2016年10月15日

ヒラリー大統領という最悪の予測

アメリカ大統領選も11月の投票日まで迫ってきたが、538(FIVE THIRTY EIGHT)の予測ベースだと、トランプ15%、ヒラリー85%なので、ほぼクリントンの勝利で決まりそうだ。

ということで、今後日本を含め世界はヒラリー米大統領という最悪の事態に備える必要がある。
世界にとって、ヒラリーがアメリカ大統領として最悪である理由は、ヒラリーがとるだろう外交軍事戦略にある。
経済政策的には今のFRB体制は継続だろうから、その点はあまり問題ないだろう。
また、連邦最高裁判所のスカリア判事の後釜はヒラリーが左派の裁判官を任命することになり、左派リベラルの判事が5人となり保守派の判事4人を逆転することになる。とはいえ、保守派とカウントされる判事には中道もいるのですでに今の体制でも左寄りの体制だ。

アン・コールターなどは、もし今回トランプが大統領になれなければ、共和党は今後ずっと大統領の座を失うだろうと悲観している。アメリカは10年前よりも確実に左寄りの社会ムードになっているように見える。
それがますます加速するだろう。

ヒラリーが大統領になることで生じる軍事的な問題とは、まさにネオコン以来のLIBERAL IMPERIALISM(リベラル帝国主義)路線を継続することにある。アメリカはミアシャイマーのいうようにレーガン時代のオフショア バランシング戦略に回帰するべきなのである。
リベラル帝国主義路線の積極軍事介入主義にオバマも従っていた。オバマの戦争は直接軍事行動を避け、ドローンやらを使った局所テロ戦争を多用しただけだろう。アメリカ政府自体がテロリストとなったわけで、これもとんでもないことである。

アメリカがリベラル帝国主義路線を継続することで、結果的にアメリカが弱体化し、それによって潜在的な覇権国であるチャイナの台頭を許すことになるというシナリオがヒラリー大統領が世界にとって最悪になる理由である。
これに対して、トランプが大統領になった場合、軍事力バランスをヨーロッパ、中東からチャイナにシフトする可能性が高かった。元々、ヒラリーは親チャイナ的な政治家、というかチャイナマネーにまみれきった人間であり、チャイナの台頭を積極的にもしくは消極的に許すだろう。





posted by libertarian at 10:49| 東京 ☀| アメリカ政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする