2018年09月22日

オセロ

将棋は最近はネット中継が多く、またiアプリなどでも将棋中継をやっているのでよく見る。
もっぱら観る将棋でほとんど実戦は指さないが、たまに詰将棋を解いたりすることもある。
やはり藤井聡太の活躍は圧倒的で羽生を超えるだろう天才が現れたという感じだ。

4大ゲームとは囲碁、将棋、チェス、オセロだが、これらのゲームでもはや人間ではコンピューターに全く太刀打ちできない。
オセロはチェスとほぼ同時期に人間のチャンピオンがマシンに負けた。
オセロは40年くらい前に長谷川五郎氏によって発明されたゲームで私も小学生の頃ブームになり少し遊んだことがあるくらいだ。Windowsなどにプリインストールソフトとしても入っていたがそれで遊んだ記憶もない。
つまりオセロはルールくらいしか知らなかったわけだ。ルールは超単純だ。4大ゲームのなかで一番単純なルールがオセロだ。

しかしオセロは将棋や囲碁と違い数手先を頭の中でシミュレーションして読むことも非常に困難である。石がダイナミックに裏返り変化が激しいためである。
詰将棋などは必然手の応酬を十数手先くらいは読むこともできるが、オセロでそれはまず人間には無理である。
といっても高段者になると10手先まで読めるというから凄い。そもそも、オセロは最長60手で終わるので10手先というのはゲーム進行のほとんどに近い。w

それ以前にオセロの考え方や手筋というものを知らないと何をどう考えていいものかも分からない。初心者はひたすら沢山石をとろうとするが、これはオセロの手筋からすると真逆である。
先日「初心者のリバーシ」という無料スマホアプリをたまたまインストールしたところオセロの考え方が書いてあったので、それを見てなるほどと思い、ここ数日オセロに少々はまった。

オセロは石をなるべくとらないようにするゲームだという程度の認識はあったが、開放度理論とか偶数理論とか手筋のような理論がいくつかあるらしい。こんな理論があるとは全く知らなかった。
この開放度理論を使うだけで、初級者のレベルにはなれそうだ。こういうことを知らないと何をどう考えるものかも全く分からない。将棋も手筋を知らないと考えることすらできないのと同じだろう。

将棋の場合、初心者に定石を覚えろというのは最悪で、手筋を沢山教えるべきなのである。将棋もそんなに先を読めるゲームではなく、手筋の発見とその組み合わせや順序を考えるものだといえる。
詰将棋なら王手の必然手の応酬の連続だが、実戦はむしろ次の一手問題の繰返しからなるからだ。

テレビ解説を見ているとプロ棋士は大体一つの局面から手筋を複数発見しその組み合わせのようなものを考えているのだとわかる。将棋の手筋は知らないと発見することもできない。つまり私のイメージでは将棋とは手筋の発見という短期的な目標の組み合わせのゲームである。

オセロの場合も将棋と同様だが、将棋以上に先読みが難しいという特徴があるので短期的な目標の発見みたいなものの繰返しでゲームが進行していくようだ。

開放度理論では単に石を少なく返すという目標ではなく、開放度の小さい石をかえすべきという目標を与える。
また同じ1石返しでも手が複数あった場合、どれが開放度が小さいかで比較が可能だ。
もっといえば開放度の大きい一石返しより、開放度の小さい複数石返しのほうがいいようだ。
オセロの序盤定石のようなものを見ると開放度理論に即している手が多いようだ。ただ、そこに少し理論からの崩しを入れて変化を加えているらしい。
そして最終盤になると偶数理論というものがある。これも知らないとオセロでは初級者にもなれない。
オセロの高段者が10手先を読むというのはこの最終盤のことかもしれない。最終盤を残り10−16手と考えると強い人はこの終盤の隅の争いを全て読み切るのであろう。読み切ると言ってもマシンのように全ての順列組み合わせを読むのではなく、ここも方針のような目標がないと人間には無理だろうが。

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2018年09月15日

1000兆トンのダイヤ

この記事によると地球深部に1000兆トンオーダーのダイヤの存在が確認されたらしい。
https://gigazine.net/news/20180718-diamond-in-the-earth/

これなどはゴールドの石油深層起源説をサポートする発見だろう。
地下100−200kmにあるということだから、海底の有機物がプレート移動で潜り込んだものではない。

しかし、ダイヤのようなものは稀少性による価値なのでもし取り出したらダイヤの価値がガラス玉程度になってしまうだけだ。w
そして取り出すにはマッハのスピードで地表に持ち上げる必要がある。
もっともそれは不可能なことなので心配もいらない。w
posted by libertarian at 17:49| 東京 ☔| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

重力波検知衛星

現在、重力波を検出する衛星の打ち上げが真面目に検討されている。
このことは前にも書いたが、もう少し具体的に言うとこれはeLISAという計画で3つの人工衛星を太陽の周りの軌道に投入するものである。

おそらく太陽軌道に投入する理由は高出力レーザーの電源を太陽からとるためだろう。太陽軌道なら陰になることもなく太陽エネルギーを得ることができる。さらに地球より内側の軌道に投入することでより強力な太陽光エネルギーを得られる。また公転周期を地球に合わせれば太陽の陰になることもない。
こう考えるとこの計画はかなり技術的にも難しいものだと想像される。実現するのは随分と先になるのではないか。

さらに、これで重力波の発生方向まで知るにはこの3つの人工衛星のセットを3セット投入する必要がある。
ここら辺はどうなっているのか知らない。




posted by libertarian at 17:19| 東京 ☔| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

温暖化していない地球

依然として温暖化と炭酸ガスをめぐるバカ騒ぎは終わる気配がない。これは地球温暖化=炭酸ガス原因説の旗振り役である総務省とその傘下のNHKが非科学的なキャンペーンを執拗に続けているからだろう。

このバカ騒ぎで一番の莫大な損害を被ったのは日本だ。他の国はまともに取り組んでいるところはない。
日本は温暖化対策と称して80兆円もの税金をどぶに捨ててきた。
日本もアメリカに右に倣えで、パリ議定書からも離脱するべきである。

この議論は簡単に言えば、地球は微妙に温暖化しているという嘘の事実と、炭酸ガスがこの数十年で微妙に増加傾向にあるという事実からなる。
現在、炭酸ガスは大気中に400㏙弱だが、この微量なガス成分は過去50年くらい見ると320㏙くらいから増えているのは事実である。増加原因の何割かが人間の経済活動にあることも事実である。

そして、地球の温暖化という「嘘の事実」に対して、炭酸ガスの増加がその原因だというキャンペーンを張っているのがIPCCや総務省なのである。

仮にこの嘘のデータを使って短い期間をとりだして炭酸ガス濃度との相関をもとめれば、相関係数はでるだろうが、きちんと偏相関係数まで見れば偽相関だと簡単に分かるはずだ。
まあ、そんなことをしなくても温暖化を示すというグラフが意図的に加工されたものであるから、これで話は完全に終わりだ。



posted by libertarian at 16:01| 東京 ☔| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

位置エネルギーの利用

ちょっと簡単な計算をしてみた。

@ 1sの物体が1mの高さにあるときの位置エネルギーは9.8J(ジュール)
A 1気圧下で25℃の水1sをそのまま蒸発させるエネルギーは蒸発熱を44KJ/molとして
  1000g/18x44=2444KJ

1sの水が1000mの高さにあれば、約10KJの位置エネルギーを持っている。
つまり蒸発エネルギーを太陽エネルギーが供給する場合、1KGの水を蒸発させるのに約2500KJの太陽エネルギーを消費するのに対し、1000mの高さの水1Kgは10KJだけ位置エネルギーを利用できることになる。

つまり太陽エネルギーの利用効率としては低いが、水の形になることでエネルギー回収と貯蔵が容易なことが水力発電のメリットといえる。薄いエネルギーを広く回収でき、平面にあたる太陽エネルギーを体積という形で濃縮できる。実際は大気に国境はなく海で発生した雲も、台風が遠くから雲を運んでくることもあり、世界的な広さの太陽光エネルギーを回収できる。


太陽光パネルの場合だと
300w出力のパネルだと5時間天気の良い日には
300x5x3600=5400000ws=5400KJ
の発電ができる。
最近のソーラーパネルは20%くらいの効率があるそうだ。高効率だが土地とまとまった光量が必要なのがデメリット。

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エネルギー白書2018

エネルギー白書2018のグラフより

一番最近が2017年のデータで構成割合は、
新エネルギー 6.9% 石油 9.3% LNG 42.1% 水力 7.6% 石炭 32.5% 原子力 1.7%
となっている。

311以降、原発は殆ど稼働していないが、その分、LNGと石炭が大きくのびている。石炭がこれほど伸びているとは意外であった。
水力は7.6%とあまり変化がない。しかしこの中で一番伸びしろが多いのは水力発電だろう。これを今の5倍にすればかなりのものだ。

ノルウェーやスウェーデンなどは水力発電大国だが日本もそうなれる。これらの国は水力のお陰で電気代が非常に安い。
日本も水力発電を5−6倍にすれば、電気代を今の半分、アメリカ並みにすることも可能だろう。
だがしかし、日本の現在の電力消費が1兆 kWhで、水力発電量は900億kWh。
先の著書によるとこれを2200億kWhにするのが当面可能なラインのようだ。理論的には約7000億kWhが上限。


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2018年09月13日

ダムと水力発電

水力発電については今まであまり考えたこともなかったが、「水力発電が日本を救う」(竹村著)を読んで、認識があらたまった。
水力発電は大規模な自然破壊をしている割に発電量が少な過ぎると思っていたが、実は日本の地理的特性から見てかなりロングスパンで有効なエネルギー源のようだ。
日本の川は急流の川が多く、短い距離で海に注ぐという点が特徴で、水力発電は大きなポテンシャルを持っているにも関わらず、旧い法律のせいでその能力を発揮できていないとこの著者は唱えている。

旧い法律とは特定多目的ダム法で、これによって日本のダムは半分しか貯水できないようになっている。
この法律ではダムの目的が利水と治水と定義されおり、治水を重視するとダムを洪水対策のバッファーとして使うので利水を犠牲にして半分くらいしか水を溜められないというジレンマに陥ってるそうだ。
しかし現代では台風予測もかなり進歩しているので、著者は気象予測に合わせて放流すれば問題ないとしている。日本の川は短いので1日で貯水量を減らすことができ、普段はほぼ満水にしていても台風予測に十分に対応できるそうだ。だが役所は法律に縛られるので旧い運用を続けている。

またダムは堆積物が溜まってそのうち使い物にならなくなると言われているが、これも間違いだそうだ。なぜなら簡単にそれは浚渫できるから。というわけで日本のダムは驚くべきことに半永久的に壊れないで使えるものなのだそうだ。壊れない理由として1.コンクリートに鉄筋が入っていない。このため巨大な凝塊石と化している。2.基礎が岩盤と直結して一体化するように作られている。3.壁の厚さが100mになり、巨大な一枚岩となってる。さらに時間が経つほど強固になるそうだ。

とはいえ、ダムの建設コストのほとんどは原発と同様に水没する村などにたいする莫大な保証金、調整コストであり、実際の建設費はそれほど大きくないのだが、著者はこれ以上新規の巨大ダムを増やすよりは既存のダムのかさ上げをすることで発電量を容易に増加できるとしてる。
ダムの10%かさ上げするだけで発電量は2倍になるらしい。そしてこのかさ上げ工事は非常に低コストで可能だ。

水力発電の発電コストはこの本によると原発に次いで小さい。この発電コストは計算方法で大きく変わるものだが、日本にとって水力発電は圧倒的に比較優位にある技術だろう。比較優位の原則に照らせば日本が選ぶべきものは原発でも火力でもなく水力である。

posted by libertarian at 23:59| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月10日

電力とリスク分散

北海道地震で全道停電になった。そのため、札幌市内からでも天の川が綺麗に見えるようになったらしい。
喜ぶべきことかどうかは微妙だが、天体好きには一生に一度の観測チャンスであろう。

今回の全停電に原発を再開させろとか、最初から再開させていれば停電にはならなかったという人間もいるが、
もし泊原発にマグニチュード7以上の地震が来ていれば仮に大事故には至らなかったとしても原発が止まってしまい全停電となっていただろう。今回、運よく泊原発の震度が比較的小さかっただけだから、こういう事を主張する連中は頭が悪い。

基本的にリスク分散を中央集権的な電力システムで担保しようというのが間違っているのである。火力、原発、水力こういったものはすべて中央集権的電力システムだからリスク分散にはならない。
昨今の太陽光発電も中央集権的な仕組みで運用しようとするのが間違えなのである
北海道の地元工場では自家発電装置を持っていたところもあるようだが、その発電装置をスタートさせるのに一般電力が必要なために、稼働させられないそうだ。全停電を想定してガソリン発電機でスタートできるようにしておくべきだった。全停電という事態が想定外だったのがあまかった。

基本的にリスク分散は電力源が広く分散しているほうがいい。家庭用の太陽光発電は家庭の電気程度なら十分に賄える。天気次第で発電量が決まるが、それでもリスクの分散としてはありだ。そんなに大きな太陽光パネルでなくキャンプ用の太陽光パネルでもライトやスマホやPCを動かすくらいの電気なら供給できる。
天体観測やアウトドアを趣味にしている人は、大きめの充電池を持っているので、こういったアウトドア道具のお陰で今回の停電で随分と助かったらしい。

東京でこの規模の地震が来れば惨憺たる状況になることは確実だ。311では水や食料品がなくなったが、全停電は起こらなかったので東京もその想定をしてないだろう。
キャンプ用の太陽光パネルやキャンプ用のAC電源も使える大容量ポータブルバッテリーなどを持っているだけでも結構なリスク分散になる。
カセットコンロなども大して場所をとらないからあると安心だろう。

東京でも高層ビルなどの大規模施設にはコジェネレーションシステムを持っているところが多いが、これも全停電に対応できるようにしておいたほうがいい。

工場がストップした経済損失がどうのこうのといっても、本当に破滅的な天災、福島のような天災、マグニチュード7以上の地震とか火山の大噴火みたいなものがあればどんなことをしても損失回避などできはしない。人間の力は小さい。そういった事態へのリスク対応とはサバイバル対策でしかない。生きるか死ぬかに備えることだ。日本というのは地球でも地質学上きわめて特殊な地帯であり、常に想定外の天災リスクはある。世界の火山の3分の1は日本に集中している。日本には108もの活火山がある。地学者は地震よりも火山のリスクの方がはるかに巨大であり、それはいかんともしがたい対処不可能なことだと言っている。日本では地震リスクばかり言われるが火山が盲点となっている。

posted by libertarian at 08:10| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする