2006年07月08日

End foreign aid

Want to help Africa? End foreign aid

[http://www.ocregister.com/ocregister/opinion/columns/article_1194966.php]



The drought is used to "explain" the precipitous drop in agricultural output. Then there's AIDS.



Let's look at drought and AIDS. Zimbabwe's nextdoor neighbor is Botswana. Botswana has the world's secondhighest rate of AIDS infection, and if there's drought in Zimbabwe, there's likely a drought in Botswana, whose major geographic feature is the Kalahari Desert, which covers 70 percent of its land mass. However, Botswana has one of the world's highest per capita GDP growth rates. Moody's and Standard & Poor gives Botswana an "A" credit rating, the best credit risk on the continent, a risk competitive with countries in central Europe and East Asia.



Botswana compared to her other African neighbors prospers not because of foreign aid. There's rule of law, sanctity of contracts, and in 2004, Transparency International ranked Botswana as Africa's leastcorrupt country, ahead of many European and Asian countries. The World Forum rates Botswana as one of Africa's two most economically competitive nations and one of the best investment opportunities in the developing world.



Botswana shares a heritage with Zimbabwe, for it, too, was a British colony. What it doesn't share with Zimbabwe is what explains its success: the rule of law, minimal corruption and, most of all, respect for private property rights.



No amount of Western foreign aid can bring about the political and socioeconomic climate necessary for economic growth. Instead, foreign aid allows vicious dictators to remain in power. It enables them to buy the allegiance of cronies and the military equipment to oppress their own people, not to mention being able to set up "retirement" accounts in Swiss banks. The best thing Westerners can do for Africa is to keep their money and their economic development "experts."



簡単に内容を纏めると、

「アフリカを助けたいのであれば、西側は援助を止めることだ。

ジンバブエはもともとは豊かなアフリカの国であった。それが今では最貧国になってしまった。これは旱魃とエイズが原因だとすぐされるが事実は違う。

隣国のボツワナは繁栄している。その原因は”the rule of law, minimal corruption and, most of all, respect for private property rights. ”といった社会条件の確立にある。

ジンバブエでは、西側援助によって独裁政権が延命し、こういった社会条件の成長がなく援助資金は圧政の道具となった。」



さらにリチャード ポズナーはバフェットの今回の財産寄付を次のように論評している。



The foundation is an inherently inefficient allocative institution because, much like the government, it is not subject to market tests. There is no way to assess the value of the Gates foundation's expenditures because the foundation is not competing in any product or capital market. (Colleges and most other recipients of charitable gifts, in contrast, compete in product markets.) Gates and Buffett are extremely able businessmen but the Gates foundation is engaged in activities, such as fighting Third World diseases, that are remote from their business experience.



これも簡単に纏めておくと、”ビルゲイツの財団は政府と同様に本質的に非効率なものだ。援助は市場での競争がないから評価のしようがない。ビルゲイツもバフェットも優れた経営者だがそれとこれとは別物である。”



==



経済学はdismal scienceであり、マスコミのように軽薄な人道主義を振りかざすことではない。

たとえ過酷な現実を前にしても長期的なインセンティブ構造を見抜かなければならない。

援助と、救助を一緒に論じてはならないのであり、本質的な援助とは、ここにあるように”the rule of law, minimal corruption and, most of all, respect for private property rights. ”を根付かせることにある。

そのためには先進国の税金をじゃぶじゃぶ投入するのではなく、長期的に投資対象になるような社会条件を作ることしかない。そしてそれはどのような国であっても可能である。

その国が信義に足り、法の支配と、私的所有権が確保されていて、自由貿易が成り立つのであれば発展が可能だ。
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2004年10月02日

Richard Posner as the enemy of libertarianism

Posnerは、自称リバタリアンにして、自称、功利主義者、さらに自称のプラグマチストでもあるが、現実には少なくともリバタリアンではない。

Posnerは、ハイエクもまともには読んでいないし、リバタリアニズムを理解しているわけでもない。

ポズナーの経済学に関する力量は、せいぜいコースの追随者というところであり、これは実に初等的な算数の世界である。

また、法学的にはアメリカのプラグマチズムの法曹界における超大物であるホームズ(Oliver Wendel Holmes)に連なるプラグマチストと呼ぶのが正解のようだ。

ポズナーは、実際その意味も理解していない可能性が高いが、まさに彼はリバタリアニズムが批判してやまないPositivist、Legal Positivistなのである。ポズナーがコモンロー主義を唱えていることから、このことは誤解してしまいがちだ。

これは、まあリバタリアンサイドからの一般的な評価と言ってよいようだ。私の海外のリバタリアンの友人の評価を聞いてもこんな感じだ。



ホップの批判はこの評価をさらにつき進めており、ロナルドコースや、その追随者であるポズナーのような、シカゴスクールの”法と経済学”派は、オーストリア学派(Austrian)のリバタリアンにとって”最も危険な敵”であると考える。



下のホップの文章を一部訳すと、「ポズナーによると、社会的富を増大させるものは全て善(just)であり、そうでないものは、よくないもの(unjust)ということになる。

そのため、法廷の役割は、富が最大化されるように訴訟当事者に財産権(と負債)を割り振るということになる。」



財産権ルールの考え方が、リバタリアニズムとは根本的に異なる。

リバタリアニズムにおける、Property rights というのは、法(law)と、経済(economics)と、倫理(Ethics)における基本原理だが、”法と経済学”派は、Ethicsを意図的に排除するといえる。

例えば、殺人が一般的には法的に正当化されないのは、効率性とは全く無関係であるし、功利的なルールから導くべきものでもないだろう。

そもそも、ポズナーらが唱える社会的Utilitityが、ほんとに計算可能で予測可能なものかも全く疑わしい。



ホップがここで具体的に批判しているのは、コースの有名な論文の”鉄道火花と周辺農家の問題”の例だが、ホップの主張はもっともなものだと思う。→英語を読もう。



法と経済学というと、デヴィッドフリードマンもそうだが、フリードマンのはかなり論理が緻密で誠実な印象をうける。こちらは、傾聴に値する。

#また、フリードマンの場合、自分がわからんものはわからんというところが偉い。

数学的な能力にしても、D.フリードマンはポズナーとは比較にならず高い。もともと理論物理学者だということもあるが、これは著書を読むと判る。



いずれにしても、ポズナーは、大きな社会的権力と権威をもった判事にしてシカゴ大学やハーバード大学の(偉い)教授先生ではあり、その影響力は未だにかなりのものだが、リバタリアンから見た場合、学者として大した人間では全くないとなる。

今は、社会的影響力から、OverEstimateされているだけだろう。とはいえ、息子(エリック)をはじめポズナーの追従者もこれまた多い。

#Lessigもその一人だが、ポズナーの方法論を直接用いているわけではないようだ。



ポズナーの書いたものを少し読むと、相当に軽薄でエリート意識にまみれた人間という印象を受ける。その思い上がったエリート意識が、軽薄さの原因であるに違いない。

そもそも軽薄でなければ、自分をこんなにあれこれと、自称なんとか主義者とでたらめ言ったりすることもないだろう。



少なくともリバタリアニズムから見れば、ポズナーなんぞは、どうでもいい存在だが、社会的影響力が強い限りでは、かなり”いかがわしい敵”とでもいうべき人間である。

ランディ バーネットも、ポズナーに対しては遠慮してるのか、直接攻撃しているのを見たことがないが、若造のレッシグのことは思いっきり馬鹿にしている。→”Reds in suits”を読むべし。

これは間接的なポズナー批判でもあるのかもしれない。
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2004年09月03日

フェアユースとミスユース

[http://blog.japan.cnet.com/lessig/archives/001563.html]



Richard PosnerのゲストBlog(LessigBlogでの)が、Cnetで翻訳されている。

相変わらずあまり深くものを考えないで気軽に意見する御仁であるが、フェアユースとミスユース

に関する話は、示唆深い。



「こうした著作権の濫用にはどう対処すべきだろうか。ひとつの可能性として、わたしがWIREdata事件への判決文pp. 1112で仮説として提案したのは、著作権の誇大な主張を著作権の悪用(ミスユース)とみなし、権利の失効を招くとすることだ。詳細な議論についてはKathryn Judgeによる興味深い論文を参照されたい。オンラインにはなっていないが彼女にメールkjudge@stanfordalumni.orgすれば入手可能だ。」



著作権や特許権のような、いわゆる権利(rights)というより、むしろ正確に特権(Privilege)と呼ぶべきものに関しては、その”特権の乱用”に対するカウンターが用意されている必要があるはずだ。
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2004年03月16日

Reply To Judge Richard A. Posner on The Inseparability of Law and Morality

[http://wwwcamlaw.rutgers.edu/publications/lawreligion/washington.pdf]

Reply To Judge Richard A. Posner on The Inseparability of Law and Morality

by Ellis Washington




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2004年02月01日

Public Intellectuals: A Study of Decline

Public Intellectuals: A Study of Decline

by Richard A. Posner

[http://print.google.com/print/doc?isbn=067400633X]



\" The depth of knowledge that specialization enables is purchased at the expense of breadth, while the working conditions of the modern university, in particular the principle of academic freedom backed by the tenure contract, make the intellectual\'s career a safe, comfortable one, which can breed aloofness and complacency. These tendencies are furthest advanced in American universities. That may be why so many of the most distinguished academic public intellectuals active in the second half of the twentieth century were foreigners—such as Raymond Aron, Hannah Arendt, Michel Foucault, Jürgen Habermas, Friedrich Hayek, Leo Strauss, and Amartya Sen—even though American universities achieved ascendancy over foreign universities during this period. But of course they did so in part by hiring refugees, such as Arendt and Strauss, and other foreigners, such as Sen. \"
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2003年09月02日

2003年08月31日

Richard A. Posner

Richard A. Posner

の論文のDLサイト
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Sex, Economics, and Other Legal Matters

Sex, Economics, and Other Legal Matters

Judge and scholar Richard A. Posner speaks out on the Clinton impeachment, the Microsoft case, and nude dancing.



Interviewed by Steve Kurtz

[http://reason.com/0104/int.sk.sex.shtml]
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R.Posnerへのインタビュー記事(リーズン)

[http://www.law.uchicago.edu/news/posnerkurtz.html]

”Judge Posner Talks to Steve Kurtz \'87 in Reason\"

R.ポズナー判事は、Utilitarian Libertarianである。
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\"KELSEN, HAYEK, AND THE ECONOMIC ANALYSIS OF LAW\"(pdf)

\"KELSEN, HAYEK, AND THE ECONOMIC ANALYSIS OF LAW\"

[http://allserv.rug.ac.be/~bdpoorte/EALE/posnerlecture.pdf]

by Richard Posner

Utilitarianのポズナーは、ハイエクよりケルゼンを高く評価する。

しかし、Utilitarian=LegalPositivism→Kelsenとの親和性からして、当然である。
posted by libertarian at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | Richard Posner | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする