100YenshopもといBookOffでFinantial Japanの6月号が早くもあったので、既にざっと立ち読みはしていたのだが買ってみた。
この雑誌は、木村剛氏のカラーがかなり出ているのだろうが、掲載内容というか主張にはちぐはぐな部分がある印象もある。これはバランス感の悪さを感じさせる。 いろんな編集者がいるということだろうが、主張を一貫させない限り、クオリティペーパーにはなれない。
この雑誌の中で、某投資本を批判している。勝率8割のデイトレーダーはどこにいる?という批判だ。私はもとよりこの本は読んだことはないが、この批判は間違っていることはすぐに分かる。
つまり勝率とトータルの利益率とは違うのである。批判している人間にこの基本的区別がついてないのだろう。
1回の取引で少しでもいいからプラスになれば勝ちとカウントして、全取引回数における勝ち率が8割になるのは珍しいことでも難しいことでもない。
往々にして、そういったシステムは利益率がうんと低いだけだ。
言うまでもなく肝心なのは利益率であるから、通常は、あえて勝率を低くして利益率を追求する。
例えば勝率80%で利益率3%と、勝率30%で利益率が50%なら、後者を普通は選択することになるし、それが一般的だということだ。
ただ普通にアクティブ投資で勝とうとするのは、コンピューターと人間が勝負するようなものだから、あまり勝てない、もしくは勝つのが非常に困難なのが事実であろう。
アクティブ投資は、もはや人間が素手でやるものではなく、システム対システムの戦いとみるのが正解だろう。