2016年06月22日

人の移動の自由の経済学的根拠とは?:Freetrade,Comparative advantage,and Liberalization of the movement of persons

自由貿易の理論は、比較優位理論が基本にあり、物資の自由貿易がWin-Winになることを説明している。
ここでよくわからないのは、比較優位説は物資の自由貿易が双方にメリットがあることを説明しているが、人の移動に対する説明にはなっていないのではないかということだ。
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2016年06月19日

主人のいない奴隷:Slaves without Master

イケダハヤトという若い人が「まだ東京で消耗しているの」というBlogを書いている。
少し見ただけだが、本人がサラリーマンを辞めて高知に移住してブログなどの収入だけで豊かに暮らすという実践的な内容のようだ。
たしかに東京の通勤は異常で、悲惨ですらある。このネットの時代になんで会社なんて場所にわざわざ行く必要があるのだろうか?

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2016年06月16日

電波オークションを実施すべきである:Pulse Auction

日本社会における最大の問題の一つに左翼に簒奪されたメディアの問題がある。
日本のメディアは左派に完全に簒奪されており、テレビ、新聞など全くお話にならない酷いレベルなわけだ。
特にテレビの偏向報道を批判する、「放送法遵守を求める視聴者の会」というのが発足した。

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2016年05月27日

オバマからトランプへ:Obama and Trump

オバマが広島に行った。
アメリカが原爆を投下したのは、紛れも無い戦争犯罪による大虐殺であり、これは全国の都市空爆も同様である。
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2016年05月21日

Vintage

「なんにもないぶろぐ」というのが、本になり、ドラマになったようだ。
http://nannimonaiblog.blogspot.jp

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2016年05月15日

テーブルと椅子:Table and Chair

キャンプをすると、テーブルの偉大さに気付かされる。
テーブルがないと、なんでもかんでも地面に置くことになり不便だし不潔だが、小さなテーブルがあるとその空間に人類の文明を感じる。
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2016年05月08日

工作の知性:Intelligence of Craft

連休は、工作したり塗料を塗ったりして暮らしていたが、やはり物を作るというのは面白い。物を作るなかでしか育まれない知性というのはあるだろうと思う。続きを読む
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2016年05月04日

新白河原人:Ultimate DIY

守村大の「新白河原人」が面白い。
福島に広大な土地を購入して移住した漫画家のエッセイだが、究極のDIY生活の奮闘ぶりが見事な文章で活写されている。
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2016年04月24日

自由人のための工作:Do it yourself

最近はDIYに少々はまっている。
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2016年03月27日

Iron

家の包丁がガタガタであった。よくこんな切れない包丁を使っているなとあきれるほどだったので、自分で砥石で研ぐことにした。今のセラミック砥石など結構高価なので、新しい包丁を買った方がいいのではないかとも思ったが、どんないい包丁でも使えばそのうち切れなくなる。だからどうしても自分で研ぐことは必要なのだ。
家には木屋のいい包丁が何本もあったが、研ぐことを通して道具と向き合うというのは大事なことだと気付いた。
道具は使いっぱなしではなく、それを手入れして管理するまでが要求される。
だから包丁を研ぐなどという基本的なことは学校で教えてもいいことだと思われる。
しかし今はyoutubeがあるので、包丁の研ぎ方はネットでかなりのことが学習できる。
実際に研いでみると、これが結構はまる。無心にシュシュっと研ぐのが楽しいのだ。
ボロボロだった包丁の刃が、研ぎによって生まれ変わるのはうれしいものだ。
刃こぼれがひどい場合は100番台くらいの荒砥から研ぐ。そして1000番くらいの中砥で研いだあとは、革砥で仕上げをする。すると剃刀のように包丁が切れるようになる。

昔から刃物は人間にとって欠かせない道具であり、ある意味、神聖な道具ですらあった。
江戸時代の武士など、おそらく刀オタクだったのだろう。
そしてその気持ちはわからないでもない。w
日本では、刀は殺傷道具というよりは、象徴的な美的な工芸品の域に高められていた。
だが刀も研ぎがあってこそ、その品質を維持できるのである。
実際には、江戸時代に刀は全くと言っていいほど使われなかったから、研ぐ必要はなかったろうが、趣味で研いでいたに違いない。
道具の世界は極めて奥が深い。そして、刃を研ぐ道具である砥石の世界もかなり奥が深い。

歴史的には青銅器時代から鉄器時代などと言われるが、これは技術をなにも知らない歴史家の作り話である。
実際は製鉄技術の発明がいつごろにまで遡れるのかははっきりとしない。
posted by libertarian at 22:46| 東京 ☁| Libertarianism | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

DIY

DIYで家の簡単な補修を少しやったところ、その効果の大きさに嬉しくなり、木工工作をしたくなった。
のこぎりとか昔ながらの大工道具は持っているが、これを使いこなすのは大変だ。
のこぎりでまっすぐに切る、垂直に切る、平行に切るというのは容易ではない。この基本がうまくできるのは匠の技としかいいようがない。また、分厚い木材を切るのはかなりの重労働でもある。
大工の理想は宮大工の西岡常一棟梁であるが、邪道ながら電気工具を使うことにした。丸鋸はまだ怖いので電気ドリルやジグソーやサンダーなどを買った。このくらいでもかなりのことができる。あとはルーターや工作台があれば十分だ。
しかし、こういった電気工具は屑を大量に出すので部屋の中でやるわけにはいかない。
作業場が必要だ。資材をがっちりと固定する作業台も必要だ。アメリカのように家が広ければ、屋内ガレージで作業をしたりとかできるが、東京でそんな作業場を用意するのは難しい。
そこで今考えているのが、別荘の購入である。
しかし不動産の購入は慎重を要する。木工といってもそんなに作るものは沢山ないから、そのうちに飽きるであろうことは容易に想像がつく。
だが、風光明媚な田舎に拠点を持てば、天体写真などもできるし、釣りやキャンプなどのアウトドアもしやすくなるかもしれない。いろいろと妄想は広がる。w
posted by libertarian at 21:58| 東京 ☁| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月28日

Trump for President of USA

Lessigが大統領選挙に民主党から出馬していたが、さすがに降りたようだ。
https://lessig2016.us/

レッシグは莫大な費用のかかる大統領選挙への、ごく一部の巨額資金提供者によって、アメリカ大統領が決められているという状況がアメリカの民主主義の危機だと訴えていた。
しかし、トランプのような大富豪が出てくると、そういった一部の巨額な選挙資金提供者も必要なくなる。
その点、トランプは他人の息が全く掛かっていないという点でクリーンな存在ではある。
これほどクリーンな独立した有力な大統領候補は今までで初めてかも知れない。w

基本的に大統領になれば日本の首相同様、官僚機構を無視することはできないし、内政的にそれほど大きなことはなかなかできない。大統領とはいえ何でも自分で決められるわけじゃない。大統領ができる最大のことは戦争だろう。w
その点、他国にとってトランプに対する最大の懸念はその外交政策にある。

調べていないのでトランプの外交政策は知らないが、有能なビジネスマンであるし、おそらくリアリスト的な考えをするようになるのではないか。この点、民主党のヒラリーが大統領になるよりも日本にとってはチャンスかもしれない。
トランプはアメリカン・ドリームを体現した人間であり、クリーンであり、傑出したアントレプレナーである。
イデオロギー的に物事を考える人間ではないことも今の時代にあっている。
私はトランプが大統領になる可能性は高いと思うし、今の候補者の中ではトランプが大統領になるのが日本にとってもベストだと思う。
posted by libertarian at 21:06| 東京 ☁| アメリカ政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

LP

LPレコードが何百枚もあり場所をとるため処分しようと考えた。
ずっと前にレコードプレイヤーも処分してしまったので、LPだけあっても聞けないのである。w
しかし、整理しているうちに聞きたくなった。それに旧いレコードだと必ずしもCDになっているわけでもないようだ。

そこで、DENONの安価なレコードプレイヤーを購入して、20年ぶりくらいにLPを聞いたのだが、音の良さに驚いた。
そこらのCDより遙かに音がいい。
というわけで、処分するのはごく一部だけにし、大事にとっておくことにした。w
CDなんかも、性能のよいDACを通すとかなり音がよくなるが、これは一種のアップコンバートをやっているのであろう。元のアナログの波形に近くする処理をしているわけだ。
それでもCDは44KHzで音がカットされているから、失われた倍音成分は回復できないと思われる。
LPのアナログの音は、その点でナチュラルで瑞々しい印象がある。

最近はLPが静かなブームらしい。
AppleMusic,Amazon Musicと音楽を気軽に聞く環境は劇的に進んだが、音楽を聞く時間、聞ける時間はあまり変わらない。
コンサートに行って音楽をじっくりと聞くような時間は貴重であり、LPレコードを聞くというのは、そういった能動的な行為に近いものがある。
posted by libertarian at 20:45| 東京 ☁| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月14日

Pyramid

ギザの大ピラミッドについて、youtubeで何本か見た。
私も30年ほど昔、大ピラミッドを見に行ったことがある。あれから政変などがあったが、基本イスラム社会なので今も当時とあまり変わっていないだろう。

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posted by libertarian at 11:35| 東京 ☔| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月13日

コンプライアンスは法の支配を破壊する:Compliance fascism,Unknown Capitalism

The Americansのような80年代の冷戦時代のスパイものドラマを見ると、少し前のことのような、遠い昔のような感じがする。この時代は右と左、リベラルと保守という対立軸が強くあり、それこそが問題の本質であると多くの人が思っていた。

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posted by libertarian at 23:19| 東京 ☁| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月07日

必勝法のないゲーム:GAME

将棋もチェスも囲碁もポーカーも麻雀も必勝法は今の所ないと思われるが、強い悪いは厳然としてはっきりとある。つまり、初心者や自称初段程度のアマチュアがプロ棋士と指しても全く勝負にならないし、100%負ける。仮に1000回やっても1回も勝てないのは確実だ。このように、必勝法はないが、強い弱いの差が激しくあるのが将棋のような勝負の世界である。プロ同士であっても、当然ながら強い弱いがある。
投資というのも勝負の世界であり必勝法はないが、やはり強い弱いがある。
これは、将棋でいえば具体的に技術の違いということだ。将棋はゲームとは言っても手筋や定石など覚えることは山ほどあり、詰将棋や必死の技術といったものがたくさんある。こういった技術の高低によって力の差が激しく生まれる。投資も同様にこのようなゲームの一種と考えることができる。そうであるなら、ロジャースやソロスといった有名投資家はゲームにおける強者だということだろう。

そしてゲームには、将棋のような完全情報ゲームと、ポーカーのような不完全情報ゲームがある。
不完全情報ゲームとは、自分のカードを隠すゲームのことだ。
将棋は全部オープンであるから完全情報ゲームだ。
では、投資、例えば株式投資のようなものは、どっちなのか?
これがよくわからない。これをどっちかと考えるかによって、投資の考え方は大きく変わるだろう。
私は完全情報ゲームの一種だろうと思う。
posted by libertarian at 21:59| 東京 ☁| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月30日

Kindle

最近はキンドル本ばかり買う。キンドルになっていない本はしょうがないので図書館から借りて読むようにしている。どうも家の中が本だらけになるのが鬱陶しい。
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posted by libertarian at 12:26| 東京 🌁| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Carbon diet again

1年前に怪我をして以来、自転車にも乗らず運動を全くしていなかったが、体重がかなり増えてしまった。
さすがにこれではまずいと糖質ダイエットを再び始めることにした。
ご飯や麺類など炭水化物をなるべく採らないようにするだけだ。

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2016年01月28日

大聖堂と裁判所:Basilica

古代ローマには裁判所があったのかなかったのか定かでなかったので、調べてみた。
そもそも裁判所という場所がなければ、法律だけあっても運用ができないので、当然にあるはずである。
ちょっと調べたところ、やはり古代ローマにはちゃんと裁判所があった。裁判所はバシリカと呼ばれ、後に大聖堂がバジリカと呼ばれる元らしい。

しかし、古代ローマの裁判システムの説明が見当たらない。
そこで、「古代ローマ人の24時間」という本を見たところ、簡単な話が載っていた。
裁判は百人法院という180人の判事集団、それと弁護士に被告、原告で構成されるようだ。
当時は裁判そのものが雄弁術と記憶術を駆使する舞台であり、多くの観客がいたそうだ。
しかし裁判官について記載がない。だれが判決を下していたのであろうか?
ここら辺のところはさらなる要調査である。

塩野七生さんは、哲学科を出ているらしいが、法律はあまり興味がないようである。それなのに、哲学の国家ギリシャでなく、法律の帝国、ローマが好きらしい。
だがアメリカにしてもローマにしても、法律という観点がないと、所詮は通俗的な理解しかできまい。w

あと、ローマ帝国の版図は地図で見ると広大だが、当時、人口はどのくらいだったのか調べてみたところ、紀元1年頃のローマの100万人とwiki にあった。今の世田谷区くらいの人口規模である。
これはローマ市民とその他(奴隷その他)を入れた人口だろうか。他にも植民市とか属州があったから、この数倍(2−3倍?)が当時のローマ帝国の人口になるかもしれない。あの広大な領土にして、それしか人がいなかったわけだ。当時はまだほとんど土地が開拓されていなくて野生にあふれていたのであろうが。
この内、ローマ市民権を持ったローマ市民は30万人くらいか。
奴隷は人口の10%程度だったらしい。

高校の世界史はやたらと沢山のことを暗記させる愚劣な暗記コンテストと化しているが、教科書にも資料にもこういった具体的な数字がほとんど載っていない。分からないのもあるだろうが、そういう数字を伴う具体性について教科書を作っている連中の意識が向いていないようだ。
電話帳のような細かなことの暗記なんかしても、試験が終わったら何も残らないだろうに、愚劣な努力を弱者である学生に強いるのが現代の教育という強制収容所システムの悪辣なところである。

追記)
さすがに数百万人は少なすぎると思い、さらに調べたところ、よいサイトを見つけた。
http://heartland.geocities.jp/zae06141/romandata1.html
http://heartland.geocities.jp/zae06141/roman_population2.html

これによると、アウグストゥスのAD14年頃のローマ帝国は4500万人。
ローマ市の人口 100万人で、帝国内でローマ市民権を持つ人の全体493万人。
奴隷も1割だと450万人程度。残り8割は奴隷ではないがローマ市民権を持たない人か?
このくらいであれば納得だ。w

しかし、これだけ人口があれば裁判所もそれなりの数がないと処理しきれなかったろう。
posted by libertarian at 13:31| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月26日

Rome

先日、手術で入院中、塩野七生さんの「ローマ人の物語」などを読んでいた。
塩野さんの本は、小説的脚色は抑えられていて歴史書に近いところがよいと思う。かなりの資料を参照しているらしいことが伺える。
但し、ローマ側、権力側の視点の資料に基づきすぎているのではないかという批判もあり、多分そうなのだろうとも思う。歴史家は古代言語を読めたりといった特殊技能がある場合もあるだろうが、普通、科学や技術、経済、法律といった専門分野はよく知らないので、その歴史解釈も通俗的なものになりがちである。
逆に科学者や技術者や経済学者が歴史を研究することは無理ではないので、そういった著者の本の方が興味深かったりする。たとえば、マットリドレーの「繁栄」などは、科学者の書いた歴史書として優れていると思う。マクニールの世界史よりもむしろ内容はあるかもしれない。
しかし、ジャレドダイヤモンド(地理学者)の本は内容が相当に出鱈目なようなので読まない方がよいかもしれない。

入院中に読んだ本で、「金融の世界史」(板谷著)もなかなか面白かった。
1700年代位からの近代の歴史は、その国の金融技術が戦争資金の調達能力の差となり、戦局にも大きな影響を与えていたことがよくわかる。
この辺りのテーマでは、バーンスタインの本「豊かさの誕生」も良い本だ。
「華麗なる交易」も合わせておすすめである。

ローマ法に関しては、ずいぶん前にこのブログでも書いたが、「ローマ法の原理」 フリッツ シュルツ 著もよい本である。しかし、古代ローマは法律、民法はあったようだが、裁判所はなかったのだろう。警察権力もなかったのかもしれない。
ドラマ「スパルタクス」などを見ると、殺人などは平気で行われているが、裁判になるわけでもなく、泣き寝入りか復讐かになる。
ローマ帝国は未だになかなかに興味深い存在ではある。

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2016年01月20日

Socialism,Communism,Anarchy

ソ連や中国は社会主義か、それとも共産主義なのかというのは素朴な疑問としてあるが、正解は社会主義ということになる。共産主義とはアナーキーな状態、政府のない状態なので、共産主義への道の前段階として社会主義国があるという理屈らしい。
ここでアナーキーという言葉の定義がまた問題になるわけだ。
アナーキーの意味も曖昧なままに無政府という言葉にあこがれる人間は、共産主義者であれ、アナルコキャピタリストであれ、本質的に変わらないのであろう。W

歴史的には、今の国家はナポレオン以降のものと考えられているので、1700年代までの世界に国家はなかった。歴史を記述する際にも、ここを境にして別の記述の仕方をした方がよいのではないかと思ったりする。
ハプスブルク朝とか、なんとか王国というのは軍事セキュリティ上の単位であって、いわゆる国家ではない。
また、この前国家時代の王国は、最小政府と呼べる。あったのは、徴税組織と軍隊だけだ。
江戸時代であっても、幕府の官僚組織は極めてミニマルであった。
ローマ帝国であっても、その官僚組織はミニマルで、社会インフラはほとんどが個人のボランティアと寄付で作られたものだった。その報酬は名誉だけだったようだ。
政府が肥大化するのは、この100年くらいの現象と思われる。この原因は改めて考えるべきテーマだろう。
posted by libertarian at 22:03| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

The fallacies of marcantilism

重商主義というのは、16世紀くらいに生まれた経済思想と歴史的には言われているが、現代の経済と重商主義との違いというのをはっきりと分かっている人間は少ないだろう。
あの岩井克人のように、未だに経済の本質は重商主義だと言っているアホな元東大教授がいるくらいだから、世間一般のレベルは推し量るべしだ。岩井は近代経済学者のようなふりをしたマルクス主義経済学の徒である。だから東大経済学部長にもなった。

これはいわゆるオーストリア学派も同じで、彼らの経済観は重商主義がベースになっている。
ハイエクしかり、ミーゼスしかり。
高橋洋一氏の話がなかなか理解されないのも、これが原因なのかもしれない。
そして同時に世の中には、未だに重商主義の誤謬が満ちている。

橘玲さんの本で「読まなくていい本」の読書案内というのがあったのでキンドルのサンプルを見てみた。
このサンプルを見た限りだが、世の中には確かに「読まなくていい本」が溢れている。その点は同意した。
もっといえば、読むだけ時間とお金の無駄という本が多すぎる。時間とお金の無駄だけでなく、脳に悪い本も多い。
マルクスの本は全部そうだし、橘さんが挙げているようにデリダやドゥルーズ、日本では柄谷なんてのも読むだけ全くの無駄である。この手の本はムーのような明らかなトンデモ本よりも質が悪いトンデモ本である。
残念ながら、ハイエクやミーゼスのようなオーストリアンの経済本もそうなのである。
彼らの著書の全部がダメなわけでは勿論ないが、彼らの経済学?本は今となってはトンデモ本の部類としかいいようがない。
リバタリアニズム論者の経済学で唯一認められるのは、ミルトンフリードマンくらいしか残念ながらない。
ミクロに関しては、ランズバーグもいいのかもしれないが、マクロはダメだ。

ハイエクやミーゼスの思弁的で難解で無意味で非科学的な経済学本を読んではいけない。
といっても、ハイエクの「資本の純粋理論」とか読んだことのある人間はまずほとんどいないだろう。
ミルトンフリードマンの本だけちゃんと読めばいいのである。
参考)http://libertarian.seesaa.net/article/357096858.html
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2016年01月16日

Jiyuu ,liberty and Serfdom

日本語に自由という言葉がなかったのは、日本には歴史上、「奴隷」がいなかったからだろう。
自由という日本語は、福沢諭吉が明治の頃に考案した翻訳語である。
世界的に自由という言葉の意味は、奴隷でないという消極的な意味であり、西洋社会では歴史的に奴隷が当たり前の存在であったから自由という言葉が、奴隷という最悪の状況に対する反対語として良い意味でつかわれてきた。
ローマ帝国では征服戦争をして勝てば、そこの人々を奴隷にした。ほっておけば将来的に反乱分子となるのは確実であるから、殺すか奴隷にするしかなかったわけだ。殺すよりは奴隷にする方が、ずっと合理的で、かつ幾分は人道的でもあった。ローマ帝国に限らず、昔の征服戦争は大体がこのパターンであった。これが複雑な社会階級を生んだ。

自由なりlibertyという言葉は多義的かつ曖昧なので、定義を明確にしないといくら多弁を弄しても無意味である。たとえば、脳科学で「自由意志など存在しない」というときの自由と、リバタリアニズムでの自由という言葉はあまり関係がないと考えるべきだろう。
リバタリアニズム的には、自由とは、私的所有権しいては自己所有権といった制度概念である。
制度概念を扱うから、リバタリアニズムは政治思想なのだ。

また、現代では奴隷は肯定されていないので、奴隷と自由(自由民)という分類も適切ではないかもしれない。そもそも繰り返しになるが奴隷の概念も曖昧だ。奴隷とは、私的所有権(財産権)のありなし、もしくは許容度合で分類すべき概念かもしれない。少なくとも日本にはアメリカ奴隷のような私的所有権をはく奪された「奴隷」は存在していなかった。
だが皮肉なことに現代の日本には、「債務奴隷」が制度として存在している。連帯保証制度の改廃は進んでいるのであろうか?

現代的には、奴隷よりもserfdom,隷属という言葉を使うのが適切かもしれない。
例えば、日本がアメリカの奴隷だと言えば明らかに言い過ぎであるが、隷属しているとはいえるかもしれない。
posted by libertarian at 12:48| 東京 ☁| Libertarianism | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人口について:Population

歴史の本を読むと、気候に対する認識がないわけではないが弱すぎると思う。
地政学は地理を普遍の要素として扱うが、10年、100年、1000年という幅で見ると、土地は動いたりしないが、その土地の気候にはかなりの変化率がある。気候が変化すると植生、生態系が大きく変化する。
それに伴って人間の移動なども起きる。
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posted by libertarian at 11:17| 東京 ☁| Modern HIstory | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月11日

Learning History

このお正月は歴史の本をひたすら読んでいた。
しかし、歴史の本を読むと、言葉の定義がなっていないといつも思う。
歴史とは科学ではなく、物語にきわめて近いということなのであろう。
もっといえば、歴史は学問ともいえないと思われる。w
歴史とは畢竟、国家の物語、民族の物語なのであろう。

歴史上の言葉の定義ということでいえば、岡田英弘氏は、フューダリズムとかアウグストゥスとかレヴォリューションといった誤訳の問題を指摘している。加えて私が前から思っていたのは、「奴隷」という言葉もいい加減で、違う仕組みのものをいっしょくたに奴隷と呼んでいると思う。例えば、ローマの奴隷、イスラムの奴隷、アメリカの奴隷とかいろいろあるだろうが、一言に奴隷と言っても財産権のありなしとかあり方は大きく違う。イスラムの奴隷は財産権は認められていたようだ。その点、イスラムの奴隷は、現代的にはサラリーマンに近い。w イェニチリとかは超エリートサラリーマンだ。
一方のアメリカ奴隷は財産権も認められていなかったのではないか?アメリカ奴隷は過酷で家畜に近かったと言っても過言ではないのかもしれない。
時代も違えば、仕組みも違うもの、つまりは全く別のものを同じ言葉で呼ぶことは大いに間違いであるし、誤解のもとだ。

ところで、この正月に読んだ本で面白かったのは、茂木誠氏の「世界史で学べ!地政学」だ。
茂木氏は予備校の教師をやっているが、こういう良い先生はまれである。
教師というのは、芸能人とある意味同じで、人気の歌手やアーティストには人が群がるが、そうでない歌手は金を払っても聞いてもらえない。
よい教師が数人いれば、ネットで授業を公開し、それをみんなが見て学べばよい。
もはや学校は必要ない。人気のない教師は失業すればよいのだ。芸能界は本来厳しいのであるw
今の学校は公務員教員の利権のためにだけあるので、社会悪である。

茂木氏は、授業をyoutubeで音声だけだが公開している。
そのテキストもHPに載せている。
このyoutubeを正月ずっと聞いていたが、高校の世界史というのはこんなにも密度の濃い内容だったのかと初めて知った。
下手な歴史本を読むより、この茂木氏の講義を聞く方がはるかにためになるだろう。↓
https://www.youtube.com/channel/UCawFpYvbwCH0_Pznf43KN1Q

これは受験生だけでなく、むしろ一般の大人にもお勧めだ。
しかし、歴史の年号を大量に暗記させるような受験システムというのはやはりおかしいとは思うが、社会人であれば純粋に世界史の流れを知り、理解することだけを目的として講義を聞けば十分だろう。
posted by libertarian at 21:25| 東京 ☁| Modern HIstory | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月26日

The Americans

The AmericansというアメリカのTVドラマシリーズを観た。
レーガン時代のアメリカで、ソ連のスパイ夫婦の活動を描いたものだ。
80年代の雰囲気がよく再現されていると思う。走っている車、ファッションをその時代のものに揃えるのは結構大変だろう。80年代は遠くなりにけりだ。
今の24のようなドラマと違い、ハイテクがないし、ケータイもスマホもない時代だが、かえってドラマ性が高い感じがある。スパイの活動も基本的に内部の人間をいかに欺いて情報を引き出すかという技術だが、現代においても、このような人間がターゲットにされるスパイ活動は未だに一番のセキュリティ上のネックだろう。まさにミトニックのいうところの欺術である。

しかし今の水も漏らさぬ情報社会では個人はいくらでも国家権力に監視されてしまうわけで、たしかに危険だ。
カードなんか使うのは危険だと思いつつも、ついつい便利なので使ってしまうが。w
そもそもセキュリティ技術も軍事技術の一つだが、それが国外の敵にだけでなく、セキュリティの名目で国内の一般人に対しても使われているわけで、それはどこまで許されるのかという問題がある。情報というのは物でないのでどこまでという境界がない。

セキュリティ技術、ネットワーク技術というのは深い部分でどうなっているのかがよく分からない。ある程度までは学習できても、あるところから先の深いところは公開情報ばかりではなく闇が増えてくる感じだ。
そこを自力でブレークスルーした人間がハッカーなのだろうが。
この分野は日進月歩で複雑化、多様化していくから、ほんとに最新の技術を理解できている専門家は逆に少なくなっていくにちがいない。

posted by libertarian at 03:09| 東京 ☀| et cetera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月23日

International law is local rule

ミアシャイマーの理論とは、簡単に言えば、世界がアナーキーであることを大前提として、国家がより安定を求める行動をとるというセオリーだが、これは歴史観とも言える。
ミアシャイマーのシンプルなセオリーは、オッカムの剃刀というか、歴史をみるときパワーバランスの変化だけみるわけだ。ミアシャイマーのセオリーに地政学はほとんど関係ないし、ウェストファリア以前、以降を分けるものでもない。つまり、ウェストファリア条約の前でも後であっても、このセオリーは変わらずに適用できると考えるわけだ。ウェストファリア条約以降の国際慣習法によって、それ以前のアナーキーな状態が変化したとは考えないのだろう。
もともとウェストファリア体制はヨーロッパ内だけで通用するローカルな慣習法にすぎない。ヨーロッパ人はヨーロッパの外ではそれを全く適用せず、大虐殺を植民地で行った。同様にヨーロッパの外部であるアメリカやソ連にとってもウェストファリア条約など関係ないものであった。だからこれらヨーロッパ外の新興勢力が参戦する第1次大戦以降は殲滅戦、総力戦に戻る。
日本は生真面目に国際法を順守していたから日露は最後の決闘戦争になったわけだが、日本が負けていればロシアは国際法など無視したろう。

国家が安定を求め戦争をするという点では、たしかにヨーロッパの歴史をみるとそうみえる。
しかし日本だけをみるとそうは思えない。ミアシャイマーは日本の満州や支那への進出もその傍証としているが、これはミアシャイマーの歴史的な事実認識がややずれているともみえる。
より安定を求めるとは、攻撃は最大の防御なりということだろう。だから戦争が起こるわけだ。攻撃する人間がいなければ、戦争は起こらない。だが、必ずしも攻撃しなければいけないというわけではないので、攻撃を楽しむというインセンティブがなければこれは説明できないと思う。

そう考えると、やはりこれは人類普遍の原理や大国の宿痾といったものではなく、民族性を考慮するべきような気もする。
アーリア人の攻撃性、暴力性というのはここ500年くらい見れば突出している。
アーリア系ヨーロッパ人の暴力性はベースにキリスト教という凶悪なるカルト宗教があり、宗教的に暴力、殺戮が肯定されている。洗脳された人間のとてつもない暴力性を感じる。
また1000年以上戦争をしてきて、その淘汰の過程で攻撃性の高い遺伝子を持つ人間が優勢になったということもあるのかもしれない。犬でも土佐犬のように種による攻撃的な性質の固定というのはある。
日本人から見れば、欧米人、アーリア人は人間ではなく鬼といった方が的確だった。鬼畜米英である。w
安土桃山の頃から南蛮というのは南からきた野蛮人のことだったわけだ。
posted by libertarian at 02:53| 東京 ☀| Modern HIstory | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月19日

科学主義と社会主義:Scientific socialism

18世紀、1700年代は世界的にみて平和な時代だったように思う。
歴史年表をみてもあまり大きな戦争は起きていない。
しかし1700年代は産業革命が起こり、様々な画期的な機械が発明され、発明の世紀という印象がある。
1600年代から正確な時計の開発競争があった。これは経度を測定するための懸賞付きの問題だった。
時計の技術開発を通じて、高度な機械技術が発展したようだ。そして1700年代になると時計職人達が様々なマシンを発明する。1800年代になると電気技術が発明されエネルギー革命がおこる。1900年代にはオートメーション、コンピューターが進歩する。ほんの300−400年の間に一気に0からここまで来た感じだ。

もし、ローマ帝国がキリスト教を採用せず、ギリシャの科学を継承していれば、5世紀には今の水準まで来たのであろうか?キリスト教のためにヨーロッパは1000年の停滞をする。
1800年代の科学も数学もすでに相当に高度なレベルにあったし、古典力学は成熟して完成されたものと思われていた。全てはアトムに還元され、アトムは古典力学で決定されるものと思われていた。
ある意味、この時代は現代以上に科学万能と思われていた時代で、その時代背景があって共産主義のようなものが生まれた。マルクス以来、社会も科学の対象とされ社会科学などというものもはやるようになる。
未だに社会科学はあるが、廃止されるべきであろう。w

経済にしても、本質的に単純なものと考えられていたようだし、国家や社会の運営など科学的に計画すれば理想的にコントロールできると思われていたわけだ。それが社会主義国家のイメージであった。
ソ連が健在だった当時はなんでも頭に科学的なんとかとついたものだ。社会主義と科学という言葉は切り離せないものであった。歴史まで科学的歴史主義だなんだと言われていた。
簡単に言えば、科学的=正しいことで良いこと。科学的でないこと=間違っていて悪いことだった。
今もそうなのかもしれない。w

今思うと芸術におけるモダニズムも社会主義と非常に近いところにあった。進歩的芸術家は大体が左翼インテリであった。ソ連、東側でもモダニズム芸術なるものが盛んであった。革新主義というのは基本的に、科学がイメージされている言葉だ。

科学万能主義というのは完全に否定されているわけではないだろうが、社会主義に結びついた科学主義は失敗したわけだ。つまるところ、それはあまり科学的でもなく正しくもなかった。
複雑さというのが認識されるようになったのは割と最近のことだ。それは還元して単純化できそうにないものと認識され始めた。
posted by libertarian at 01:39| 東京 ☀| Modern HIstory | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月16日

Truman was KKK

日本に原爆を2つも落としたアメリカ大統領のトルーマンはKKK(クークラックスクラン)の構成員だったことは、公知の事実である。だが、このことはあまり取り上げられないし、知らない人も多いだろう。
私もわりと最近まで知らなかった。

今ではKKKの人間が大統領になるなんてことは、さすがにないであろうが、当時はありだったわけだ。
当時、欧米社会においてracismというのは空気のように当たり前のものだった。
このことは、トルーマンがKKKのメンバーでありながら、大統領になったということからもわかる。
今は人種差別は世界的にタブーとされてはいるが、これはあくまで建前である。
つまり国家の内側では表面上は抑制されているが、外側ではないわけではない。宗教差別も同じだ。
つまり、一度戦争になると、人種差別も宗教差別もなんでもありなのである。
posted by libertarian at 00:03| 東京 ☀| Modern HIstory | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月15日

問題はイスラムでなくチャイナである:From Islam to China

中東問題を論じている連中を見ていると、特徴的なのは連中は中東の歴史も全く知らなければ、イスラームについても全く何も知らないということだ。こういうバカな連中がメディアでイスラム国をいかにして殲滅するかなどと調子に乗って話しているからバカを通り越して危険である。
欧米は基本キリスト教徒だから、イスラームは問答無用で許せないらしい。
これが中東紛争が宗教戦争になる所以である。

欧米はずっと宗教戦争をしてきたが、近代になると宗教を前面に立てた戦争はしなくなる。
パワーバランスによる覇権争いやセキュリティ競争といった形に戦争はなっていく。
そして冷戦になると実際の米ソの戦闘は避けられ、イデオロギー競争という面が出てくる。
ソ連とアメリカの対決は、社会主義と資本主義、もしくは自由主義の競争という色彩が強かった。
しかし、結局これも情報戦に過ぎなかったのではないかという気がする。ほんとの意味でのイデオロギー競争があったとは今振り返るとあまり思えない。

そもそもイデオロギーという面でいえば、現在必ずしもリベラルな自由主義が勝利しているわけでもない。むしろ社会主義の方が勝ったのではないかと思われる。これは社会主義というよりもBureaucracyの勝利というべきかもしれない。結局、覇権争いが事の本質であり、宣伝戦としてイデオロギー対立なるものが利用されていただけだろう。

中東紛争に関して言えば、これはまさに宗教戦争でウェストファリア以前の戦いになってくる。
もともとウェストファリア体制は欧米でも第1次大戦以降は壊れており、トータルウォーの殲滅戦となっているから、変わらないわけだが。
ミアシャイマーのいうとおり、アメリカはイスラエルロビーに利用されたのか中東の宗教戦争に関与しすぎた。
というか自身が十字軍として行動しすぎたわけだ。カプランはリベラルだから途中で投げ出すのは無責任だと言っているが、そんなことはない。関われば拘るほど状況は悪化する一方なのが事実であり、アメリカの設計主義的侵略主義はとっくに破綻しているのであるから、中東からは手を引くのが双方にとってメリットがある。欧米が手を引けばテロもなくなる事は間違いない。

中東には大きくスンナとシーアの対立と、世俗主義と厳格主義の対立がある。
単純に考えれば、これは2*2の4つに分裂するしか手はない。
民族対立も入れれば、もっと複雑になるが、イスラム世界はそうやって自生的な均衡点に行き着くまでほっておけばいいのだ。イスラムはキリスト教よりは他宗教に寛容なのは事実であるようだから、それも可能だろう。今のISのような状況は欧米に対抗するため戦略的に作り出したカオスのように見える。

それよりも問題はミアシャイマーがいうとおり支那である。
支那は宗教もイデオロギーも高尚なことは一切関係ないむき出しの覇権主義だから、分かりやすいともいえる。
支那経済が危険状態と言われているが、支那はもとより共産党独裁体制であり法治国家ではないから、支那の企業には破綻という法的仕組みがない。だから、リーマンショックのような企業の破綻の連鎖みたいなものはありえない。どのような形のクラッシュになるのか想像が難しい。また経済がめためたになったとしても、支那は共産主義を捨てないから革命でも起こらない限りなにも変わりようがない。
また万が一、支那が共産主義を捨てて自由主義になったとしても、その覇権主義は変わらないため、依然として支那の脅威は衰える事がないわけだ。支那がロシア型の分裂解体をして縮小しないかぎり、脅威は去らないことになる。
posted by libertarian at 20:07| 東京 ☁| China problem | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする