2016年02月14日

Pyramid

ギザの大ピラミッドについて、youtubeで何本か見た。
私も30年ほど昔、大ピラミッドを見に行ったことがある。あれから政変などがあったが、基本イスラム社会なので今も当時とあまり変わっていないだろう。

しかし、当時、ピラミッドについて言われていたこと、解説書に書かれていたことと今の知見はそれなりに変化しているようである。
2008年頃放映のNHK特集では、ウーダン氏の内部螺旋構造説が大々的に取り上げられていた。これを見て、なるほど、これが決定版かと思いきや、2015年放映の世界不思議発見では、ピラミッドは200万個の巨石をまじめに積み上げているわけではなく、内部は砂や砂利などを詰めて、今まで考えられていたよりも短い期間、14年くらいで作られた可能性があると示唆されていた。これは日本の若手研究者の説である。だがその説の詳細は分からない。
完成期間が従来より短いだろうとされる根拠には、最近の新発見があり、赤ピラミッドの建設が10年くらいで完成したらしいことを示す資料が発見されたらしい。それから計算すると大ピラミッドで14年という工期になるらしい。
また近くに労働者の町が発掘され、そのことから大量の奴隷を使った人海戦術ではなく1−2万人程度の専門技術者集団により作られたのではないかと言われているようだ。
ああいうものが奴隷労働の集約によってできると思うのがあまりに、文系的な発想、偏見にすぎず、ピラミッドは当時の技術の結晶であるとみるのが自然だ。

しかし実際のところ、どう作ったのかはピラミッドを一部解体するくらいの大々的な調査をしなければなにも立証できないが、それも当分はできそうにないようだ。
しかし、観光ではギザの3大ピラミッドのうち、大ピラミッドくらいしか案内されない。もう2つあるので、そちらの方を調査してみたらいいと思う。赤ピラミッドでもいいのかもしれない。

もしそれが本当に14年とかの時間で作られたのであるのなら、手抜きをして合理的な作り方をしただろうという、日本人研究者の説の方が正しそうだ。壁と壁の間に砂や砂利、小石を詰めて作ったのであるなら、使われる石は何分の1にも節約できるであろう。

エジプトもヒエログリフが解明されたことでいろいろわかってきたのであろうが、一体どれだけの記録資料があり、そのうちのどれだけの解明がされているかなどさっぱり分からない。ロゼッタストーンはわりと最近のもので、古代ローマの時期に作られたものである。その時はまだ、普通にヒエログリフは使われていて読まれていたわけだが、言語は簡単に失われるもののようだ。言語だけでなく、技術も思想も全て容易に失われる。

そもそもピラミッドは、墓なのか、別の施設なのかというのもわかっていないようだ。私も入ったことのある大ピラミッドの玄室は墓だと当時言われていたが、どうもそうではないらしい。

多くの古代文明が天文学に非常に執着があるのは興味深い。東京なんぞに住んでいると星空というのを全く見ることができないが、砂漠地帯でみる星空は圧倒的である。日本もあまり天文に興味を示したという文化はない。
古代ローマ人もあまり天文に興味はなかったようだ。
posted by libertarian at 11:35| 東京 ☔| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする