By Joseph E. Stiglitz
[http://www.dailytimes.com.pk/print.asp?page=2005\08\16\story_1682005_pg5_12]
このスティグリッツの記事はIPR批判を含む。
実際、ここに書かれているように現代の強力なIPRロビーは製薬業界と思われる。
IPRをめぐる議論としては、IPRを発明奨励のインセンティブシステムとして捉えるものと、Freerideを防止するシステムとして捉えるものがあり、前者は法の趣旨であり、後者は法の効果、実効である。
そして、どちらも極めて疑わしい論拠しかない。
スティグリッツは、前者のインセンティブシステムということなら単に発明者を表彰するだけでよいのではないかということも言っているのだが、その場合は、はっきりとは言わないがこのFreeride防止の効果はさして重要ではないと考えていることになる。
リバタリアニズム的には、このインセンティブ論そのものを批判する。
所詮、馬の鼻面にぶら下げられた人参など創造的行為には無用だということだ。

