2003年08月30日

ミルトンフリードマンへのインタビュー

ミルトンフリードマンへのインタビュー

Milton Friedman reminisces about his career as an economist and his lifetime \"avocation\" as a spokesman for freedom.

リーズン誌により1995に行われたもの。フリードマンの回顧録となっていて面白い。



以下は、以前に簡単に訳したこのインタビューの一部訳

M.Fがミルトンフリードマン

RがReason誌





M.F:そのとき、1960年代の初頭に我々は強固なリバータリアン運動を開始していたのです。

我々は皆リバータリアンだったのです。ハイエクは自分自身をリバータリアンとは呼ぼうとしなかったのですが。あなたもご存知のとおり、彼は同様にConservativeという言葉も使うのをいつも避けていました。彼は自分をOld Whigだと言っていました。ほかの人は自分たちをリバータリアンを自称していたでしょう。

そうして、私は自分のアイデアを発展させることができたのです。それを形作っていったのは、彼らとの夕食での語らいや講義をとうしてだったのです。

アインランドは、当時ますます脚光を浴びていました。私はリバータリアン哲学が大きく高まっていくのを信じていましたし、リバータリアンの視界というのは差し迫ったものでした。そして、ある程度まではリバータリアン哲学というのは、そういうものとしてあったのです。

あなたは、ランドのグループとマーレーロスバードのグループにいましたね。しかし発展しつつあったリバータリアン運動はベトナム戦争とその結果によって押さえつけられました。大きな動きは2つ同時には受け入れられないのです。





R:19世紀のリベラリズムの研究に打ち込んでいたあなたを見ると、あなたはランドやロスバードのようなシステムビルダーには決してならなかった。。



M.F: その通りです。私はリバータリアンという言葉よりもむしろリベラルという言葉を使いたいです。





R:あなたは、リバータリアンという言葉をたまにお使いになってるのを見ます。





M.F:おお、そうです。



R:リベラルという言葉の一般的な意味への譲歩としてですか?



M.F: :そのとおりです。リベラルというのは今ではあまりに誤解されている言葉だからです。

ですから、わたしは大文字のRのRepublican(共和党員)であり、小文字のlibertarianです。私は共和党員です。それは共和党に主義主張があるからではなくて、それが利用価値があって影響力も大きいからです。私の哲学はあきらかにリバータリアンです。

とはいえ、リバータリアンとは自己規定的な言葉ではありません。いろんなリバータリアンがいます。無政府リバータリアン(zerogovernment libertarian)がいます。彼らはアナキストです。制限された政府のリバータリアンもいます。彼らは根本的な価値において多くが共通しています。でも彼らの究極的なルーツを辿っていけば、それらは別々のものです。実際のところそれは大した問題ではありません。我々は共に同じ方向に向かって進んでいるからです。

私自身は、無政府リバータリアン(zerogovernment libertarian)でありたいと思います。



R:どうして、今そうではないのですか?



M.F: :なぜかというと、私はそれが実現可能(Feasible)な社会構造ではないと思うからです。

歴史を見れば、多分アイスランドをのぞけば、どこにそのようなシステムが発展している歴史的な例があるでしょうか?



R:最小国家リバータリアニズム(minimalstate libertarianism)でも同じ事が言えますね。歴史的にはそのような体制は安定していないように思えます。



M.F:  同感です。私は以前に自由な社会とは不安定な均衡にあるという考察をした文章を書いたことがあります。根本的には、私は、そういう意見です。ですが、そのような不安定な均衡を出来る限り維持したいと思うのです。合衆国は1780年から1929年の間は、”制限された政府”リバータリアン(limited government libertarian)の悪くない例といえます。ずいぶんと長い間続いたものです。
posted by libertarian at 18:25| Comment(0) | TrackBack(0) | MiltonFriedman | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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