2014年04月22日

Taiwan's Dire Straits

ミアシャイマーの論文「台湾の絶体絶命」が、ナショナルインタレストの2014年4月号に載っている。

台湾は近い将来、支那に併合されることは避けられないという暗い結論だ。
もちろん当の台湾にとっては悪夢のような結論である。
最善で、香港のような自由度を得るくらいしかできない。
それをミアシャイマーはこの10年内と見ているようだが、平松茂雄氏の予想では、それは2021年の中共100周年にあわせての事だろうと予測している。

思うに、ここでのミアシャイマーの悲観論は、次にそのまま日本に当てはまるだろうことだ。
台湾が併合された暁には、日本は今の台湾と同じ状況になる。時間が経てば経つほど中共に有利になる。

台湾は1970年代、80年代に核武装をしようとしたが、アメリカに横やりを入れられて失敗した。
もし、その時、核武装化していればよかったが、時既に遅しとなってしまった。

唯一の希望は、支那の経済がクラッシュして、経済発展が大きく減速することだが、これはどうなるのかは分からない。

日本としては、この20年に及ぶ日銀のデフレ政策によって、おおいに支那の経済成長を助けたわけだ。
日本のデフレ政策なくして、この20年の支那の大幅な経済成長はあり得なかった。

アメリカは核武装した国と同盟して、自分の国が核攻撃されるリスクをさけたいが、この先10−20年と長期的にはアジアを守りきる経済力もない。ここは、日本も日米同盟を維持しながら、核兵器とその周辺技術を早急に持つしかない。
あまり猶予はない。今から初めて間に合うかどうかという状況だ。
ただ日本には支那の経済発展をスローダウンさせるだけの金融政策のオプションがあるかもしれない。

posted by libertarian at 18:56| 東京 ☁| Libertarianism | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする