2019年04月12日

ファスティング

ファスティングを最近はじめた。3日断食を2回ほどやったが効果を実感した。
最初は断食中は空腹で寝れないのではないかと思っていたが、実際は真逆でものすごくよく眠れた。
いまだかつてこれほど深い快適な眠りはしたことがなかったというくらいだ。

ファスティングは復食期間が難しいそうで、断食日数の倍の期間をかけて戻していくのが基本らしい。
その点、自分はいい加減であったかもしれない。
3日断食で復食に6日かけるのは大変だ。復食期間もかなりの小食で過ごす必要がある。

ファスティングは案ずるより産むがやすしで一度やってみればいい。3日断食くらいでは全く危険はない。
もし、我慢できなければやめればいいだけだ。
だが、やってみればそんなに断食は大変ではないことが実感できる。

断食をすることで、ほとんどの慢性病に治癒効果があるらしい。1週間以上の断食は断食療法をやっているところに
行ったほうが安全かもしれないが、3日断食なら自宅で気軽にできる。

西洋医学はほとんどの慢性病には全くの無力であり、それを悪化させることしかできない。100害あって1利なし。
つまるところ人間は自分の体に備わった自己治癒能力で治るしかない。
断食はそのスイッチを入れる方法といえるようだ。

断食は腸内細菌のマイクロバイオータも関係するのであろう。長期の絶食だと腸内細菌がリセットされるのかもしれない。
宿便というのは実体がよくわからず胃カメラで見ても見えないものらしい。これは腸内細菌と関係しているのかもしれない。
posted by libertarian at 14:31| 東京 ☁| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マイクロバイオーム

最近読んだ本で面白かったのは腸内細菌関連の本だ。
あなたの体の90%は細菌 https://www.amazon.co.jp/dp/4309253520/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_pecSCb9PA3CAQ
土と内臓 https://www.amazon.co.jp/dp/4806715247/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_fgcSCb3R4PSN7
といった本がお勧め。

昔、エコロジーは有機農法や自然というものをイメージで語っているだけで、マイクロバイオームといった具体的な根拠にかけていた。
最近は、マイクロバイオーム、マイクロバイオータといった今まで見えなかった世界の細菌のメカニズム、役割、仕組みがようやく見えてきた感がある。
腸内細菌がどれだけ人間にとって重要な役割を持っているかということを認識させてくれる本であった。

人間における腸内細菌と体の関係が、自然界の土と作物の関係に等しいとしているのが「土と内臓」という本だ。
土というのがこれほど奥深いものだとは思わなかった。
豊かな土は細菌などの微生物多様性が大きい。貧弱な土壌はその逆だ。
世界的に日本の土壌は極めて豊であり、微生物多様性が大きい。
細菌は田んぼや畑の土壌の肥沃度をこの微生物多様性で客観的に測定でき、これを指標としているらしい。

今まで抗生物質をむやみに飲むと腸内細菌に壊滅的な打撃を与えていた。その後、それによる不調に苦しむことになる。
農業でも農薬を使うことで土の微生物多様性を壊滅的に破壊してしまっていた。
今では、日本では不耕起栽培などが広まりつつあり、真の無農薬農法へ切り替える手段はそろっている。こういった農法は長期的にも経済的にも従来の農薬漬け農業をはるかに上回る。
日本は農業の分野で市井の鬼才、天才を多く輩出していると思う。目立たないが社会に対するプラスのインパクトはでかい。
posted by libertarian at 14:29| 東京 ☁| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月06日

近藤誠のガンモドキ説もあまり論理的でない

近藤誠の本を何冊か読んだが、近藤誠はある意味極端なEBMの立場といえる。Evidenceとは医学文献のことで、近藤誠は誰よりもたくさん文献を読んでいると自負している。近藤誠のスタンスは反逆児のようでいて実は今風の医学のオーソドキシーに掉さしているといえる。

しかし、違和感を感じるのは近藤誠には実は強い思い込みがあり、それは、ガンは治ることはないという前提があることだ。ガンモドキなるものは自然に消えることもあるが、本物のガンと近藤が呼ぶものは決して治らないし、治癒もできないとしている。しかしガンモドキと本物のガンの区別はあいまいで客観的基準は皆無であり、結果論で判断している。もし自然に消えればガンモドキで死んでしまえば本物のガンという程度のことのようだが、これはあまりに都合の良い議論である。

というわけで、近藤誠のいうとおり医者からガンだと言われても手術や抗がん剤、放射線治療はするべきでないのは正しいが、現在のEBMなるものを根拠に本物のガンは絶対に治らないと結論するのも論理的に間違っている。都合の良い結果論で議論すれば近藤のいうところの本物のガンは絶対治らないということになる。
ここに近藤誠の議論のうさんくささ、非論理性がある。

ガンになった本人としては、自分のガンが「がんもどき」なのか「本物のガン」なのかは全くわからない。運よく治ればガンモドキで、治らなかったら本物のガンであきらめるしかないと言われても、ふざけるなと思うだろう。

つまり、ガンと言われても近藤の考えではほとんどが「がんもどき」なので、ほっておいても実は結構治ることがあるということだろうが、患者にはどちらか分からないので、なにかのアクションをとるのが合理的行動となる。近藤は本物のガンであれば、何もできないし、余計なことをすれば死期を早めるだけだからやはり何もしない方が正しいという。だが、世の中にはガンは治るといっているオーソドックスでない医者も結構いる。本物のガンは治しようがないという近藤の議論が結果論、循環論にすぎない以上、論理的ではなく信じる決定打はない。そのため、ガンは治ると言っている人間の方を信じるのが合理的となるだろう。



posted by libertarian at 22:23| 東京 ☀| Medical | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする