2017年12月25日

北朝鮮討伐後の戦後処理予想

「朝鮮半島終焉の舞台裏」(高橋洋一著)を読んだ。
高橋氏の予想は、大体私の予想とも近いのだが、終戦処理として北をチャイナに支配させるだろうというのが私の予想と異なる点か。w
高橋氏がそう予想する根拠はアメリカがチャイナの譲歩を引き出すために、現在の北の戦後管理はチャイナに行わせるだろうと見ているだめだ。
しかし疑問なのはチャイナに対しててそこまでアメリカがほんとに譲歩しなければならないのかどうかだ。
もしアメリカがほぼ単独軍事行動をしたとしたら、そこまでチャイナに譲歩するかどうかは分からない。

チャイナの海洋進出にとっても今の北がチャイナの邪魔者になっている以上、チャイナが北を切り捨てるのは自然だとしているが、アメリカが北をそのままチャイナにゆだねるだろうか?
私は、アメリカは南に統一させるのが妥当だろうと思っていたが、もう一つの案として38度線を北にずらし、新しい国境線より上を純粋な緩衝地帯として作るという手もあるかもしれない。

もし、北の体制が抹殺されれば、アジアの軍事バランスは大きく動くだろうが、もしアメリカが長期的に本当の敵をチャイナと見定めているのであれば、ここは南に統一させる形で動くのではないかというのが私の予想である。チャイナ共産党という真の敵に塩を送るような真似は下策であろう。

この本で20年前のチャイナ、南朝鮮、ロシアと日本の名目GDP比(ドルベース)が書かれている。
20年前と今とで次のように変化している。
チャイナ : 21% -> 226%
南朝鮮  : 12% -> 28%
ロシア  : 9% ->26%

チャイナの伸びが異常で20年で10倍以上に伸びている。
日本はこの20年デフレ政策で伸び率が異常に低かったということが大きいが、やはりチャイナの発表している値が例のごとくで嘘だということだろう。高橋氏は公式発表の3分の1程度だろうと見積もっているようだが、そうすると日本とのGDP比は今でも75%程度となる。実際この位であれば伸び率が20年間で3倍程度とリーズナブルな気がする。w

チャイナの公式発表は全て嘘出鱈目であるのは周知の事実であり、そんな数字を根拠にチャイナの力を過大に見積もってしまうと、またぞろ中共との戦略的妥協だの戦略的忍耐といったバカなことを言い出す輩がでてくるので要注意だ。

#この点、西部一派の一人である伊藤貫氏などもだめだ。彼はミアシャイマーなどにも影響されているが、西部一派ということからも要するに東大駒場リベラルなのである。w 伊藤貫や西部すすむは、アメリカ大嫌いでアメリカの悪口は言うが、チャイナの悪口などほとんど言わない。w
posted by libertarian at 19:19| 東京 ☀| China problem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする