2016年08月21日

建築ツーリズム

日本の建築は1960年代に名作が多いが、この頃作られた建築が50年位たって、はやくも取り壊しの危機に瀕している。
あの世界的な名建築との誉の高いホテルオークラの東京本館は、取り壊し反対運動も起こったが結局壊されてしまった。こういう建築は、設計図が残っていても一度壊してしまうと再現はできないそうだ。
ロビーの雰囲気はそのまま残すということだが、建築は内装と建物と一体なので内装だけ真似してもダメだ。
このまま行くと、多くの名建築がスクラップアンドビルドの運命を辿るのは避けられそうにない。
今、丹下健三の設計した代々木体育館を世界遺産に登録しようという運動もあるが、そのくらいしないとこれも取り壊されてしまうであろう。

東京はさすがに首都だけあって、名建築が非常に多い。私は建築めぐりをして写真を撮るのが趣味である。
今は建築ツーリズムというのがあって、名建築、話題の建築を見学することを目的とする海外旅行が世界的なブーム、静かなブームだそうだ。日本は、その点、古今東西の名建築が多いので、海外からの建築ツーリズムの最高の目的地となっている。
たしかに海外旅行というと教会とか歴史的な建造物をみることがお決まりなので、建築をみるのは海外旅行の一つの大きな目的だったといえる。

最近は海外が少し物騒なので国内旅行が増えているようだが、実際、日本のように歴史と文化の深い豊かな国は他にないので、海外旅行行くよりも国内の方が見どころは多いのだ。
私もいろいろ海外は行ったが、今はあまり行きたいと思うところはない。灯台下暗しで、国内は行っていないところが多いし、知らないところばかりだ。
そして日本の場合、どこに行っても名建築がある。しかし、これはあらかじめよくよく調べておかないと気が付かないし、通りすぎてしまうだろう。

posted by libertarian at 13:07| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする