできない。海底の熱水噴出孔が地球生命の誕生したところだろうと言われているが、ゴールドはもっと深い地底に高熱生物圏があっても不思議ではないとまじめに主張している。
地球科学とか地学という分類もおかしくて本来地球も惑星の一つだから惑星科学の一つとして捉える必要がある。
生命科学も惑星生命学の一つとそのうちなるだろう。

#石油やメタンガスが惑星起源とすると地球ができた時は高熱の火の玉だったのだから燃えているだろうと思うかもしれない。
しかし、地球ができた時はまだ酸素=O2がなかったので燃焼はしない。酸素が作られるのはずっと後でシアノバクテリアが作り出すまではほとんどなかった。


posted by libertarian at 11:06| 東京 ☁| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月17日

重力波天文学

アインシュタインの予想した重力波が2015年にLIGOにより初観測されたが、その後も4回の重力波検出に成功している。3年で4件とはハイペースだ。これは今後さらに感度を上げることで射程を広くしていくのでもっと高頻度での観測がされるようになるだろう。重力波望遠鏡と言われるが実際は望遠鏡というよりも全方位集音マイクと言った方が正しく、重力波は見るのではなく聞くものと言われる。望遠鏡は空の一点を注視するわけだが、重力波は全方位から届く音を目を閉じて聴いている。だからどこでイベントが起こってもそれを察知することができる。観測の射程が広くなれば、その3乗の体積で観測可能領域が増える。3つ以上の重力波検出器を使えば重力波がどの方向から来たかを大体のところで推定できるので、あとは望遠鏡でその領域を探査するという流れになる。
#アメリカにLIGOが2つ。イタリアにVirgoが1つあるので既に3つある。

重力波はあるかどうかも未検証だったが、いきなり実用的な千里眼というか千里耳を手に入れたことになる。
日本でもKagraという3Kmレベルの大規模重力波検出器をカミオカンデのある神岡鉱山の地下に作るので、世界的に重力波検出器は建設ラッシュだ。
三鷹の国立天文台にも小規模だが重力波検出器はあった。私が2013年頃に見学に行ったときにも見たが、まさかその2年後に検出されるとは思っていなかった。どうしてこれで検出できるのかなと不思議に思ったくらいだ。w
仕組みはマイケルソンモーレーの干渉計とほぼ同じ原理らしい。
しかし重力波検出はカミオカンデのニュートリノ検出のような悠長な観測をするものかと思っていたがこれほど高頻度での観測が可能だったとは意外だ。

重力波検出器を宇宙空間に設置しようと現在計画されているそうだが、これほど宇宙に設置するのがふさわしいものもないだろう。宇宙は最初から真空だし、いくらでも長距離にして感度を向上させることができる。従来の望遠鏡は電磁波を観測するものだったが、重力波という異次元の波を観測できるようになったことは天文学における画期的なイノベーションだろう。

posted by libertarian at 06:09| 東京 🌁| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月09日

超マクロな話

最近は宇宙、天体、地球科学といった超マクロな本ばかり読んでいる。地球科学は宇宙に比べたらミクロな話ではあるが、一般的な感覚からはやはり超マクロな話だ。
ここ10年ー20年で急速にこの分野の知見は深まっているという印象があり30年くらい前とは隔世の感である。
科学の発見は観測装置、測定器具の進歩にドライブされる面が大きく、この20年位の測定機器の進歩に対応しているのだと思う。天文学などは望遠鏡システムに始まり望遠鏡システムに終わるといっても過言ではない。
望遠鏡システムとは鏡筒、三脚、経緯台、赤道儀、カメラ、コンピューター、などの一体となったものである。鏡筒だけ高性能でもそのほかの性能が悪ければそこで律速性能になってしまう。望遠鏡はかなり枯れた技術で光学的に本質的な進歩はほとんどないと思うが、製造技術が進歩すればやはり精度が向上する。

こういったマクロな世界から見れば人間などどう見ても微生物の一種だが、その微生物が宇宙の始まりから終わりまで、また地球の内部構造、地球がどのように出来て将来どうなるかまで理解しつつあるというのが、特異な微生物である所以といえよう。

ところで過去の古代文明ではマヤ文明、メソポタミア文明、エジプト文明でも天体観測を国家レベルで熱心にやっておりそれはヨーロッパ文明にも引き継がれていた。しかし日本ではあまり天体が熱心に取り組まれていたように見えない。江戸時代に暦の改暦などでヨーロッパの知見を取り入れることが行われたが、それも最近の話だ。昔の日本人はなぜあまり天体に関心がなかったのか不思議と言えば不思議だ。

英語では恒星はfixed starsと呼び、惑星planetsと区別する。惑星は非常に明るい星だから識別しやすいが、天球に固定されたように動かない星fixed starsとの違いを認識するのも簡単ではないと思う。そもそも日本では惑星と恒星の区別すらあったのかどうかも疑わしい。惑星、恒星といった言葉は明治以降の言葉だろう。木星、土星といった惑星名も明治以降だろう。
# ググったところ、水星 金星 火星 木星 土星は五行説に基づく中国名を使っていたらしい。

天体の知識は20世紀半ばあたりから急速に増え、系外銀河の存在が認識されたのもハッブル以降の最近の話だ。
さらに系外惑星はようやく1992年に初めて観測された。太陽のような恒星の周りに地球のような惑星があるのは当たり前だろうと思っても、技術上の理由で観測ができないのであるともないともつい最近まで言えなかったわけだ。
これは生命のようなものも同様で、生命など宇宙にあるに違いないと思っても観測ができない以上、あるともないとも言えない。これはいまだにその状況にある。現実的に人類が到達できる星は太陽系の中の星に限定されるから、土星の衛星エンケラドスやタイタンのようなところに生命を見つけることができなければ、観測は不可能で終わりということになりそうだ。しかし、もし微生物の一つでも発見できれば人類史上最大の発見ということになるだろう。生命は地球以外の天体でも発生しうるという情報を得るからだ


posted by libertarian at 12:10| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月14日

米朝会談の結果

米朝会談が行われた。
結果的にアメリカの朝鮮半島へのポリシーが明らかになってきたと思う。

1.朝鮮半島は緩衝地帯として残す。
  朝鮮は歴史的に二股外交により生き残ってきたので、今回は北をアメリカとチャイナとの二股をかけさせた。これにより、北が即、チャイナに飲み込まれることはない。アメリカは必ずしも北がチャイナの傀儡ではないことを確認した。北を潰さない代わりに決してチャイナに飲み込まれてはならない、常にアメリカとチャイナとの間で二股をかけろと言ったのだろう。

2.アメリカは朝鮮半島から近い将来撤兵する
  アメリカは南への軍駐留を引き上げる。いつでも軍を戻すことができるということもあるが、北がチャイナに飲み込まれないのであれば、軍を常時駐留させる必要性が低い。他に軍事力を割り当てることができる。

3.北への軍事攻撃はしない。
  北をチャイナとアメリカの緩衝地帯として残す以上、北への軍事攻撃はない。しないでも済む戦争はしないに限る。

4.北は核を放棄する
  これが今回の焦点であったが、結果的に北は核を放棄する。これによって北はアメリカに完全に片足をかけることになる。北も南と一緒にアメリカの傘の下に入ることになる。

こうしてみると、アメリカの北対策は、半島の地政学的変更を許さないという目的に対して上策のようにも思われる。
これに対して、38度線が今後は対馬海峡に南下するという意見もあるが、むしろチャイナと北の国境線にまで38度線が北上することになるとも考えられる。
もしそうなれば、戦わずして戦争目的を果たしたことになる。

分からないのはアメリカが今後、南をどうするかだ。このまま南が北に飲み込まれるのを傍観するのか否か、がまだ分からない。
もし、南が北に飲み込まれるのを阻止しようとするのなら、手段もいろいろとあるだろう。
が、傍観する可能性も高い。アメリカから見れば北も南も大して違いがなく、南はアメリカにとってお荷物に過ぎない。統一朝鮮の方がアメリカにとってはハンドリングしやすいかもしれない。

今後、北がアメリカと国交回復まですれば自動的に日本とも国交回復が行われ、その過程で拉致被害者も帰ってくるという流れになるのかもしれない。

今後、チャイナがどうでるかが問題だが、チャイナは北に対しアメリカからの離間の計を掛けてくるのであろう。


posted by libertarian at 08:03| 東京 ☁| ドナルド トランプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月09日

星の写真

最近は星の写真に少し嵌っている。
星景写真とか天体写真といったものだが、デジカメのお陰でフィルム時代の大昔に比べて劇的に敷居が下がっている。
というより、不可能なことが可能になったといった方がいいか。
とはいえ、日本の都市部のような光害地帯では微弱な光の星の写真を撮るのは極めて難しい。S/N比が悪すぎてただでさえ難しい撮影が、絶望的なほどに困難になっている。そもそも都区内では1等星がなんとか見れるという位で、夜空のバックグラウンドは2−3等星くらいの明るさがありそうだ。
このようなハードルの高さに敢えて挑戦して撮影している人もいるが、そういうのはほんとに上級者であり機材も技術も高い人でないと無理だろう。
結果、暗い夜空を求めて遠征しなければならないわけだが、それもなかなかに大変なのである。

天体写真関係のBlogも最近よく見るが、こういうものに入れ込んでいる人たちのレベルの高さに驚かされる。
もともと理系の研究者や技術者だという人が多いと思うが、その科学的な理解度と技術レベル、創意の高い工夫にびっくりする。
ガリレオの時代、否もっとずっと古代より、天体観測は最先端技術であり最先端科学であった。
天体観測と光学技術は一対のものであり、光学技術を高めることが天体観測の進歩と同じであった。
これは現代もそのまま当てはまる。日本はスバル望遠鏡のような補償光学のトップランナーだ。こういった最新の地上望遠鏡の性能はすでにハッブル宇宙望遠鏡を凌駕している。
日本ほどアマチュア天体観測家のレベルが高く、また層の厚い国はない。近年では新星の発見は世界的に研究機関より日本のアマチュア天文家がリードしてきた。

天体観測というと大きい望遠鏡を買ってきて空を覗いてるだけという位のイメージかもしれないが、ほんとは物凄く奥の深いもので科学そのものといえる。天体観測は精密科学技術である。
天体写真に興味を持つと、機材にかかるコストも非常に高く天井知らずだが、その沼に嵌る人達の気持ちはよくわかる。w
天体写真1枚を撮るのにかけるコスト、時間、労力は半端ない。

私のように車を手放してしまった人間はそうそう自由に遠征もできないし、手荷物で遠征するといってもそんなに重い機材を持っていけないので結果、光害地帯でも可能な惑星観測になる。
天体という自然観察の感動のようなものに加え、それをうまいこと写真に撮るということの技術的な難しさがチャレンジングなのである。
今は巷に凄い天体写真が溢れているが、単に見るのと自分で撮るのとでは全く別次元のことだ。
posted by libertarian at 03:07| 東京 ☔| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月26日

朝鮮半島は北に統一されるか?

アメリカは対北の経済制裁を続けてはいるが軍事攻撃はこのままやらずに終わるのであろうか?
軍事攻撃をした場合はその終戦処理が難しいことは明らかであるから、リビア方式で北に核を放棄させれば当面はよしとする考えもあるのだろう。
私も前から朝鮮の南北統一は南が北に飲み込まれる可能性の方が高いと書いてきたが、文大統領になってからその方向に進んでいる。
そもそも文政権は北の傀儡政権である。

しかし、そうなると朝鮮半島が3軍事大国のチャイナ、ロシア、アメリカの緩衝地帯でなくなり、緩衝地帯の喪失になる。
その結果、日本はますます緩衝地帯化する圧力が高まるだろう。しかし半島がチャイナの赤に染まってしまえばアメリカは将来的に東アジアの防衛ラインを維持するのが難しくなる。
アメリカの真の敵はチャイナであるから、北の問題もチャイナ対策の一貫であるはずだが、南北朝鮮の北による統一が実現されれば、半島が実質チャイナ化するに等しく軍事的な敗退となる。また南北統一という形での朝鮮戦争の終結は、アメリカにとっては朝鮮戦争の敗北をも意味する。

今の状況は(チャイナ+北+南) vs アメリカになっており、今までの(チャイナ+北) vs (アメリカ+南)ではなくなっている。
アメリカは今後、南に対する経済制裁もする可能性があるだろう。
今は北の核兵器問題だけがクローズアップされているが、むしろ地政学的な衝突が本質にあり、南が北に飲み込まれつつある状況の方が地政学バランスの変更となり問題だ。

この状況で存在感がないのが、ロシアと日本だ。
日本は拉致問題の解決ができれば当面よしとして半島の北による統一を傍観するだろう。いずれにしても今の日本は傍観しかできない。
しかしアメリカが日和って北にとって少しでも有利な交渉、大団円でまとまれば、一番割を食うのは日本だ。
アメリカが日和るとは北がリビア方式を認めて結果北への経済制裁を解除することだ。これが米朝会談の結論になるとやばい。
ロシアにとって半島は東の辺境地帯だからそれほど重要視していないのかもしれないが、チャイナの勢力拡大はロシアにとってもマイナス要因だ。半島が赤に統一されればロシアは将来的にロシアの東半分の軍事プレゼンスを失うかもしれない。

もちろん、すぐには北による南北統一と半島のチャイナ化はないとして、北にリビア方式を飲ませた後は逆に南への経済制裁などの圧力をかけていき文政権を潰すことで、統一を阻止しようとするかもしれない。
北による南北統一は共産主義ー社会主義ー独裁恐怖政治の拡大であるから、これに対しアメリカは自由主義の旗手としてのイデオロギーをもって対抗しなければ、中長期的には、なし崩し的に東アジアを失いヘゲモニーを失う結果になる。

posted by libertarian at 10:11| 東京 ☀| China problem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月14日

東芝解体

「東芝解体」(大西著、講談社現代新書)を読んだ。
この数年で日本の電機産業がここまで落ち込んでいるとは知らなかった。
著者は、日本の電機産業、電電産業はともに社会主義的な配分システムでやってきたと指摘する。
電機産業は、NTTという半官半民の独占企業が税金的に電話料金を徴収し、それをさらに電器産業に振り分ける癒着構造があり、これが日本の電機産業の安定収入となっていた。家電産業はNTT仕様のものを作っていればそれでよかった。
電電産業は東電を頂点とする独占電力産業の下請け設備業者として安定収入をえていた。
親玉の電力会社は独占企業として税金のように莫大な電力料金を徴収してきた。
このような社会主義的配分により、安定収入を得ることができ、それがまた本業であったために、他の事業は半導体でも家電にせよ赤字でも許される傍流の副業だった。これがグローバル競争が激化することで、それを専業として必死にやっている外国の勢力に負けてしまったというものである。

家電産業は、親分のNTTがダメになることでミルク供給が減り、電電産業は311で親分の電力会社がだめになることでやはりミルク補給を受けられなくなった。その結果、この数年で日本の電機産業はぼろぼろになってしまった。

日本の電機産業、電電産業に対するマクロな見方としては、このような観点は成り立つのかもしれない。
こうしてみると、日本の家電産業、電電産業に対する経済産業省の影響力の大きさが見えてくる。経産省によるNTT、東電支配から間接的、hierarchicalに日本の全ての家電産業、電電産業はは社会主義的に支配されてきたのであろう。

しかし、これに加えて20年以上にわたるいまだに終わっていない財務省ー日銀によるデフレ政策があった。
経産省の社会主義的な産業政策に加えて、さらにマクロな要因として財務省ー日銀のデフレ政策があったといえる。
これを指摘しないのは片手落ちであろう。

日本の家電産業は東芝が解体し、シャープがつぶれ、NEC、富士通も風前の灯、日立、三菱も一時より半分以下の規模となった。ソニーもハイテク分野で国際競争力は失いつつある。パナソニックは電池頼み。
ソニーのような独立系の電機会社は方向転換を試みているが、東芝を典型とする政府との癒着のつよい大企業ほど後退が著しい。

つい最近まで日本の国際競争力の要はハイテク電機産業と思われてきたが、それがもはや総崩れの状態だ。
インターネット登場以来アメリカではGoogleだAmazonだと新しい産業が台頭してきたが日本には何もない。

ただ日本の大手家電産業は日本のエリートエンジニアの良くも悪くも受け皿だったわけだが、これらが解体することで技術者の囲い込みが弱まり、人材の再配置 reallocationがこれから大規模に起きる。
日本は経産省を廃止し、社会主義的な計画経済、産業政策をやめることが必要だ。

posted by libertarian at 10:20| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月02日

チャイナ製のスマホを買ってはいけない

最近、チャイナ製のスマホが日本市場に価格攻勢をかけてきている。ファーウェイとかOPPO、ZTEとかだが、こういったチャイナ製のスマホの販売は規制をしたほうがいい。
なぜなら、チャイナ製のスマホにはバックドアが仕掛けられているからだ。
チャイナではスマホのメーカーに、バックドアの設置をテロ対策と称して義務付けているそうだ。ということは、チャイナ製のスマホに必ずバックドアはあるのだ。顔認証セキュリティがどうのこうのと謳っていても、バックドアがあればセキュリティはゼロだ。

そもそも、テロ対策といっても実際のところバックドアはテロの防止にはならず、逆にテロ攻撃用に使える。
ファーウェイとかチャイナの大企業は全て軍閥企業だから、そういったバックドアの情報も共産党に上げているだろう。もし、チャイナ製のスマホのシェアが日本で高まれば、大規模なサイバーテロ攻撃がスマホ経由で可能になる。
アメリカではファーウェイ製品を公的部門で買ったり使ったりすることは禁止している。
ファームウェアレベルで埋め込まれているようなので、対策もできない。

最近のチャイナ製スマホの価格攻勢はサイバー戦の一環としてみた方がいい。常識では考えられないことを平気でする連中だということを忘れてはいけない。

#ちなみに、チャイナ製と台湾製は区別しないといけない。Asusとかは台湾メーカーだ。

日本の国産PCは総崩れでもはや大きなところは残っていない。
NEC、富士通のPC部門はチャイナのレノボに吸収されたし、東芝のPC部門はASUSに吸収されるようだ。
PCやスマホといった民生品がチャイナに独占されると非常にまずいことになる。
せめてPCやスマホはアメリカや台湾のメーカーにしておいたほうがいい。
posted by libertarian at 21:21| 東京 ☁| China problem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月28日

3月開戦

北朝鮮討伐がオリンピック後すぐだとすると、平昌オリンピックが2/9-25なので3月中だろうか。
少なくとも1−2か月の間には起こることになるだろう。
今年は平成最後の年だが、かなりの激動の年になるかもしれない。

北討伐後のアメリカの終戦戦略はわからないが、北をチャイナ管理の緩衝地帯として残すことになれば、チャイナの前線が日本に一層近づくことになる。しかし、やはりチャイナ管理で進む可能性は高そうだ。朝鮮はもともとチャイナの下僕であるから、その方が混乱が少ないだろうし、アメリカはこんなところにエネルギーを注ぎたいとは思っていないだろう。アメリカの北との戦争目的は明白であり、北を叩き北からの核兵器拡散を防止することにある。その戦争目的さえ果たせば当面はいいのだろう。
そして北が完全にチャイナの傀儡政権になると、今度は南朝鮮が100%緩衝地帯化し日本もさらに緩衝地帯化の度を深めることになるだろう。

既に日本へのチャイナの侵略は着々と進行中であり、独裁組織だから方針にブレは全くない。対する日本は全くの無防備のままだ。習近平の方針の通りに行けば2020年までにはチャイナは第2列島線を突破する予定らしいから、南の島々もかなりきな臭くなるだろう。沖縄はすでにチャイナの傀儡政権が支配している。

安倍政権は電波オークションを進めるとしているので、これは意外と現状変更する上での突破口になるだろう。日本の既存メディアもかなりの程度チャイナに支配されつつあるので、メディアは日本にとって獅子身中の虫だ。これをまずは駆除しなければならない。

posted by libertarian at 09:59| 東京 ☀| China problem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月17日

Volta

今年は最新型のパソコンを新調したいと思っている。
性能重視でデスクトップにするか、小型性を重視してノートにするかは悩ましい。
実際はデスクトップを買うのが正解だが、デスクトップは無用にでかくなり、デザイン的にも魅力がないのが問題だ。デスクトップはもう少しサイズやデザインを考えたものがあるといいのだが、意外と選択が難しい。
もしくはThunderbolt3のついたノートPCにeGPUをつけて使うというのも捨てがたい選択肢だ。TB3を付けたノートパソコンはますます増えてきているので選択肢は広くなった。
スペック的には
CPUは第8世代インテル
GPUはNvidiaのVolta
が条件だ。
VoltaになるとAI計算がPascalの一挙に10倍になるらしいのでVoltaが出たらすぐに手に入れたいものである。

マシン速度というのはどこまでいっても相対的な性能に過ぎない。その時々で最新のマシンは過去のマシンに比べて随分と速くなったと感じるが、数年すると見劣りした性能になってしまう。w
ビデオ編集でもするのでなければ、別に今のマシンでもさしたる不満はないが、AI計算をするときは最新のGPUが必要だ。何にするかはVoltaがでてから考えればいいので、購入はまだ少し先だ。
posted by libertarian at 22:17| 東京 🌁| Computer | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月11日

Vimとエディター

Lisp界隈では、昔はもっぱらEmacsが信奉されていたが、最近はむしろVimの人気が一般には高いようだ。
VimはUnixの標準エディターとして、好む好まざるに関わらず使う必要があったりするが、Vimのその強力さが最近は取り沙汰されている。そもそもエディターなんてものはなんでもいいと基本思うわけだが、モノ作りは道具にこだわるという側面も大きいので、エディターというのは永遠のテーマの一つであろう。

ググってみたところ、最近の人気エディターは次の4つ
Atom
Sublime Text
Visual Studio Code
Vim

この4つのどのエディターも使ったことはある。というか、この4つで最近私が使っているのはSublimeText以外の3つ全部だ。w
特にVSCは、つい最近使い始めたが、現代的なエディターの良いところを集めたような作りで、かつ安定感が高くて気に入っている。さすがマイクロソフトだ。w
この中でEmacsは入っていないが、やはりEmacsのような古いIDEを使う理由がもはや分からない。
それでも高機能なエディターほど、学習コストが高いので、その人が使い慣れたものを使うのが一番効率的なのである。

学習コストという点では、やはりVimの学習コストは非常に高いと思う。
Vimはモードというものを持っていると通常説明されるわけだが、私はVimにはモードなんてものは存在しないというのが持論である。
一言でいえば、Vimには元々テキストの編集、作成をすべてコマンドで行うというシンプルなポリシーがあるのだろうと考える。これはユニックス的なシンプル哲学だ。
そして、このすべてがコマンドであり、コマンドは組み合わせ可能という点が、膨大なコマンドの組み合わせを生み、Vimの応用性の高さに結びついている。

例えば具体的に言えば、ノーマルモードからa,iなどでインサートモードに入るというが、実際はa,iはインサートコマンドであり、入力テキストは引数である。そして、Escでインサートコマンドを終了させているわけだ。
だがしかし、最近のVimは初期のViと違い矢印キーやバックスペースが(いわゆる)インサートモードの時に使える。元々は単なる引数にすぎないテキスト入力の状態で、このような動作はやや不可解であった。
しかし、どうもこのからくりは単純なようだ。
おそらく、矢印キーなどを一度でも使った時点で内部的にはインサートコマンドを終了させ、カーソル移動が終わった時点で自動的にインサートコマンドを起動するというような処理をしているのであろう。
そう考える根拠は矢印キーを使うとUndoの単位が異なってくるからである。
それに、この位の処理ならプログラムを大きくいじらないでも簡単に実現できるだろう。
やはり、インサートモードなんてものはなく、インサートコマンドしかないのである。ww

ただし、コロン(:)を押したとき、コマンドモードといわれるウィンドウの下に入力欄が移る部分だけは異質だ。
実際のところ、コマンドモードとはVimからExエディターを内部に起動してExのコマンドを動かしているのだ。
ファイル処理などはEXコマンドに分担させているともいえる。このEXエディターが起動した状態だけは異質なものなのでモードと言ってもよいかもしれない。
EXエディターはVimに取り込まれたミトコンドリアのようなものだ。w
もともとVimとはEXというラインエディターをスクリーンエディターに発展させたものなのだが、それがExを取り込んでいるのだ。

Vimはすべてがコマンドであるということと、コマンドには反復可能な単位があるという点がVimのポイントだろう。この反復可能な単位を理解することでVimの膨大なコマンドの組み合わせが威力をもつようになる。
posted by libertarian at 11:55| 東京 ☀| Computer | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月03日

Alpha Zeroと学習コスト

去年はAlphaGoが話題になったが、早くもAlphaGoは引退し、完全な教師なし学習の強化学習を用いたAlphaZeroが登場した。AlphaZeroとAlphaGoを100回対戦させたところZeroが100戦全勝だったそうだ。
やはりAIは強化学習が主流となりつつある。
もしDeepMind社が将棋AIに取り組んだら、今の最強のコンピューター将棋ソフトよりも圧倒的に強いものを数日で開発するだろう。

AlphaZeroはたった3日間の強化学習でこれだけの力になったそうだが、これはGoogleの恐るべきコンピューターパワーを使ったから可能であった。
もしGTX1080のSLI接続で2つ使った程度のマシンで同じことをやろうとしたら1500年位かかる計算らしい。
今のところGTX1080のSLI接続のマシンは個人で動かせるほぼハイエンドのマシンスペックであろう。
ざっと計算するとDeepMindが使ったGoogleのマシンパワーは、このGTX1080のSLI接続で2連マシンの20万倍位の計算力ということになる。
#1500*365/3=182500 -> 約20万

学習させているときはGPUはほぼフルパワーで動いているのでGTX1080は300Wくらい消費する。
2つで600w。
この20万倍の電力となると、600*200000wとなる。
日本だと電気代は大体1Kw=30円/h
これで計算すると
120,000Kw*24h*3*30yen/kwh=259,200,000円

つまり、日本でこの学習を行うと、ざっと2億6千万円の電気代がかかることになる。
しかし、Googleは電気代の安いところで運用しているから、実際はこの1/3以下だろう。
それでも9千万円程度のコストがかかることになる。
さすがにこれだけコストがかかると、そうそう将棋でもちょっとやってみようかということにはならないのであろう。w
だが、同じ方法論で囲碁よりも将棋の方が学習コストは低く可能であろう。
posted by libertarian at 19:36| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする