2019年04月12日

マイクロバイオーム

最近読んだ本で面白かったのは腸内細菌関連の本だ。
あなたの体の90%は細菌 https://www.amazon.co.jp/dp/4309253520/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_pecSCb9PA3CAQ
土と内臓 https://www.amazon.co.jp/dp/4806715247/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_fgcSCb3R4PSN7
といった本がお勧め。

昔、エコロジーは有機農法や自然というものをイメージで語っているだけで、マイクロバイオームといった具体的な根拠にかけていた。
最近は、マイクロバイオーム、マイクロバイオータといった今まで見えなかった世界の細菌のメカニズム、役割、仕組みがようやく見えてきた感がある。
腸内細菌がどれだけ人間にとって重要な役割を持っているかということを認識させてくれる本であった。

人間における腸内細菌と体の関係が、自然界の土と作物の関係に等しいとしているのが「土と内臓」という本だ。
土というのがこれほど奥深いものだとは思わなかった。
豊かな土は細菌などの微生物多様性が大きい。貧弱な土壌はその逆だ。
世界的に日本の土壌は極めて豊であり、微生物多様性が大きい。
細菌は田んぼや畑の土壌の肥沃度をこの微生物多様性で客観的に測定でき、これを指標としているらしい。

今まで抗生物質をむやみに飲むと腸内細菌に壊滅的な打撃を与えていた。その後、それによる不調に苦しむことになる。
農業でも農薬を使うことで土の微生物多様性を壊滅的に破壊してしまっていた。
今では、日本では不耕起栽培などが広まりつつあり、真の無農薬農法へ切り替える手段はそろっている。こういった農法は長期的にも経済的にも従来の農薬漬け農業をはるかに上回る。
日本は農業の分野で市井の鬼才、天才を多く輩出していると思う。目立たないが社会に対するプラスのインパクトはでかい。
posted by libertarian at 14:29| 東京 ☁| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする