アラン グリーンスパンが、日経に連載しているのは知っていたが、私は新聞は一切読まないし、買わないため読んでいなかった。
だが、グリーンスパンが日経にリバタリアニズムについて述べている部分を、ネットで見つけた。
これは、当Blogを読んでいる人には、周知のことであろうが、グリーンスパンの言葉にはやはり重みがある。
個人の自由を尊重し、国家の介入を厭う、今ではリバタリアニズムと呼ばれる考え方が私の価値観になった。これはまさしくランドの考え方であった。純粋な意味では、こうした考え方を持つ米国人は多数派とは言えないだろう。だが、指摘しておきたいのは、この基本的概念は米国憲法の支柱になっており、米国社会の重要な一面にもなっているということだ。アラン グリーンスパン(日経1/9/2008)
ここでグリーンスパンが米国憲法の支柱になっているというのは、制限憲法=constitutionalismのことであり、さらにはクラシカルリベラリズムのことだ。
ところで、グリーンスパンは、本音では金本位制(gold standard)を今も支持しているようだ。
Fedの議長であった人間が、在職中はリアリズムに突き動かされていても、リバタリアン的な信念を失っていないのは面白い。
http://blog.mises.org/archives/007652.asp
次のURLにはグリーンスパンが40年前に書いた金本位制について論文が載っている。
Gold and Economic freedom
http://www.usagold.com/gildedopinion/greenspan.html
"An almost hysterical antagonism toward the gold standard is one issue which unites statists of all persuasions. They seem to sense-perhaps more clearly and subtly than many consistent defenders of laissez-faire -- that gold and economic freedom are inseparable, that the gold standard is an instrument of laissez-faire and that each implies and requires the other."

