2017年05月29日

ベトナム戦争

ベトナム戦争は私の子供の頃にあった。ベトナム戦争は1963年のアメリカ参戦から1972年のアメリカ撤退まででも約10年も続いた戦争であり、子供のころのニュースはベトナム戦争にあふれていた。当時、ベトナム戦争の状況は連日テレビや新聞で詳細に報道されていたが、私には全く何をやっているのか理解できなかった。学校の教師に聞いたこともあったが、教師も何も理解していなかった。
小学生の私が質問したのは1点で「つまるところ何で戦争しているのか?」という素朴な疑問であったが、教師はそれを理解してなかったようで、納得いく回答はなかった。
そのうち、ベトナム戦争は終わり、世の中はヒッピーやロック全盛期であったが、戦争は悪いものだという反戦、厭戦気分だけはなんとなく自分も共有していた。だが、ベトナム戦争とは何だったのかはその後も謎のままだった。
このなにがなんだか全くわからん状況はおそらく子供だけでなく老若男女の日本人のほぼ全員に共通していたものだろう。報道する側も、それを読む側も何も分からなかったし、今も分かっていないわけだ。
カンボジアにしても同様である。

しかし、ベトナム戦争の意味を今の段階で、ちゃんと理解しておくことは大事なことだろう。
ベトナム戦争は、アメリカが参戦する前から、大東亜戦争の後に連なっておきた民族独立戦争から続いた戦争であり、日本もこれに大きく関係している。
ベトナム戦争は、アメリカ参戦から考えては、わからないわけだ。
アメリカは、ホーチミン政権を共産主義イデオロギーの拡大としてみて、反共の旗の下に阻止しようとしたのだが、実際は大東亜戦争終結頃からはじまる民族解放戦争という色彩がベトナム戦争に関しては強かった。
ベトナム人にゲリラ戦を仕込んだのも大日本帝国軍人だった。彼らは戦後、ベトナムに残留し、ベトナムがフランスからの独立戦争を戦えるようにゲリラ戦を教え、また、ともに戦った。
ベトナム戦争では、ソ連やチャイナがバックにあると考えられていたが、実際はチャイナとベトナムはその当時から対立しており、チャイナはソ連の物資供給を妨害しまくっていたようだ。アメリカはこういうアジアの歴史を全く理解していなかったらしい。

posted by libertarian at 01:58| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする