2015年10月17日

Dividing China

世界は米ソ冷戦期のBipolarな状態から支那の台頭によりMultiPolarになりつつあり、世界は今極めて不安定な危うい状態になっているというのが現状認識だ。
しかし支那にせよ、旧ソ連にせよ周辺国を統合することで全体のGDPが上がっているだけで平均すると普通の貧しい国だ。ソ連が分裂後、ロシアのGDPはイタリア並になったわけだが本体の力はそんなものだ。
支那にしても中共が国の全ての富を簒奪しているだけで、実際は貧しい国である。
いわば、鋼の錬金術師に出てくるグリードのようなものといえよう。

歴史の偶然、幸運というべきか、支那=中共は先の大戦で台湾を手に入れられなかった。
これに関しては、単なる偶然ではなく日本の将軍、根本博中将たちの隠れた大活躍があった。彼ら日本の将校たちの孤軍奮闘がなければ台湾は支那中共の手に落ちていただろう。
もし、そうなっていたら地政学的に日本は終わっていた。日本は、こういった英雄の名を忘れていはいけないのである。

戦後、中共の支那は侵略につぐ侵略により地理的に拡大する。モンゴル、チベット、ウイグルといった弱小周辺国を侵略し併合していく。地理的な拡大によりマスが拡大し、貧しくとも全体としてみれば大きな国になるわけだ。
ベトナムは小国であるが、日本人が教育した近代的軍隊の素地があったために中越戦争でも勝利でき併合されなかった。

支那中共、または自称”中華人民共和国”とは前世紀的な独裁国家だが、中共はある意味、”いわゆる支那”の最大版図を作った王朝の一つとして見ないと間違える。支那という呼び方は地理的な領域を指し、王朝としては元、明、清といったものがあった。
今は王朝が中共で、支那の地理的版図は拡大している。
支那は歴史的には分裂と統合の歴史であり、基本的には三国志のように複数の国が対立した内陸地帯としてあるのが望ましい。
つまり、支那に対する戦略としては支那を分裂させることが正しい。これは、チベットやウイグルといった中共に侵略併合された地域を再度独立させることで支那を分断させることが望ましい。
アメリカや国際社会がとるべき戦略は、こういった侵略された地域の独立支援だ。
残念ながらチベットやウイグルには台湾の独立を守った日本の根本中将のような存在がいなかったわけだが、今後はこれらの地域、民族の独立を支援する形で支那を分断させていくべきだろう。
経済発展が問題なのではなく、中共の版図が問題なのだ。
中共王朝を倒し、支那の植民地となった民族国家を独立させ、支那をロシアのように分割し、単体としてみればイタリア以下の国家がいくつかできる状態が望ましい。

このように支那を元の複数の小国からなる地帯に戻すことが長期的な戦略、あるべき姿とかんがえられる。
そして、新たに中共から独立した国々は新たにリベラルデモクラシーの”国”としてスタートすればいい。
そうなったほうが、この地帯に住む人々にとっても一番よいことだし、世界にとってもよいことだ。

つまり、支那問題の本質とは相変わらず、中共をいかに打倒するかであって支那をどうするかではない。
この点でアメリカと、今は共産主義をすてた旧ソ連諸国との連帯はありうる。
中共とは共産主義のイデオロギーすらもたない単なる暴力王朝にすぎない。
中共は一切の正当性もない巨大暴力装置、国連公認の巨大マフィアにすぎず、世界にこのままこれ以上存在を許してはならない組織だという認識を持たないといけない。

冷戦期はイデオロギー対立が強調されていたから、ソ連共産党そのものを敵として強く意識されていたが、共産主義のイデオロギー性すらない中共に対しては、そういう意識がなさすぎた。世界は支那中共に対して甘すぎた。シナ人を舐めすぎていたともいえる。
その原因は欧米の毎度の人種偏見による支那人蔑視だったのだろう。

posted by libertarian at 14:18| 東京 ☁| China problem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする