2017年07月26日

Close to Singularity

自作PCというのは大昔作ったことがあったが、そのうち大したコストメリットがなくなり、その後興味をなくした。
しかし、世の中はノートPCが主流となりデスクトップマシンはほとんど売られなくなったが、高性能デスクトップPCを自作するのは、なかなかに優雅なDIY的楽しみであろうことに気づき、DOS/V Powerとか雑誌をいろいろと読んでみた。
そして、自分が浦島太郎的にPCのハードウェアの進歩を認識していないことを痛感したのであった。

今のPCハードがここまで進んでいるとは驚きである。
CPUもAMDがRyzenシリーズを出してきて、インテルとの競争が激化しつつある。
GPUも当然ながら凄い性能である。
そして、今はこのコンピューターリソースはほとんどが3Dゲームに投入されている。w
とはいえ、最近のDeepLearningのブームにより、これらの恐るべきコンピューターパワーがディープラーニングにも向けられつつある。

今秋でるiOS11では、iPad本体でもDeepLearningが使えるようになるようだ。マックのようなものを必要とせずに、iPadだけで行えるようになる。
もっともiPadProの内蔵GPUの性能はi5の内蔵GPUと同等の性能らしいので、最近のGTX1080のようなものにくらべるとぐっと劣るが、それでも学習結果を使って識別や判別処理をするくらいならば十分な性能である。
これからは、iPhoneやiPadのような携帯端末がAI端末になる。こういった変化は急速に起こるだろう。

私も20年位前にneural netを勉強してプログラムなどを書いたこともあったが、NN自体が何をやっているのか意味不明だったので、止めた経緯がある。NN自体は、昔からあるパーセプトロンと同じもので、パーセプトロンにおけるノードの活性化関数を工夫しただけのものである。しかし、その後も改良工夫が加えられ、そのうちにコンピューターパワーが飛躍的に進歩したおかげで、今の隆盛に至った。これもPCが64ビット化したこの10年くらいのことだ。結局、昔はNNをやろうとしても計算量が重すぎたし、ディープラーニングとなると非現実的な処理量だったが、今では市販の20万円程度のパソコンでそれを十分にこなせるようになったわけだ。

今のPCの処理能力の進歩は、ゲーム市場によって賄われているのかもしれないが、この進歩の本当の意味はPCがAIマシン、ディープラーニングマシンに変化することにあるのかもしれない。カーツワイルの予言ではシンギュラリティは2025年だ。あと、8年弱であり、ほんとにそうなると私は思う。
posted by libertarian at 23:36| 東京 ☁| Computer | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする