2017年09月13日

次元と画像認識

Appleの発表会でiPhoneXが発表された。スマホ市場はアンドロイドとiPhoneの2系統に集約されているが、どちらもあまり興味がない。歳を取ると目が弱るので、ああいう小さい画面でなにかちまちまとした操作を長時間する気が起きなくなるからである。iPhoneXはPC並の価格であり、CPUの性能もPC並なようだがAR、AIといった応用が考えられているのであろう。処理の質を高度にしないかぎり単にオーバースペックなものになるだけである。

さらにあまり興味がないのがARなどの3D技術だ。今のところはでかいゴーグルをかぶってやっているようだが、まだまだ出始めの技術だろう。
歳を取ったためか、そんなものにもほとんど興味はわかない。3Dテレビも鳴り物入りだったが、結局市場ではほとんど受け入れられず今は店頭でも3Dテレビなど全くみないが、ARも似たようなことになるのではないか。w

そもそも、前にも書いたが人間の認識は基本的に2Dまでだと思う。3Dは脳がかなりソフト的な解釈をかけることで処理している。具体的には人間は3D空間を2次元平面に遠近法で投射したものを認識しており、それに奥行きという解釈を脳が付け加えている。だからトリックアートは遠近法に関するだまし絵になっている。遠近法のイメージを脳は3次元として条件反射的に解釈することを利用したトリックである。
こうしてみると、人間の空間認識能力は現実的には2次元までなのだろうと思われる。
実際目の網膜は多少の湾曲はあるだろうが、平面だ。
ARはこのような静的なだまし絵の技術を、動画としてリアルタイムに行うものであるから、かえって脳が混乱し疲労することになるのではないかと思う。

次元と視覚の観点で、興味深いのはステレオグラムだ。ステレオグラムは遠近法を使わない立体視であり、いわゆる立体視よりも立体的に感じる。本物の立体物を見るよりも立体的に見える。この現象は純粋に脳内現象だが、ある種のトリップ的な感覚がある。ステレオグラムの立体視は通常の立体視とは異質な立体認識だろう。
posted by libertarian at 12:28| 東京 ☀| Computer | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする