2014年03月14日

History is propaganda

このところ、植民地主義に興味を持って本を探している。しかし、アマゾンの英語版を見ても、あまりそれらしき本はない。少しはあるが、ポストコロニアリズムとかであったり、白人以外の人が書いた本が少しあるくらいだ。この手の本は歴史書ではない。
奴隷制について書いた歴史本も少ないし、インディアンについて書いた本もあまりない。
この膨大な500年に及ぶ暗黒の虐殺と侵略、奴隷化の歴史的な事実を書いた本がみあたらないのだ。これだけ少ないのはやはりタブー領域だからに違いない。日本人の書いた本は少しあるのだが、一般書なので元ネタが定かでなかったりする。

スペインのインディオ大虐殺に対するラスカサスの告発書は、他国で反スペインプロパガンダに使われ、スペインに対して致命的なものとなったらしい。
アメリカやイギリスでも、同じようなことをしているわけだが、やはりインディアン虐殺史とかアボリジニ虐殺史、黒人狩りの詳細な研究というのは、ラスカサス同様に都合が悪い本なのであろう。だから右も左もそういう本を書かない。またそんなものを研究したり、事実を書くと不利益を受ける仕組みがあるのであろう。どの国でも似たようなものだ。それどころか、イギリスに支配された国は経済発展し、スペインに支配された国はあまり発展してない原因がどうのこうのと言っているのはおぞましいものだ。どちらにも植民地支配されてなければ、どちらももっと発展していたとは考えないのか?
もともと歴史というのは科学ではなく、国家や政府の権力を正当化するための御用学問だ。経済学もその傾向がかなりある。

昔はポールジョンソンの歴史書とかよく読んだが、今見ると酷いものだ。日本に対する記述など、日本の反日左翼連中が言っていることと変わらない。日本は暗黒の全体主義国家、ファシズム国家だみたいなことをおどろおどろしく書いている。
ウォルフレンなんかは、やはり日本の左翼連中の言ってることを受け売りで、おどろおどろしく書いていた。

ではリバタリアンはどうなのかというと、これまた同じだ!
つまりは、アメリカが日本侵略前に流していたプロパガンダ通りのイメージで日本をあちらの連中は見ているということだ。
とはいえ、その世代はすでにかなりの歳なはずだから、未だにそういう歴史というかデマが教えられているのであろう。
正しい事実からスタートしてないから、後は全部間違いなのである。
つまるところ、連中は全くなにも反省していないのだ。

日本で読書層が歴史書を読むと、めちゃくちゃな左翼史観、GHQ史観、東京裁判史観で書かれた本ばかりだったから、かえって洗脳の度を深めてしまったわけだ。私なんかもわりと本を良く読む方だろうし、中学の時には、あのエドガースノーの「中国の赤い星」なんてのを読んでいたくらいだ。ガキの頃のこういった読書が精神を確実に蝕んでいたのであろう。

しかし、インディアンやアボリジニの殺戮にしても、日本に対する犯罪にしても、普段、食べている牛肉や豚肉のと殺、解体を普通の人は見たこともないのと同じで、あちらの普通の人にとってはリアリティのないことなのだろう。
ごく一部の人間、最前線の人間だけが、殺戮に携わっていて、普通の人や知識層という人は意識しないでいられる仕組みになっているわけだ。

posted by libertarian at 20:58| 東京 ☀| China problem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする