2017年04月16日

アメリカの北への攻撃は不可避である

4/15日にアメリカが北朝鮮を攻撃するかもしれないという話が少し盛り上がっていたが、このようにピンポイントで開戦を予測するのは無意味である。
私はアメリカは月曜までイースター休暇だから、この期間に開戦はないだろうと思っていた。w
カールビンソンも1万キロの長い航海をしてようやくここまで来たばかりである。戦士にも休息が必要だ。
問題はどのタイミングで開戦があるかということだ。もしくは、開戦しないのであれば、どう対処するかだ。

北は放置していても、さらに状況が悪化するだけなのは明らかであり、どこかのタイミングで軍事行使をして叩かなければならない。トランプ大統領が過去の大統領の日和見的な問題先延ばしを批判していることからも、トランプが北に対して日和見的な態度をとるとは考えにくい。開戦が不可避というよりも、回避する理由がないというべきか。クリントンの時にシミュレーションをして朝鮮で60万人の死者がでるだろうという予想にびびってクリントンが北に譲歩したと言われているが、どんなシミュレーションをしたのかわからない。朝鮮戦争では中共が参戦したことで泥沼になったが、今は少なくともそれはないだろう。

私の予想では、アメリカは今、慎重にプランを練っている段階だろうと思う。
そもそもトランプが大統領に就任してから日も浅くまだ3ヶ月もたっていない。
この慌ただしい期間に十分な作戦が練られるとは思えない。
軍部は今までも北に対する作戦シミュレーションを色々としてきただろうが、問題は全軍総司令官としてトランプが理解する時間が必要だということだ。アメリカ全軍の総司令官である以上、複雑な軍のシステムを理解するのはかなり大変だろう。責任ある立場だから、軍にお任せというわけにもいくまい。w
数あるオプションからどれを採用するかは大統領の判断になる。

要するに拙速はまずいが、日和見は最悪だということだ。そしてトランプが北に対して日和見を決め込むことはまずないと考えられる。
北は日本では弱小な存在として、あまり脅威にも感じられていないが、実際は北はかなりの軍事力を持っている。GDPでいえば、世田谷区ほどもない地帯にすぎないが、核を持ったことでチャイナへの従属国であることすらやめようとしているのだ。軍事力の点では、かつてのイラクよりも強敵であると考えられる。
チャイナが北をコントロール云々という話が無意味であることはアメリカが一番分かっているだろう。

オバマの時代は直接の軍事行動を避けて、ドローンなどを使ったテロ的な攻撃手法が多く使われていたようだ。だからオバマ時代はCIAが第6の軍隊と言われていたそうだ。北に対してはそのような手法ではうまくいかないだろう。

私の漠然とした予想では、早くて1ヶ月以内、長くても3ヶ月以内に北への攻撃が開始されるだろう。軍事的な圧力をじわじわとかけながら、北に最初に動くようにさせるかもしれない。アメリカとしては対北の戦争は駒落ちの将棋といってよい。相手に先に動かせるのが作戦としては上策だと思う。これは囲碁将棋と同じで、上位者は下位の者に先に動かせてひねり潰すのである。

posted by libertarian at 11:48| 東京 ☀| アメリカ政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする