2005年09月25日

International Standards

ISO,IECやBS、もしくはJISという国際規格,国家規格があるが、

現在は、こういった規格の持つ重要性が高まっている。

ある意味、一国の法律以上に重要である。

ISOは国連規格であり、JISやBSは国家規格であるが、大体

ISOが中心となって、各種規格とのコンパチを実現しようとしてる。

ここには、国連(ISO)→国(JIS、BS)→民間認証団体というヒエラルキーがある。



こういったデジュールスタンダードに逆らっているのが、アメリカのデファクトスタンダード戦略である。

規格をISOの国連主導で決められてしまうと、国連は大国であっても1票しか

認めないから、数の多いEUヨーロッパ諸国に主導権を握られてしまう。

そのため、アメリカはこういった国際規格の流れに対抗して、民間企業主導の

デファクトスタンダード戦略をとっているのだ。



デファクトスタンダードは、国際的に民間企業が集って作るものでコンソーシアム標準

の一種だが、これは独禁法すれすれというか、思いっきり抵触していると言ってよい動きである。

ここに矛盾してねじれたものがある。

アメリカでも反トラスト法はおそろしく強力な強行規定であるが、市場主義の中ではやはりトラストを認めることが国益だと認めているのではないだろうか?



これは、規格と法ルール、反トラストとトラスト、共有と独占、民間と国家といった対立概念が複雑にオーバーラップしている問題なのである。

大陸法的国家主義の極限として国連主義があるわけだが、これは当然、市場主義ではない。

国連主義に対し、アメリカの国益を対抗するには、市場主義しかないが、これは

トラストを認める自由市場主義、自由貿易主義と結びつく。

実際、ISO的な標準化よりも民間企業はアメリカのデファクトスタンダード戦略を好む。








posted by libertarian at 02:13| Comment(0) | TrackBack(0) | IPR(Intellectual Property Right) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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