2013年10月06日

Counter monopoly patent strategy

iPSの山中教授の対談などをいろいろ読むと、人物的にもさすがだと唸らされる点は多い。こういう人物が世紀の大発見、大発明をしたのは決して単なる偶然ではない気がする。

山中教授は特許戦略を重視しているが、これは民間機関に大きな特許を握られると研究なり、医薬への応用開発で悪影響があることを見越して、公共部門である京大で重要な特許を取得、公開し、一部のセクターに独占させないために特許戦略を重視しているとのことだ。

このような特許に対する戦略こそが、正しいと思う。
現在では、特許そのものが目的となっていて、研究や開発の妨げになっているケースが多いのである。
iPSの特許も独占のために取得したわけではない。さすがである。

独占禁止法のような独占は悪だとする法律もあれば、特許のような独占を政府が積極的に推進する法律もある。
前者の独占禁止法は、自然独占を人為的に規制するものであるから、無用だ。MSしかり、そんなものは一時的な現象にすぎず、政府が介入する悪影響のほうがでかい。
特許のような独占特権を積極的に付与するような法律もあるが、これもやはり無用な法律であろう。
情報は営業秘密で守るくらいが、妥当だと思う。
特許で技術公開しなくても、製品をだせば、おのずと重要な情報は公開していることになる。
結局、特許の価値は、製品価値から逆算されるしかないものだが、特許ありきだとその製品価格までくるってくる。
人為的な独占特権付与により、マーケットメカニズムを狂わしているだけのような気がするわけだ。


posted by libertarian at 09:16| 東京 🌁| IPR(Intellectual Property Right) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする