2016年07月21日

みみっちい日本のネット

ネットは未だに指数的に拡大しているが、ここ10年位をみるとどんどん一極集中化が起こっているように見える。Googleに独禁法を適用しようとかヨーロッパはしているようだが、うまくいかないだろう。
今、ネットで強いのはGoogle,アップル、アマゾンか。
ヨドバシ.comもアマゾンに頑張って対抗しているが、これは日本国内に限られている。
しかし、ヨドバシの参入でアマゾンもポイント還元をするようになったし、primeもビデオや音楽といった付加価値的なサービスに対する対価という形になった。ヨドバシなら年会費を払わなくてもアマゾンよりも早く届けてくれるし、本でも何でもポイントがつくからである。
私は最近はアマゾンよりヨドバシから買うことが多くなった。アマゾンとヨドバシを比較するとヨドバシの方が安くて無料で小口の配送をしてくれるからである。特にDIY関係の細かいものはアマゾンだと買い合わせ対象なのが、ヨドバシだと普通に無料配送してくれる。
最近はアマゾンを使うのは古本屋としての利用ばかりだ。w

SNSとしては、日本ではブログ、facebook、twitter,instagram、Pinterestといったものか。
Facebookは日本ではTwitterよりも利用者が少ないが、中身はほとんどTwitterのようなものだ。
個人情報を思いっきりネット上に晒すシステムなので日本ではあまり受け入れられていない。私も利用していない。ここまで個人情報をフェイスブックといった1ネット業者に提供するのは危険極まりないと思う。
フェイスブック上の活動はすべて個人情報付きのマーケティングデータとして活用されているので、気色悪い。
フェイスブックで個人情報漏洩が起こったら悲惨だろう。

ネット上には膨大な量の情報がロングテール的にあるわけだが、検索しないと何も出てこないので、ハブとしてのgoogleの役割は不動のようにも見える。検索エンジンはマイクロソフトもBingをやっているが一向にメジャーにならないのはなぜなのだろう。bingはadwardsのようにあまり商業利用されているようにも思えない。
APIがあまり公開されていないとかあるのか?
共産主義圏ではGoogleがほとんど使えないが、チャイナをはじめとする膨大な人口がGoogleを使い始めたら政権は転覆するだろうし、逆に共産党が転覆しないかぎりGoogleはチャイナでは見れない。
#もっともVPNを使えばチャイナからでもGoogleに繋げられるようだが、普通の人には敷居が高過ぎるだろう。
Yahooは日本では未だに利用されているようだ。一番の売りはヤフオクらしいが。

情報の取得方法としては、大きくpush型とpull型があるわけだが、今までの新聞やTVは典型的なプッシュ型だった。これしか情報の取得手段がない時代は、メディアが法外な権力をもち社会をコントロールする力を持ったわけだ。
しかし、TVも多チャンネル化するとアメリカのようにどの番組を選ぶかという選択肢が広がり、pull型的になっていく。

しかしメディアとして、新聞、ラジオ、テレビ、ネットの順に生まれてきたわけだが、新聞、ラジオ、テレビはネットに吸収されるだろうし、既にかなりネットになっている。
日本の場合、PCをうまく触れない高齢者が多く、その御蔭で日本ではテレビも新聞も生きながらえているが、これも高齢世代があと10年−20年もすればなくなるので、早晩、潰れるだろう。
しかしネットのニュースも新聞社のものばかりなので、ネットのニュースは結局テレビや新聞を見ている以上の情報というのはなかなか手に入らない。詳しく知ろうと思うと手間隙を掛けて世界のサイトを調べないといけない。自分がプル型のスキルを持たないといけないわけだ。

映像配信サービスとしては、Hulu,AmazonPrime,Netflixなどがある。
これらは、映画の配信だけでなく、自らドラマシリーズを作っているので、従来のTVのメインな機能を置き換えている。この分野で日本にもdTV、U-Nextとかある。
ただし配信サービスは映画とかの内容はほとんど横並びであるから、独自コンテンツの勝負になっていくのであろう。
とはいえ、不満なのは最近の映画ばかりで、旧い著作権もほとんど切れているだろう名作映画とかが見れない。昔の映画の方が大人の鑑賞に耐えるのでこういうのを配信するサービスはニッチとしてあるのではないか。
配信サービスはビジネスとしては、著作権管理がやっかいな仕事であろうが。

この数年でプレステなどのゲーム機はかなり衰退したように見える。ゲーム機はプラットフォームとして囲い込みができるのがメリットだったが、結局、iphone、スマホにやられてしまったわけだ。
日本はハードウェアベースのプラットフォームに強かったが、ネットの時代になるとハードウェアに依存しないサービスプラットフォームになる。

さらにgoogle,appleといったサービスに言語情報が集まることで、人工知能開発はこれらの企業が圧倒的に有利な状態だ。ネットの次のステージは人工知能技術になるだろうと思うので、これらの企業の優位性は高まる一方のようにも思う。

日本は1億3000万人くらいの島で言語的にも島であるから、そこそこ大きい市場だ。だから、先にやったもの勝ちで儲かるロングテール構造があるようだが、問題はやっていることがあまりにもみみっちいことである。
結局のところ、日本のネットは10年前と比べてあまり進歩していないのではなかろうか。
posted by libertarian at 12:38| 東京 🌁| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする