2015年05月30日

Jobs

スティーブジョブスの伝記的映画「ジョブス」を観た。
私は、ジョブスとそんなに歳も変わらないから、ここで描かれているような話はリアルタイムに目撃してきたことだ。
過去を思い起こすと、技術進歩の加速感というのを感じる。これは、まさにムーアの法則からもたらされるものだろう。
ジョブスの話は、どれもワンパターンというか、新規な情報のない話が多い。
私にとって、ジョブスはマックというパソコンを創造したというより、OSを2つも作った人間という評価になる。

最初MacOS  を作り、その後、NextOSを作った。
技術者として自分で作ったわけではないが、OSを2つ作るというのはすごいことである。
ジョブスがアップルを追い出されなければ、NextOSはなかった。
またアップルを追い出されてからNextOSという全く別のOSを作り上げたわけだが、OSを作るのはアプリを作るのとは異次元にものだろう。
なんでそんなことができたのか不思議だ。
そして、appleはMacOSの仕組みが古すぎて時代に取り残される寸前だったのが、NextOSによって蘇った。
OSというPCの心臓部分を作ったというのがえらい。もちろん、作った技術者が偉いのだが、経営者として企画をして作ったのはジョブスだ。

そもそもLinuxにしても、 Kernelの作成が難しく、ずっとできなかったのをLinusTorvalsが作り上げた。それまでもGNUプロジェクトではKernel作成を試みていたが失敗していたようだ。

しかし、ジョブスの話となると、マックや iPod といった製品の話、そのデザインの話が主流になる。
実際、ジョブスの関心がそこに向いていたからだろうが、ジョブスの成功の本質は、むしろOSの開発にあったと結果的に思われるわけだ。


posted by libertarian at 01:57| 東京 ☁| Computer | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする